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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363190997/ 東京 アパート 京太郎「やった!!ついに憧れの一人暮らしだ!」 京太郎「部屋も家賃がやすいし広いしで最高!さあ!片づけするぞ!」 京太郎「お?なんかこの段ボール重いな」 京太郎「そんな重いもの入れたっけ…と」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 咲「……」 ゴソゴソ 段ポール「……」 京太郎「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 ゴソゴソ 京太郎「さてと、廃品回収はっと」 段ボール「ちょ!ちょっとまってよ!京ちゃん!」 京太郎「咲、いや、段ボール姫」 段ボール「段ボール姫ってなに!?」 京太郎「なんでお前がここにいる!」 段ボール「あ!あとさっき京ちゃん重いって言った!ひどい!」 京太郎「そりゃあそうだろ!段ボールに人が入ってりゃ重いわ!」 段ボール「そんなの知らない!謝ってよ京ちゃん!」 京太郎「す、すまん……って!」 京太郎「お前話逸らそうとしたな!」 段ボール「あうっ!ばれたっ!」 京太郎「まったく……そろそろ出てこいよ」 段ボール「……ヤダ」 京太郎「は?なんでだよ」 段ボール「……おしえないもん」 京太郎「……お前はいつもそんなよく分からないすねかたするよな、なにをして欲しいんだ?」 段ボール「……聞かないで」 京太郎「何をだよ」 段ボール「私がここに来た理由」 京太郎「はぁ……なんでそんなに隠したいのかは分からないけど、分かったよ、聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタ揺れるなよ!下の階の人の迷惑になる!」 段ボール「……ごめんなさい」 京太郎(絶対中でショボンとしてるな) 京太郎「いいよ、で、きちんと親に連絡してるんだろうな」 段ボール「…………」 京太郎「…………」 段ボール「…………シテルヨ」 京太郎「嘘付け」 10分後 京太郎「電話してきたぞ」 段ボール「おかーさんなんて言ってた?」 京太郎「……お姉ちゃんで慣れてるから心配するな、京太郎さんがいいならここで3日お世話になってから帰ってこいだと」 段ボール「!やったーーー!!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタするなっ!それに俺が良いって言うかは分かんねえぞ?」 段ボール「……えっ?だめなの?」ショボーン 京太郎(感じる……しょぼんとしてる…) 京太郎「ったく、まあいいけどさあ」 段ボール「ホント!?やったーー!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタすんな!」 京太郎「ていうかさ、段ボール姫」 段ボール「なあに?京ちゃん」 京太郎「それ取れよ」 段ボール「なっ!なにを言うのかな!京ちゃんは!」 京太郎「俺が間違ってるのか?」 段ボール「この段ボールは私の結界なんだよ!解くための方法はただ一つ!」 京太郎「ほう?してその方法は?」 段ボール「咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいいって言いながら段ボールを3回なでなでするんだよ!」 京太郎「……えー」 段ボール「ほら!地球の命運は京ちゃんにゆだねられたよ!」 京太郎「なんか壮大なバックストーリーだな」 段ボール「さあ!京ちゃん封印をといて異世界にジャンプだよ!」 京太郎「地球見捨てるんだな、やればいいんだろ?やれば」 京太郎「こうか?咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい」ナデナデ 段ボール「なななななんと!」 カボッ 咲「段ボールの中は咲ちゃんでしたー!」 京太郎「おう、知ってた」 咲「……へ?」 京太郎「だってさっきからずっと話してただろ、それにお母さんにも連絡したじゃねーか」 咲「……あ」 京太郎「……!おまえまさか!」 京太郎「いままで気づかれてなかったと思ってたんじゃ」 咲「うわぁぁ~~~ん!」 カポッ 段ボール「か、かわいい咲ちゃんはいなかったよ!いるのは私段ボール姫だけ!」 京太郎「……図星なんだな」 段ボール「ちがうもん!気づいてなかったのは京ちゃん!今のは幻覚!」 京太郎「思わずなん…だと…と言いたくなるな」 段ボール「そうだよ!私中身なんてないもん!ロボットだから」 ぐぅ~~~~ 京太郎「……」 段ボール「……」 京太郎「今の腹の音はなんだ」 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「そうか、なら段ボール姫はロボットだからご飯いらないな」 段ボール「ごめんなさい、わたしです」 5分後 京太郎「ゴメンな、引っ越しの途中だったからカップ麺しか用意できなかった」 段ボール「ううん!かっぶめん大好き!」 京太郎「そうか、ほれ、引っ越しそばだからどん兵衛だ」 段ボール「わぁい!どん兵衛!」 にゅ~~ 京太郎「その手はなんだ?」 段ボール「ちょうだいの手!」 京太郎「その中で食べるのか?……まあいいけどさ」ヒョイ 段ボール「ありがとう!」 ズルズル 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「なんだ」 段ボール「すごい暑い」 京太郎「だろうな」 京太郎「段ボール姫、俺はこれから買い物に出かけようと思うのだけど」 段ボール「……あ、そっか」 京太郎「姫は残っとくか?」 咲「うーん、そうだ!ちょっとまってて!」 スススススススス 京太郎(奥の部屋に去っていったぜ) トトトトトトトト 咲「あっ!京ちゃん偶然だね!どこかいくの?」 京太郎「……おう、ちょっとスーパーにな、咲もいくか?」 咲「うんっ♪いくいくっ♪」 咲(ふふっ♪うまくいったよ!) 京太郎(ここ俺の家のリビングなんだが……黙っておいてやるか) 東京の大型デパート(東京しらん) 京太郎「さて、ついたぞ」 咲「うわぁ、すごい人だね!」 京太郎「そうだな、はぐれないようにしっかり側にいろよ」 咲「京ちゃん!すごい!あっちにとっても大きなペットショップがある!」ドドドドドド! 京太郎「っていってる側から!」 咲「早く行こうよ!京ちゃん!」 京太郎「ったく、ほら」 ギュッ 咲「あっ」 京太郎「手、つながないと迷子になるだろ?」 咲「……………………」 京太郎「咲?」 咲「……………………………」 京太郎「咲っ」 咲(これが……最後の京ちゃんの手の感触……これが……最後……) 京太郎「咲っ!」 咲「ひゃあ!」 京太郎「大丈夫か?具合はどうだ?ふらふらしないか?」 咲「っ!……あはは、京ちゃんは心配症だね」 京太郎「間違いなくおまえによって育てられた性格だ」 咲「そうかなー?ねえねえ京ちゃん!早く行こうよ!あっちにカピパラの赤ちゃんがいるって!」 京太郎「って引っ張るな!ちょっと!」 咲「カピパラの赤ちゃんみんな寝てるね」 京太郎「カピパラは隙があれば寝るからな」 咲「でも寝てるカピパラって可愛いね!」 京太郎「そうだな、カピもよく俺の布団を占領してた」 咲「そういえば京ちゃん言ってたねー「数学の時の咲はカピパラみたいだな」って!」 京太郎「あー言ってたな」 咲「数学の時の私がこんなに可愛いなんて照れちゃうよー」 京太郎(……相変わらずバカだな) デパート 食品売場 京太郎「晩ご飯なにがいい?」 咲「京ちゃんが作ってくれるならなんでもいいよ!」 京太郎「おっうれしいこと言うな、なら」ドサッドサッ 咲「トマトピューレに鳥モモ肉?」 京太郎「ああ、今日はミネストローネもどきを作ろうと思ってな」 咲「わーい!京ちゃんのミネストローネ!」 京太郎「落ち着け、お菓子売場があそこにあるからお菓子一個かっていいぞ」 咲「ほんとっ!?ありがとう!」トトトトトコケッ 京太郎「あ、コケた」 ドシーン 京太郎「……頭からいったな、あ、子供に心配されてる」 アパート 京太郎の家 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまー……はっ!」 京太郎「どうした?咲」 咲「ちょっとまってね!」トトトトトト 京太郎「どうしたんだ?あいつ?……あー、なるほど」 ススススススス 段ボール「ただいまー!」 京太郎「そこに戻るのか」 段ボール「戻るのです!」 京太郎「圧力鍋のおかげで料理もらくちんだな」 段ボール「圧力鍋ってすごいね!」 京太郎「ああ、あと一時間ほど待ったら完成だ、だからその間に片づけをしよう」 段ボール「手伝うよ!」 京太郎「それはありがたいが……おまえその中にいて片づけできるのか?」 段ボール「……あ」 京太郎「わっせわっせ」 段ボール「がんばれー!」 京太郎「ほいさ、ほいさ」 段ボール「ふぁいとー!」 京太郎「よいしょ、よいしょ」 段ボール「まだまだー!」 京太郎「どっこらせ!どっこらせ!」 段ボール「ふれーふれー!」 京太郎「ちょっと静かにしてくれよ!」 段ボール「ええーーっ!」 段ボール「じゃあ私はなにをすればいいの?」 京太郎「……ちょっと隣の部屋で静かにしていてくれないか?」 段ボール「むー、わかったよ!」 スススススス 京太郎「ふー、っと、このテーブル組立式か、金槌隣の部屋からもってこよう」 京太郎「おーい、咲って!!なんだこりゃ!」 ゴチャア! 段ボール「前が見えなくて段ボールに激突しちゃったよう……」 京太郎「よし!片づけも終わったしご飯にするか!」 段ボール「わーい!ご飯!」 京太郎「まったく、あ、食べながらでいいから聞けよ」 段ボール「なあに?京ちゃんの美味しいよ?」 京太郎「食べおわったら風呂沸いてるから行ってくれな」 段ボール「あ、………………」 京太郎「姫?」 段ボール(このままじゃ……私………) 京太郎「段ボール姫、どうしたんだ?」 段ボール「京ちゃん」 京太郎「どうした?」 段ボール「一緒に…入る?」 京太郎「は?へ?咲?」 段ボール「どう…かな…?」 京太郎「だ…だめだ!だめに決まってる!」 段ボール「……プッ」 京太郎「へ?」 段ボール「あはははははは!京ちゃんかわいー!」 京太郎「なっ!だましたな!」 段ボール「なにを騙したのかなー?私わからないや!京ちゃんおしえて!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!」 段ボール「あはははは!」 段ボール(…………………) 夜 京太郎「じゃあ段ボール姫、俺は座布団で寝るから姫は布団で寝てくれ」 段ボール「ふぇ?そんなの悪いよ」 京太郎「いいんだよ、お客様だしなにより女の子だ、こうしないと俺の気がすまない」 段ボール「……うん、じゃあありがとう」 京太郎「電気消すぞ」 段ボール「うん、大丈夫」 パチン 京太郎「……なあ、咲」 咲「へ?私は咲じゃないよ、段ボール姫…」 京太郎「まっくらでなにも見えないんだ、わかんねえよ」 咲「………」 京太郎「すまないけど、約束破らせてもらうな」 咲「……うん」 京太郎「おまえ、どうしてここに来たんだ?」 咲「……どうしてだと思う?」 京太郎「解ったら聞いてねえよ」 咲「あはは、そうだね……それじゃあ、言えないよ」 京太郎「……どうしてもか?」 咲「………………」 咲「うん、どうしても」 京太郎「……そうか」 咲「そうだよ」 京太郎「聞いて、ごめんな、お休み」 咲「うん、お休み」 一日目 終了 二日目 段ポール「京ちゃん、おはよう!」 京太郎「ん、おう、おはようって、お前まだその格好なんだな」 段ボール「これが戦闘服だから」 京太郎「明らかに戦いに向いてないな、このあと俺は朝ご飯食べてちょっと観光しようと思うけどどうする?」 段ボール「私は行けないけど代わりに咲ちゃん呼んでくるよ」 京太郎「ちゃんと段ボールは片づけておけよ」 段ボール「大丈夫!この段ボール折りたたみ式だから」 京太郎「段ボール姫はなんか見たい場所なんかあるか?」 段ボール「私?私はせっかく東京に来たんだし東京の雀荘に行ってみたいな!」 京太郎「それは観光というのか?」 段ボール「見たい場所だもん」 京太郎「わかったよ、じゃあチェンジしてこい」 段ボール「わかった」 ススススススス 咲「ただいま!」 京太郎「もうただいまとか言ってるしな」 時を同じくして アパート 別の部屋 菫「ついに!」 菫「ついにようやく念願の一人暮らしを始めたぞ!」 菫「ずっと前から憧れていたんだ、片づけにも力がはいる」 菫「ん?なんだこの段ボールは、やけに重い?」 パカッ 照「……」 菫「……」 菫「……」 照「……」 カポッ 段ボール「……」 菫「……」 パカッ 菫「……」 照「……」 ゴソゴソ 菫「たしか燃えるゴミは今日だったな、よし」 段ボール「ひどい」 菫「照、なにをしている」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい、なぜここにいる」 段ボール「……さっき菫私が重いって言った」 菫「照、話を逸らすな」 段ボール「……」 菫「……」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい」 菫「ほら、とっととそれを外せ、その中は暑いだろう?」 照「……ヤダ」 菫「はあ?なんでた?」 照「……教えない」 菫「まったく、片づけにならないな、一体なにがしたい?」 段ボール「……」 菫「……だんまりを決め込むか」 照「……だんまり」 菫「喋ってる、喋ってるぞ」 菫「……わかった、私の負けだ、なにも聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 菫「うれしいからって暴れるな!」 一つ下の部屋 ガタガタッ 段ボール「上の部屋の人どうしたのかな?」 京太郎「上の人も今日引っ越しだから忙しいんだろ、あとでお蕎麦もっていこうか」 十五分後 段ボール「みっちり怒られた」 菫「当然だ、勝手に忍び込んでこれくらいですむほうがおかしい」 段ボール「それは一理ある」 菫「万理ある!はぁ……そろそろそれ外せ」 段ボール「……じつはこれ私の結界、解くためにはテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いといいながら……」 菫「やらないからな?」 照「……」ショボーン ピンポーン 菫「来客だな、行ってくる」 段ボール「ちょっと待って、恥ずかしいからこれ外してくる」 菫「その良心があって安心した」 照「お待たせ」 菫「よし、行こうか、どうぞー」 ガチャ 京太郎「チョリーッス、下に越してきた須賀でーす……咲?」 菫「あ、これはどうも……照?」 咲「…………」ゴゴゴゴゴゴ 照「…………」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「咲?」 菫「照?」 咲「……京ちゃん!ちょっとまってて!」ダダダダダ! 照「菫、ちょっとまってて」トテトテ! 段ボール「京ちゃん!ただいま!」スススススス 段ボール「菫、ただいま」のっそのっそ 菫「……なんだこれ」 京太郎「……さあ」 段ボール「お姉ちゃん!会いたかったよ!」 段ボール「お姉ちゃんじゃない、段ボールプリンセス」 段ボール「段ボールプリンセス!会いたかった!」 段ボール「私も……えっと」 段ボール「段ボール姫!」 段ボール「段ボール姫に会いたかった」 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「段ボール姫」 ギュ 京太郎「姫とプリンセスで被ってますね」 菫「あー、須賀くんはそこから突っ込むタイプか」 京太郎「はい、菫さんは?」 菫「私なら「まずそれを取れ!」と言うかな」 京太郎「バシッと一発決めるタイプですか、かっこいいです」 菫「ふふっありがとう」 段ボール「段ボール姫、会えたのは嬉しいけどあまり長く会話はできない」 段ボール「なんで!?段ボールプリンセス!」 段ボール「それは封印を解いた私たちは戦う運命にあるから」 段ボール「そんなのってないよ……」 段ボール「だから次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら」 段ボール「……!段ボールプリンセス!私、頑張るよ!」 段ボール「うん、段ボール姫なら出来る」 京太郎「素直に仲直りはしないんですね」 菫「無駄に頑固だからな」 段ボール「京ちゃん!私頑張るよ!偽りの殻を破るために!」 京太郎「今破れよ」 菫「須賀くん、お蕎麦本当にありがとう、これ関係で長いつきあいになるだろうがよろしくたのむ」 段ボール「段ボール姫、バイバイ」←これ 京太郎「俺の方こそこれが迷惑かけるでしょうがよろしくおねがいします」 段ボール「段ボールプリンセス!バイバイ!」 菫「ああ、よろしく、それじゃあ、ありがとう」 バタンっ 京太郎「それじゃあ咲、行くぞ」 段ボール「ちょ、ちょっと待っててね」 スススススス 京太郎(まだ続けるのか) 咲「お待たせ京ちゃん!どこに行くの?」 京太郎「ああ、どうせなら咲が好きそうな所がいいよな」 咲「私が好きな所?」 京太郎「ああ、浅草の雷門だ」 咲「そこをなんで私が好きなの?」 京太郎「出店がたくさんあるからだ」 咲「好き!大好き!」 東京 浅草 雷門 京太郎「昨日のデパート以上に人が多いな」 咲「そうだね、京ちゃん」 京太郎「はぐれないようにしっかりついてこいよ」 咲「……うん」 咲(…………………) 咲(私…は…) 段ボール『次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら』 咲(!段ボールプリンセス!そうだよね!) 咲「京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「手、つないでいい?」 京太郎「ん?いいぞ」 ギュ! 咲「えへへ!京ちゃん!おっきいね!」 京太郎「あの提灯か?確かにすごくでっかいな」 咲「ちがいますよーだ!」 京太郎「え?じゃあなにが?」 咲「早く行こう京ちゃん!」 グイッ 京太郎「うわっ引っ張るなよ!」 咲「ちょうちんモナカおいしい!」 京太郎「これは絶品だな」 咲「フランクフルトおいしい!」 京太郎「祭りの肉ってなんでこんなにうまいんだろうな」 咲「たこやきおいしい!」 京太郎「げ、たこ入ってなかった」 咲「あとリンゴ飴とクレープと牛串とフライドポテトとチョコバナナとカットパインとわたあめおいしい!」 京太郎「食いすぎだ!」 咲「体に当てるとその部分が良くなる煙が出るあれだよ!」 京太郎「正式名称なんなんだろうな、咲、あびてけよ」 咲「むむっ!京ちゃんのことだからどうせ「胸にでも当てろノーおもち」っていうんでしょ!その手にはのらないよ!」 京太郎「いや、頭にあびてきてほしい」 咲「……」 京太郎「……」 咲「ちょっとあびてくる」 京太郎「おう」 京太郎「浅草楽しめたか?」 咲「うん!とっても美味しかった!」 京太郎「食べ物ばかりだな、さて、最後はここだ」 咲「ここは……雀荘!」 京太郎「先に調べておいたんだ」 咲「ありがとう京ちゃん!早速いこう!」 京太郎「ああ、そうだな」 カランコロン おっさん「いらっしゃい、今ほぼ満席でひとつしか空きがないけどいいかい?」 咲「うん!いいよ!」 おっさん「じゃああっちの一番奥にどうぞ」 咲「はーい!行こう!京ちゃん!」 京太郎「ほいほい、すいません対局してもらっていいですか?」 ???「ああ、かまわない」 ???「だいじょうぶ」 京太郎「ってあなたたちは!」 咲「すみれさんにお姉ちゃん!」 照「……!」 菫「早い再会だな」 咲「あわ!あわわわわわ!」 咲「京ちゃん!まってて!」 照「……」ゴソゴソ 菫「須賀くんたちも浅草に?」 京太郎「はい、観光目的で、弘世さんも?」 菫「私たちはここ目的だな、レベルが高いんだ、ここ」 照「あとメンチカツと揚げまんじゅうを食べにきた、宇宙からの意志で」ゴソゴソ 京太郎「そうなんですか、偶然ですね」 段ボール「京ちゃん!おまたせ!」 京太郎「なんとなく予想はしてたけどどこから持ってきた?」 段ボール「さあ、麻雀をはじめよう」 菫「照、脱げ」 菫「まったく、恥ずかしいと思わないのか」 京太郎「弘世さんの言うとおりだ、咲、恥ずかしいぞ」 段ボール「……それならこれで」 段ボール「恥ずかしくないよ!」 京太郎「こ、これは!」 段ボール「さあ、麻雀を始めよう」 東家 段ボール 南家 段ボール 西家 段ボール 北家 段ボール 段ボール「いい牌だ」 段ボール「……それポン」 段ボール「カン!もいっこカン!」 段ボール「ピンフの条件わかりにくい…」 段ボール「……ツモ」 段ボール「ふむ、してやられた」 段ボール「すごいよ!段ボールプリンセス!」 段ボール「うわっ早い!」 段ボール「「シュールすぎるわ!!!」」 段ボール「……ねえ、段ボールプリンセス」 段ボール「……なに?段ボール姫」 段ボール「私にはね、お姉ちゃんがいるんだけど」 段ボール「うん」 段ボール「ちょっとしたことが原因で喧嘩しちゃったんだ」 段ボール「そっか」 段ボール「だから私は仲直りするためにいっぱいお姉ちゃんが好きなことを練習してきたんだよ」 段ボール「……そうだね」 段ボール「私とおねえちゃんは、仲直りできるかなあ?」 段ボール「……」 段ボール「あなた一人の力じゃだめだと思う」 段ボール「……そっか」 段ボール「だって相手が仲直りしたいと思わなきゃ仲直りできないもん」 段ボール「そう……だよね」 段ボール「でも」 段ボール「え?」 段ボール「安心して、きっとそのお姉ちゃんも仲直りしたいと思ってる」 段ボール「それじゃ!」 段ボール「大丈夫、勇気を出して、あなたはあなたが思ってるよりずっと可愛くて愛されてる」 段ボール「っ!うんっ!」 段ボール「ええ話やなあ!」 段ボール「そうだな」 おっさん(なんだあいつら) 段ボール「……ロン、私の勝ちだよ」 段ボール「うんっ……グスっうんっ!」 段ボール「やれやれ、これじゃ勝負なんてできないな、須賀くん、咲さんをつれていってやってくれ」 段ボール「はい、わかりました、段ボール姫、行こうか」 段ボール「……うんっ!」 おっさん(意味わかんねえ) 段ボール「……いっちゃったね」 段ボール「そうだなっと、ふう」カポッ 菫「今日のおまえはよくやったよ」 段ボール「ほめてくれる?」 菫「ああ、いいぞ」 段ボール「……じゃあ、なでなでして?」 菫「それは無理だ、頭がない」 アパート 京太郎のいえ 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまっ!京ちゃん!ちょっとまってて!」 京太郎「いつものか」 トトトトトト スススススス 段ボール「おまたせっ!」 京太郎「おう」 段ボール「ここで重大発表があります!」 京太郎「へ?」 段ボール「なんと!」 段ボール「私段ボール姫の中身は!」 カポッ 咲「咲ちゃんでした!」 京太郎「知ってた」 咲「それを知ってた!」 咲「さらにもいっこ!」 京太郎「おう」 咲「私!宮永咲は!」 咲「段ボールを卒業します!!」 京太郎「さ!咲が段ボール卒業!?」 咲「なんだかんだで被ってたの一日ちょっとだけどね」 京太郎「そ、そうだな、なんかやたらに驚いちまったぜ」 咲「ふふふ!こっから私の時間が始まるんだよ!」 京太郎「始まるのか」 咲「はじまるのです」 京太郎「そうか、咲は腹へってるか?俺はすいてないけど」 咲「すいてないよ」 京太郎「そうか、じゃあお風呂沸かすから入れよ」 咲「京ちゃん!」 京太郎「なんだ?」 咲「いっしょにお風呂はいろ?」 京太郎「」 京太郎「さ、さきさん?」 咲「どうしたの?」 京太郎「じょ、冗談だよな」 咲「本気だよ!」 京太郎「」 京太郎「展開が急すぎるぞ!」 咲「そうかな?いろいろヒントはあったと思うけど?」 京太郎「て、テンション上がってねえ?」 咲「上がってるよ!だってやっと気づいたんだもん!」 京太郎「な、なにをだ?」 咲「私が手をのばし続けることが出来れば、いつかあなたが手をのばしてくれた時、絶対にその手を掴めるってこと!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!ダメだ!絶対にダメだ!」 咲「そっか、別にいいよ、私は手をのばし続けるだけ」 京太郎「おまえが魔王に見えるよ」 咲「ひどいなあ、じゃあ私お風呂いってくるね」 トトトトトト 京太郎「…………」 京太郎「完全につかまった?」 そのころ アパート 一つ上お風呂場 照「ぴちぴちちゃぶちゃぷらんらんらん」 菫「行く時にお風呂沸かして正解だったな、おかげですぐ入れた」 照「……おせなか流します」 菫「おっ!たのんでいいか?」 ゴシゴシ 照「力加減どう?」 菫「ちょうどいいぞ、背中が気持ちいい」 照「……菫、私があんなことした理由…聞きたい?」 菫「あの段ボールか?聞きたいな」 照「……とっても単純でね…ただ、こうして菫と遊びたかったの」 菫「……そうか」 照「でも、どうすればいいかわからなくて、菫が一人暮らしするって聞いて、それで…これだってなって」 菫「まったく、ふつうに玄関から遊ぼうと言えばいいのに」 照「……断られるかもしれかったから」 菫「お前の誘いを断るわけがない、それにしても、まったく、そっち向くぞ」 照「?うん」 クルッ ギュッ! 菫「かわいいこと言うじゃないかコノコノコノーッ」 照「ひゃん!あはははは!くすぐったい!やめてぇ!」 菫「全く!そんなことか!そんなことだったのか!ほーれ!コチョコチョ!」 照「ちゃ!しょこはやめてぇ!」 菫「もうはなさないからな!一緒に寝るぞ!抱き枕にしてやる!」 照「あははははは!しゅみれぇ!わかったからぁ!」 夜 咲「ホントにベッドで寝なくていいの?」 京太郎「いいんだよ、男のプライドだ」 咲「そっかじゃあありがとうお休み」 京太郎「おやすみー」 カチッ 京太郎「明日、帰るんだよな」 咲「うん、そうだよ」 京太郎「……楽しかったか?」 咲「うん、とっても!」 京太郎「そうか、なら良かった」 咲「それにね」 京太郎「それに?」 咲「………うんん、明日言う」 京太郎「ちょっ!寝る前に気になること言うんじゃねえ!寝れなくなるだろ!」 咲「あはは、頑張って寝てね、おやすみ」 二日目 終了 三日目 咲「おはよー京ちゃん」 京太郎「おう、おはよう咲、今日は何時に帰るんだ?」 咲「んーとね、大体お昼過ぎくらいの新幹線で帰るかな」 京太郎「そうか、じゃあそこまで時間はないな」 咲「うん、だからどこかにいくとしても遠くにはいけないね」 京太郎「そうか、じゃあさ」 咲「なにかアイデアあるの?」 京太郎「ぶらりと、このあたりを散歩しないか?」 外 京太郎「いい日差しだな」 咲「うん、東京って言っても緑はたくさんあるんだね」 京太郎「東京に夢を持ちすぎだって、東京だって自然はあるさ」 咲「あはは、そうだね」 咲「堤防の上は気持ちいいよ」 京太郎「高いからな、気分もよくなる」 咲「うん!わたし高いところ好き!」 京太郎「その好きはことわざ的な好きだろ?」 咲「へ?……あ!ひっどーい!」 咲「あ、猫ちゃん」 京太郎「黒猫の親子だな」 咲「黒猫って不幸の象徴だったらしいね」 京太郎「おう、それなら論破できるぞ」 咲「どうやって?」 京太郎「あんな可愛い猫がみれたなら幸せな気分になるに決まってる、だから黒猫をみて不幸になるはずない」 咲「あ、そっか!京ちゃんすごい!」 京太郎「そいつはありがとう」 ピュッ!バチャン 咲「なんの音?」 京太郎「魚が虫を食べたんだろ」 咲「……なんで虫を食べる魚は水の中にいるのかな?」 京太郎「どゆことだ?」 咲「だって虫食べたいなら地上にでればいいじゃん」 京太郎「……そうして生まれたのが両生類です」 咲「あ、そっか」 咲「せーかいーにひーとーつだーけーの」 京太郎「流行ったよな、それ」 咲「うん、私この歌好き!」 京太郎「その歌では俺たちふつうの人もオンリーワンだって言ってくれてるけどさ」 咲「うん」 京太郎「もともとナンバーワンでオンリーワンのやつとつりあうにはどうしたらいいんだろうな」 咲「?よくわからないや」 京太郎「……そうだな、忘れてくれ」 咲「あ!京ちゃんあっち見て!」 京太郎「ん?あ、照さんと弘世さん、アイス食べてるな」 咲「って言うかあれって……」 京太郎「照さんのスプーンを取り上げて弘世さんがアーンで食べさせてるな、弘世さんニコニコしてるぞ」 咲「~~~~~っ!恥ずかしい!早く行こう!」 京太郎「ちょ!待てよ咲!」 咲「ハアッ!ハアッ!ハアッ!」 京太郎「まったく、急に走るからだ、休憩してくか?」 咲「だ、だいじょうび、はあっ」 京太郎「ほら、ベンチがあるから休憩していこうぜ」 咲「うん、ごめん、ありがとう、って京ちゃんなにしてるの?」 京太郎「ベンチにハンカチを敷いてるだけだが?」 咲「……京ちゃんやるね」 カキーン! 京太郎「お!リトルリーグやってるぞ!」 咲「あ、ホントだ!ワンナウトランナー1、2塁のチャンスだよ!」 京太郎「こうゆうのって見てるとあの一番小さいやつを応援したくなるよな」 咲「ちょっとわかるかな?じゃあ私もあの子応援しよう」 京太郎「お!満塁であいつだ!」 咲「ガンバレー!」 カキーン! 京太郎「おお!特大ホームランだ!」 咲「すごーい!すごいよ!」 京太郎「へんな目で見られたな」 咲「そりゃあそうだね」 京太郎「お?あそこで犬がフリスピー追いかけてるぞ!」 咲「ほんとだ!わんちゃん早い!」 京太郎「く!でもギリギリとどかないか?」 咲「あっ!ワンちゃん跳ねた!」 京太郎「すっげえ!ジャンピングキャッチだ!」 京太郎「……そろそろ、時間だから戻るか」 咲「……そうだね」 京太郎「…………」 咲「…………」 京太郎「楽しめたか?」 咲「…………」 京太郎「…………」 咲「楽しめるわけ、ないじゃん」 咲「いままで一緒にいた時間よりずっと少ないよ」 京太郎「…………」 咲「いままで一緒にいた時間は今度からどうすればいいの?」 京太郎「…………」 咲「なんで京ちゃんは、東京に行くの?」 咲「ねえ、どうしてなの?」 京太郎「…………」 咲「答えてよ……」 京太郎「…………」 咲「ねえっ!」 京太郎「……咲」 咲「……なあに?」 京太郎「俺は咲が好きだ」 咲「……へ?」 京太郎「おバカな咲が好きだ、ほんわかとした咲が好きだ、ニコニコしてる咲がすきだ」 咲「きょ!京ちゃん!」 京太郎「心優しい咲が好きだ、前を向ける咲が好きだ、おバカな咲が好きだ」 咲「お、おバカって二回言った…」 京太郎「俺より、はるか高いところにいる咲が好きだ、そして」 京太郎「俺はお前に追いつきたい」 咲「……そんなことで?」 京太郎「俺にとっては大事なことなんだ」 咲「別にそんなこと気にいないのに?」 京太郎「俺が気にしてしまうんだ」 咲「京ちゃんの勝手」 京太郎「ああ、勝手だ」 咲「……私も勝手にするからね」 京太郎「…………」 京太郎「ああ、勝手にしろ」 そのあと 俺と咲は会話を一つもしなかった 俺は顔を隠す咲をできるだけ見ないようにした 電車が来た時に引き留めようとも思ったけれど 行動には起こせず、過ぎ去っていく咲を見送った 三日目 終了 最終日、あるいは一日目 京太郎「うっへー、今日も忙しいなあ」 ピンポーン ハギヨシ「ちわーっすあざっーす、宅配便でぇーっす」 京太郎「っはーい!」 ガチャ ハギヨシ「うぃーっすおとどけものの段ボールでぇーす、ここにサインお願いしまーす」 京太郎「はーい」 ハギヨシ「ご利用ありがとうございましたぁー!」 京太郎「はーいって!重っ!なに入ってんだ!?」 京太郎「ったく、重かったぜ、中身はなんだろなっと」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「……」 段ボール「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「咲」 段ボール「咲ちゃんじゃありません段ボール姫です」 パカッ 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「咲」 咲「咲ちゃんでした」 京太郎「お前段ボール卒業したんじゃないのか」 咲「うそです!」 京太郎「……まあいいけどさ、何しに来たんだよ」 咲「勝手なことをしにきました!」 京太郎「勝手なこと?」 咲「うん!勝手に京ちゃんの家に住み着いて家事をして主人の帰りをまつの!」 京太郎「主人てなんだよ」 京太郎「まったく、お前にはかなうねえよ」 カポッ 段ボール「どっからでもかかってこい!」 京太郎「それ取ってから言えよ、ったく、好きにしろ」 段ボール「いいの!?」 ガタガタッ! 京太郎「暴れるな!ったく、ここにいればいいじゃないか」 段ボール「やったあ!」 京太郎「でも一つだけ言わせてもらうとな」 段ボール「?」 京太郎「段ボールを脱げよ!」 段ボール「だが断る!」 カン! ハギヨシ「家……ですか」 透華「ええ、命令いたしますわ、今すぐ自室をひきはらいこちらが用意した家に引っ越しなさい」 ハギヨシ「……理由がわかりかねます」 透華「あら、ハギヨシならとっくに気づいているでしょう?そのような遠回しな反対は好みませんわ」 ハギヨシ「もうしわけありません、透華お嬢様」 透華「分かっているのなら自分で理由を説明してご覧なさい」 ハギヨシ「は、私の行動が、執事としての職務を逸脱していることかと」 透華「その通りですわ、龍門淵家での扱いが執事だろうと、相手する方々からすれば、 もはやあなたはただの執事ではありません、交渉相手の一人です」 ハギヨシ「もったいなきお言葉」 透華「自分と対等の立場にある交渉相手を龍門淵では私財も与えず奴隷のように扱っている、 だから気に入らない、こうなってはもう遅いですわ」 ハギヨシ「実際には給与はこの身には余るほど頂いているのですが」 透華「あいつらにとっては使わない金など持っていないも同じ、レッテルを張られるのはできるだけおさえたいですわ」 ハギヨシ「いちどついた印象は長い時間か大量の金でしか変えることができませんからね」 透華「そうゆうこと、本日の職務は終了とし至急引っ越しの準備をなさい」 ハギヨシ「かしこまりました」 龍門淵の屋敷麻雀室 咲「でね!京ちゃんたら酷くて私に勝手にしろって!」 衣「よくわからないがそれは極悪外道、京太郎というやつは酷い」 咲「ちょっと!そこまで言ったらいくらころもちゃんでも怒るよ!」 衣「……衣はどのようにすれば良いのだ?」 ギイッ ハギヨシ「衣さま、失礼します」 衣「む?なんだ?ハギヨシ」 ハギヨシ「は、この度住まいを変えることとなりましたので連絡に参りました」 衣「……は?」 説明後 ハギヨシ「と、言うわけでございます」 衣「ま!まて!ハギヨシが仕事の時間にしか居なくなるということは!衣の寝るときに見る絵本は誰が読んでくれるのだ!」 ハギヨシ「すでに国広様に依頼しております」 衣「ま!まて!衣は!衣はぁ!」 ハギヨシ「……失礼します」 ギィッバダッ 衣「さっ咲!どうしよう!ハギヨシが!ハギヨシが!」 咲「うーん、これは……そうだ!」 衣「おお!その意気軒昂なひょうじょう!なにかあるのか?」 咲「我に秘策あり!だよ!」 ハギヨシホーム(豪邸) ハギヨシ「予想はしていたことですが、住むのに困るほどの広さですね」 ハギヨシ「しかもこの家財道具の量…」 ゴチャア ハギヨシ「これは全て片づけるのに30分はかかりそうですね、執事として恥ずかしいことです」 ハギヨシ「では、とりかかりましょう」 カサッ… ハギヨシ「!これは!」 ハギヨシ(荷物の中に生体反応が一つ、大方龍門斑家に送り込まれた生物兵器あたりでしょうか…) トクッ…トクッ… ハギヨシ(心音を捕らえることが出来ました、まったく、 心臓を止める技術もない生物兵器を送りこむとは龍門斑もなめられたものです、この心音によると…) ハギヨシ「あの段ボールの中…ですね…」 ハギヨシ(まずは背後にテレポート)ヒュン! 段ボール「!」ガタッ! ハギヨシ「おとなしく投降しろ、死よりも恐ろしいものを見てみたければ話は別だがな」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ(ふむ、感情があるタイプの兵器ですか、幸いそのタイプの相手は日常茶飯事です) ハギヨシ「カウントする、3」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ「2」 段ボール「」ガタガタガタガタガタガタガタ ハギヨシ「1、殺します」 段ボール「ひっ!!ごめんなしゃいー!」 ハギヨシ「!!?」 ハギヨシ(この声!まさか!) パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ゴソゴソ 段ボール「……」 ハギヨシ「……」 パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ハギヨシ「……ああ、やってしまった」 衣「はぎよし?もうおこってないか?」 ハギヨシ「……はい、すいませんでした」 衣「いや、いいんだ、ハギヨシはいつも守ってくれてくれてる、今回もそのつもりだったのだろう?」 ハギヨシ「……ですが」 衣「いい、衣が許す」 ハギヨシ「……感謝します」 衣「そんなことよりもだ!」 カポッ! 段ボール「ハギヨシ!ころ……じゃなかった!私を拾ってくれ!」 ハギヨシ「…………突然すぎて意味がわかりません」 段ボール「およ?宮永はこうすれば分かる……と」 ハギヨシ「お言葉ですが分かるわけがありません」 段ボール「ふむ、すこし早いが宮永が託してくれた秘密兵器を一つ使うか」 ハギヨシ「秘密兵器……とは?」 段ボール「ここから開けるだけでいいらしいぞ?」 ハギヨシ「では、失礼して」 パカッ ハギヨシ「ふむ、何か書いてありますね、これは…」 ひろってやってください ハギヨシ「……」 衣「ふぇ?どうしたんだ?」 カポッ 段ボール「にゃ!何で閉めるんだ!」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?宮永はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?咲はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 衣「ふふふ!ハギヨシが笑った!こんなこと初めてだ!このまま咲の秘密兵器その2で畳み掛ける!」 ハギヨシ「まだあるのですか!」 衣「秘密兵器を一つ、と言ったからな!二号があって至極当然!今度の秘密兵器はこれだ!」 ハギヨシ「紙…いや、カンニングペーパーですか」 衣「さあ!読むぞ!」 衣「ハギヨシへ、あまえころも ハギヨシ、いつもころものために色々なことをしてくれてありがとう いつもは恥ずかしくて言えないけど、ハギヨシにはいつもかんしゃしています でも、そんなハギヨシが引っ越しちゃうと聞きました 我慢したいけど我慢できないからいいます ハギヨシにあえなくなったらさみしいです ハギヨシといっしょにいれなかったらさみしいです ハギヨシにお休みを言えなくなったらさみしいです だからどうか、ころもをハギヨシの家においてください おやつのプリンもがまんします、おてつだいもがんばります だから、ハギヨシのとなりでお昼寝させてください ハギヨシと一緒にいさせてください それが衣のおねがいです」 段ボール「その……どうだ?ころもも恥ずかしいのだが……」 ハギヨシ「これは……自作で?」 段ボール「うん、細かいところは直してくれたけど大体は」 ハギヨシ「……少々失礼します」 衣「?どうしたのだ?」 スタスタスタスタ ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ! 段ボール「ハギヨシ?どうさた?壁なんてたたいたら手が痛い痛いしてしまうぞ!」 ハギヨシ(私はロリコンではない私はロリコンではない私はロリコンではない) 段ボール「これでもだめか!?だめなのか!?」 ハギヨシ「いえ、衣様、わかりました、わかりましたから…」 段ボール「わかった!ころ……わたしも出そう!最終兵器を!」 ハギヨシ「おねがいですから…話を…」 段ボール「最終兵器は!これだ!」 ハギヨシ「こっ!これは!」 回想 段ボール姫「完璧!これで今日からころもちゃんも段ボールペットだよ!」 段ボールペット「これが段ボールの住み心地……生まれ変わったようだ」 段ボール姫「これでハギヨシさんとも一緒にいられるよ!」 段ボールペット「本当か!?」 ???「……相変わらず姫は詰めが甘い」 段ボールペット「お、お前は!」 段ボール姫「段ボールプリンセス!」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! 段ボールプリンセス「……彼は強敵、生半可な力じゃ倒せない」 段ボールペット「そ、そんな……」 段ボール姫「じゃあ…どうすれば…」 段ボールプリンセス「……だから私がきた、これを見て」 段ボール姫「なっ!これは!」 段ボールペット「これがあれば……ころもも…」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! それからころもたちの挑戦がはじまった あんな時も 段ボールプリンセス「もっとなめらかに、しなやかに」 段ボール姫「必要なものもらってきたよ!」 段ボールペット「あっ…こぼしてしまった…」 こんな時も頑張った 段ボールペット「ころもはだめだ!なにも出来ないんだ!」 段ボール姫「がんばって!」 段ボールプリンセス「……ペットならできる」 一「段ボール外してやれよ」 そして! 段ボール「出来たのが……これだ!」 ハギヨシ「……これは」 段ボール「ああ、これが段ボールペットお手製!」 段ボール「プリンセスプリンペットバージョンだ」 ハギヨシ「……ころもさま、ころもさまが…」 段ボール「さあハギヨシ!食べてくれ!」 ハギヨシ「……いただきます」 ハギヨシの舌は、そのプリンの味を冷静に語っていた 焦げていて、甘すぎて、所々堅い、そんなプリンだった だが、彼が今までに食べた物の中で一番美味しかったものを選ぶとすれば まちがいなくこれを選ぶ そんなプリンだった それと同時にハギヨシは宮永咲を衣に近づけてはいけないと、深く心に刻みつけた 次の日 ハギヨシ「ヘイユー!ミス咲!」 咲「へ?ハギヨシさん?どうしたんですか?」 ハギヨシ「ユーは京太郎になんのアクションもしないのカイ?」 咲「でも……場所が離れてるし…」 ハギヨシ「甘えるな!」 咲「!?」 ハギヨシ「もっと熱くなれよ!もっと熱くなれよ!」 咲「……そうですね!もっと熱くなります!」 ハギヨシ「そうか!ならこの段ボールに入ってくれ!」 咲「はい!」 ハギヨシ「マッハで行くぜ!」 ドドドドドド ハギヨシ(こいつだけは!衣様から離れさせる!なんとしても!) ハギヨシ「ゴーーーー!」 衣「ハギヨシはどうしたんだろうか……」 透華「大丈夫、夢だからすぐに覚めますわ」 衣「そうか!なら安心だな!お?あそこにいるのは!」 段ボール「……また会った」 カポッ 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「……いこう、段ボール道は奥が深い」 段ボール「ああ!」 スススススス 透華「……夢、これは夢」 一「現実ですよ」 がんばれハギヨシ負けるなハギヨシ いつか君の努力が報われる日まで! カン!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1379605327/ 京太郎「そうだったのか……。気が付かなかったぞ」 咲「中学生の時にお姉ちゃんに人生相談したら気持ち悪がられてね」 京太郎「もしかしてそれが別居の理由?」 咲「……うん。私と居ると身の危険を感じるんだって」 京太郎「咲が何かするとか思えねーんだけどな」 咲「私も一生懸命、弁解したよ。でも、何か同じ空間に居るのが嫌みたいで」 京太郎「まぁ…仕方ねぇよ」 咲「…そうだね。私が女の子好きなのは身内の恥だと思ってるだろうし」 京太郎「うーん。なんで俺にカミングアウトしたんだ?」 咲「京ちゃんも私と同じって思ったから」 京太郎「……俺は巨乳好きの女好きだよ」 咲「嘘だ!私、見たもん!京ちゃんが嬉しそうな顔して男の人の車に乗るの」 京太郎「チッ…」 咲「あんな顔、私達の前では見せなかった!和ちゃんの胸を見てる時より目がキラキラしてたよ」 京太郎「しゃーねな。咲もカミングアウトしてくれたんだ……。俺も…」 京太郎「今、付き合ってる彼氏とデートしてたよ」 咲「彼氏!?やっぱり、京ちゃんは……」 咲「京ちゃんはホモ?」 京太郎「そうなるな。今、好きな人は男の人だ」 咲「私も……好きな人は女の人」 京太郎「咲は付き合ってないのか。片思いか?」 咲「う、うん。最近その人の事を考えると夜も眠れないの」 京太郎「……完全に恋する乙女モードだな」 咲「毎日毎日の部活が楽しくて…、楽しくて…。 こんな日がずっと続けばいいのにって思う反面、もっと違う関係になれたらとも思う」 京太郎「なぁ、咲の好きな人当てていいか?」 咲「え?部活には四人も居るよ。当てれるの?」 京太郎「麻雀は下手くそな俺だが、これだけは当てる自信がある。99%当てれる」 咲「最低でも25%だよ!?い、言ってみてよ。一回で当てたらレディースランチ奢ってあげる」 京太郎「その言葉、忘れるなよー」 咲「当てれなかったら、京ちゃんが私にレディースランチ奢ってよ?」 京太郎「へいへいその条件のった」 咲(私がかなり有利だよね。三人もハズレが居るわけだし) 咲(やっぱりこう言う賭けはフェアじゃないと駄目だよね) 咲「ヒント出した方がいい?四択ってよく考えたら難しいよね」 京太郎「いらねぇ。むしろ全国含めても良かったくらい」 咲「ホント!?私、ずっと普通の女の子演じてたはずだよ!普通、ノーマル。バレてるわけがないよ!」 京太郎「いやー……、もしかすると部長も気付いてると思うぞ」 咲「嘘だ嘘だウソだ!そんなのバレてたら、もう私学校に来れないよぉ……」シュン 京太郎「部長と話した事はないんだけどな。何となくそう思うだけだよ」 咲「……で誰だと思うの?」 京太郎「和」 咲「~~~~~ッッ!?!??!??!」ビクッ 京太郎「レディースランチご馳走さん」 咲「う、うん///当たってるよ」 京太郎「咲は和に恋愛感情を持ってたのか……。友情にしては…こう…、少し異質な物を感じてた」 咲「同じ部活仲間に恋愛感情を持つっておかしいよね?私、頭おかしい子だよね?」グスン 京太郎「そうだな。頭がおかしいのかもしれない」 京太郎「部活仲間と恋愛はよく聞く話だ。俺と咲なら何の問題もなく付き合ってるだろうな」 京太郎「けどさ……。俺もホモだからわかるけど、好きになっちまったもんは仕方ないって思うんだよな」 咲「うっうっ…、和ちゃんってなんで女の子なんだろう…。 もし男の子に生まれてくれてたら、私も告白して玉砕出来るのに」ポロポロ 京太郎「和は女だからなぁ……。こればっかりはどうにも」 京太郎「後、二年以上あるぞ。ずっと秘密にするのか?」 咲「墓まで持って行こうと思う。和ちゃんとはずっと親友で居たいから……」 京太郎「それがいいかもなぁ……。和がレズならワンチャンあるけどさ」 咲「絶対ないよ!和ちゃん、真面目だもん」 京太郎「俺も真面目なつもりなんだが……」 咲「嘘だー。宿題もロクにやってこないのに?」 京太郎「宿題は……咲の写せばいいからな」 咲「そんな事だから嫁さん言われるんだよ。わ・た・し・が」 京太郎「ごめんな。カモフラージュにはちょうどいいって思ってるぜ」 咲「京ちゃん恋人居るんでしょ?私が嫁扱いされて、怒ったりしないの?」 京太郎「あの人は大人だからなぁ……。嫉妬なんかしないんじゃねぇかな」 咲「大人の人と付き合ってるんだ」ドキドキ 京太郎「おおぅ、大人はいいぞー。奢ってくれるし、帰りは送ってくれるし」 咲「そっかー。いつの間にか京ちゃんは大人の階段登ってたんだね……」 京太郎「まぁな」ドヤッ 咲「ど、どんなデートしてるの?」 京太郎「気になるの?」 咲「もちろん」コクコク 京太郎「咲は俺の秘密を知る数少ない友人だから、話してやるか」 咲「うんうん」コクコク 京太郎「彼氏は俺と違って働いてるから、ホモバレは絶対避けたいはずなんだ」 咲「だよねぇ」 京太郎「だから室内デートが多いよ」 京太郎「咲が見たのは……、多分、俺達映画を見に行ってたかな」 咲「映画かー。いいなぁ……。私も和ちゃんと映画行けたら……」 京太郎「映画くらい行けるだろ?誘えよ」 咲「優希ちゃんがセットで着いて来るから……。私が行きたいのは映画デートで、映画見に行くんじゃないもん!」 京太郎「和って映画のラブシーンで表情変えたりするのかな?」 咲「わかんない。意外にアタフタするかもしれないし、シレッとしてるかもしれない」 京太郎「和は精密機械みたいな印象あるからな。やっぱり何もなかったかのようにポップコーンを食べ……」 咲「恋人さんはどうだったの!?」 京太郎「男同士だからアクション見てたよ。もちろん手を繋ぐ事もなく」 咲「きゃーーーーー!きゃああああああ!!!!!」 咲「こうやって手を重ねるとかないの?」ピトッ 京太郎「ねぇよ。男同士が、手を重ねてたら気持ち悪いだろうが」 京太郎「ってか、俺に触るな!」ババッ 咲「ご、ごめん。つい」 京太郎「女に触られると蕁麻疹が出るんだよ」スリスリ 咲「ごめん、気をつけるよ」ペッコリン 京太郎「手を繋ぐで思い出した。咲、お前和の布団に入りこんだらしいぞ」 咲「うそッ!?」 京太郎「ホントホント。全国大会個人戦の夜な」 咲「あの日かな……。お姉ちゃんに会いに行って叩かれて、トイレで泣いた日」 京太郎「トイレで泣いてたの?花子さんかよ」 咲「みんなの前では泣かないようにって……。でもさ……」 咲『ごめん。今日は一人させ……』 和『咲さん。ウサギさんみたいに目が真っ赤ですよ』 優希『そうだじぇ!ほっとけないじぇ』 咲『ううっ…うぐっ…、えぐっ…な、な、な泣いて…なんか……』ポロポロ 和『咲さん』ダキッ 優希『さーきーちゃーん』ダイブ 和『何があったか聞きません。知りたくもありません』 優希『泣きたいのに我慢しちゃ駄目だじぇ。私なんか試合が終わってからすぐ大泣きしてたじぇ』 咲『わたわわわわたし、昔から変な子で!お姉ちゃんにいっぱい迷惑かけて!ぐすっ…えぐっ…、それで…、それで!』ポロポロ 和『咲さん、今日は私と優希がずっと側に居ますから……』ギュウゥゥゥ 優希『私達、ズットモだじぇ!』ビシッ 咲『うん!うんうん。和ちゃんと優希と友達になれて良かった』ポロポロ 咲「で、三人で仲良くガールズトークしながら寝たの」 京太郎「その後。その後だ、話は。和が言うにはなぁ~」 モゾモゾモゾ…… 和『なんだか寝苦しいです』 咲『くーかー』スピー 和(咲さん!?) 咲『お姉ちゃん…今までごめん。そしてありが…と…う…。変われなくてごめんなさい』ムニムニ 和『んっ…くぅ…、咲さん咲さん、私はお姉さんではありませんよ』小声 咲『最後に…これで最後だから…、昔みたいに…』ポロポロ 和『……咲さん』 咲『甘えさせて下さい』モミモミ 和(今夜だけですよ?寝苦しい夜になりそうですね) 京太郎「ってわけよ。おかげで和には目のクマがばっちりと」 咲「あーーーーーーーー!あの日の翌朝、和ちゃんが眠そうにしてたのは私のせいなんだ」 京太郎「安心しろ。本人的には青春の一ページの思い出として話してた。レズビアン特有の行動とは思ってないはずだ」 咲「ううっーーー恥ずかしい///私、何やってるの……」ドヨーン 京太郎「このままだといずれボロが出るかもしれないぞ」 咲「ごめん。気をつける」 京太郎「俺に謝られてもなぁ……。咲は和に触れたいのか?」 咲「そりゃ…少しは…、思ってるよ…」 京太郎「咲にも性欲があるのか。お兄さんびっくりだ」 咲「むっ!?性欲なんかじゃないもん!もっとこうピュアな感情だよ」 京太郎「性欲でも肉欲でもいいよ。咲は、和の体に触れたいんだろ?」 咲「……」コクン 京太郎「レズならバレずに触れ。優希にもベタベタしつつ、和ともベタベタすればいい」 咲「う~ん、難しいなぁ」 京太郎「女はまだマシだぞ。ベタベタしてても、同性愛とは疑われにくい」 咲「そうだね。私も優希がこっち側の人間かと思ってたけど」 京太郎「アイツは違う」 京太郎「男同士なんか人目がある所でイチャイチャ出来ないんだぞ!?この辛さがお前にはわかるのか?」 咲「でも京ちゃん、恋人居るし……。私よりずっとずっと、幸せだよ!」 咲「いや…私も十分に幸せなはずかな。とても仲のいい友達が居る、好きな人が同じ部活に居る」ブツブツ 咲「和ちゃんの横顔を眺めている時間は私にとって、とても…とても…幸せな時間のはず」ブツブツ 京太郎「そうそう。今以上の幸せを望むなら、失う覚悟もしないとな」 咲「それって和ちゃんとの信頼関係って事?」 京太郎「そうだ。俺がホモだとバレたら、きっと俺はクラスで孤立するだろう」 咲「……うん。私もバレたら、優希ちゃんも余所余所しくなるかもしれないね」 京太郎「和はもっとひどいかもしれん」 和『咲さんってレズビアンの方ですか?すいません、私はそっちの気はないので……、その…とても…困ります』ビクビク 咲「うわあああああああああ!!!!!!!!!!」 京太郎「落ち着け!それはまだマシなパターンだ!もっと最悪なパターンもある」 咲「どうしよ…どうしよ…」カタカタ 京太郎「今のままの付き合い方だとバレる可能性があると思う。部長が勘付いてるくらいだし」 咲「うっう…、私が和ちゃんを嫌いになればいいの!?無理、無理ムリムリ!嫌いになんかなれるわけない」ポロポロ 京太郎「恋心を隠して上手く付き合って行くしかないんじゃないか?」 京太郎「レズなら少しくらいベタベタしても大丈夫だからさ」 咲「……うん」 京太郎「元気出せよ。帰りにマグロナルド奢ってやるから」 咲「京ちゃん優しいね。男の人にもモテるわけだよ」 咲「そーいえばさー」モグモグ 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんの彼氏ってどんな人?写真ある?優しい人?」チューチュー 京太郎「優しいよ。咲の知ってる人だよ」 咲「誰だろ……。全くわかんないなぁ」パクパク 京太郎「ハギヨシさん///」 終わり
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晴絵「というわけでみんなの女子力をアップさせるために、これから全女性陣をターゲットにした恋愛講座を開きたいと思います」キュッキュッ 晴絵「題して赤土晴絵のLegendaryloveTechnique講座!!」ババーン 穏乃「な、なんかかっこよさそー!」 憧「いや、ていうかさすがにそのネーミングセンスは……」 晴絵「こ、細かいことはいいでしょ!///」 玄「ちょっとだけドキドキするね、おねえちゃん」 宥「う、うん……あれ、そういえば京太郎くんは?」 玄「あれ……そう言われれば今日は一回も姿を見てないね、ねぇ灼ちゃ」ビクッ 灼「無い、ありえない、ハルちゃんが男性経験豊富だなんてそんなオカルトありえない……ふふ、ふふふふ……」ブツブツ 玄「灼ちゃん!しっかり、灼ちゃん!!」ユサユサ 灼「はっ!?な、なに、クロ……どうかした?」 玄「京太郎くんの姿が見えないからどうしたのかなぁーと思いまして」 灼「京太郎なら今日は風邪引いて寝込んでるよ、明日には学校に来れるって」 玄「なんと」 宥「風邪かぁ……風邪引いてるときって体がポカポカして暖かいよねぇ……」ポーッ 灼「なんて嫌な発想の転換……ある意味ポジティブか」 晴絵「ほらほら、無駄話してないでさっそく始めるよー」 晴絵「今日のテーマは『鈍感な彼を如何にして落とすか』……よ!」 憧「なんかまんま京太郎の事みたいね」 晴絵「そこ、つっこまない!……ところで、まずみんなはどうする?」 全員「え?」 晴絵「意中の人がビックリするぐらい鈍感な人だったら自分はどうアプローチする?」 宥「えっ、えっと……そのぅ……///」モジモジ 灼「そんなの考えたことも無かったし……」 憧「うーん、積極的にデートに誘うとか?」 玄「手料理を作ってきてあげるとかどうかな?」 穏乃「山!一緒に山に登る!!」ハイハイ! ドーンッ!! 宥「ひゃっ」ビクッ 穏乃「おおぅ……」 晴絵「あんまあぁぁぁい!!考えがあまっちょろすぎるのよあんたたち!!!」 晴絵「一緒にデートォ?手料理を振る舞うゥ?良いかもねぇ…喜ぶかもねぇ、だけど結局それ止まりなのよ!!」 晴絵「いい?あんたらが相手するのはそびえ立つ山のごとく不動の鈍感なのよ?そんな間接的なアプローチで相手の心を射止めることができるの?」 晴絵「残念!!答えはかすりもしません!!!所詮はいい人どまりでジ・エンドよ!!」ズバァーン 憧「そ、そんな……」ガクッ 玄「ふぇぇ……」ジワッ 穏乃「じゃあどうすればいいの?」 晴絵「答えは簡単よ、女には女の武器があるじゃない……」フッ 玄「ま、まさか……!!」ゴクリ 晴絵「そうよ玄!あなたが愛してやまないおもちを使うのよ!!」ババーン 宥「え、え……ふぇぇ!!?///」ドキーン 灼(は、ハルちゃん……つまりハルちゃんは既にそのおもちを使って男の人を落としたことがあるっていうの……?そんなバカな!!?)ズガガーン 晴絵「相手の腕、もしくは胴のところに抱きついて胸を押し付ける!勝ったッ!第3部完!」グッ 穏乃「ちょっちょっと!それは玄さんや宥さんはいいけど灼さんはどうするの!?押し付ける胸なんかないんだよ!?こんなの絶対おかしいよ!!」 憧(あんたは人の事言えんのかーい)ビシッ 灼「ブツブツ……」←それどころじゃない様子 晴絵「確かにおもちは大きいほど有利……だけどそれはある程度のテクニックで補えるのよ」 晴絵「あるかないかの微妙な感触!それこそがちっぱいの武器!!相手の体に密着させ胸を擦らせる!!そうすることによって相手の男は否応なく実感することになる!」 晴絵「自分に対して体をすり付けてくるこの子は女の子だということにッ!!」ビシーン 宥「はわわわわぁ……///」ボッ 憧「は、恥ずかしいけど確かに……、それくらいしないとあいつは……///」ウゥ… 玄「じ、自分のおもちを使うときがくるなんて……どうしよう、おねえちゃん……///」 穏乃(うーん、本当に大丈夫なのかな……)ペタペタ 灼「ふふふ……ハルちゃんのおもちを堪能したやつ死すべし……」ブツブツ 晴絵「それじゃあ今日のところはここまで、今日の授業で習ったことを活かすかどうかはあなたたちしだいよ?」 晴絵「それじゃあね」ガチャッ 晴絵「…」バタンッ 晴絵「…………ふっ」 晴絵(とんでもないことを言ってシマッタァァァァァァァ!!!!!)ガクーン 晴絵(仮にも教師なのになんて事を教え子たちに吹き込んでるのよぉぉ!!私はノリと勢いでなんて事を!!///) 晴絵(ていうか何よ!!おもちを擦り付けるって!!擦り付けるって!!!私だってそんなのやったこと無いっつうの!!!!)ゲシッゲシッ←壁殴り 晴絵(……そんな相手、産まれてから25年間一人たりともできたことないわよ…………)グスッ 翌日 京太郎「うーん、この病み上がり独特の気だるさ……正直家に帰って休みたいとこだけど」コキコキ 京太郎(全国出場も決まったことだし、俺一人が遅れるわけには行かないよな!)グッ 京太郎「よぉーし!元気出してやるぞー!!」 京太郎「こんちわーっす!今まで休んだ分張り切って」ガチャッ 憧「お、おおおかえりー京太郎ーー!!///」ダッ 玄「き、京太郎くん!!///」バッ 宥「ご、ごめんね……京太郎くん……!///」タッ 穏乃「か、覚悟!きょーたろぉーー!!///」ピョーン 京太郎「……あっるぇー?」 ドシィィィーン!! ズッドォーーン! ガッターン! モニュ その後、京太郎は保健室のお世話になったとかならなかったとか…… 灼「ハルちゃんのおもちハルちゃんのおもちハルちゃんのおもちハルちゃんの……あは、あははははは!!」 カン
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『いつも目が京太郎を追ってる』 教室 モブ「それでさー」 淡「……」チラッ 淡(あ、きょーたろだ) モブ「だったの……って淡?」 淡「え?」 モブ「聞いてた?」 淡「あ、ごめん……ボーッとしてた」 モブ「しっかりしてよー。最近そういうの多いよ?」 淡「そ、そんなことないもん」 モブ「そう?でもこの前の体育だってーー」 ーーーー ーー 淡(男子は……サッカーかぁ) 淡「きょーたろどこだろ?」キョロキョロ 先生「大星さん?どうかしましたか?」 淡「え?あ、いえ!」 先生「そうですか?では説明続けますね。今日はーー」 淡「……」チラッ 淡(あ、きょーたろだ。あ、ボールもった♪いけいけ、きょーたろシュート!) 先生「ーーです。では早速ペアになってやってみてください」 モブ「淡ーやるよ」 淡「……なにを?」 モブ「……何聞いてたの……」 ーーーー ーー 淡「あれは具合が悪くて……」 モブ「ふーん……」ジトッ 淡「ほ、ほんとだもん……」 モブ「そういえば、この前の英語でもーー」 ーーーー ーー 先生「じゃあ、次の訳を……須賀」 京太郎「……私はかつて日本全土を統治したことがある」 先生「正解だ。ちなみにこれ誰だと思う?」 京太郎「え?織田……いや、豊臣?」 先生「そう思うだろ?でも、この時代に英語は浸透してないはずだから違う」 京太郎「じゃあ誰なんですかね?」 淡「……」チラッ 淡(またきょーたろ絡まれてる……。でもそれに嫌な顔一つしないで対応するきょーたろ格好いい♪) 先生「これ誰だと思う?えーと、大星」 淡「え?え?」オロオロ 淡(何答えれば?)アセアセ モブ「答えなんかないから落ち着きなよ」コゴエ 淡「そ、そうだね」フー ーーーー ーー モブ「あの質問に戸惑うあたり、何も聞いてなかったでしょ?」 淡「き、聞いてたもん……」 モブ「本当に?ちなみに、あの先生はお馬鹿さんには簡単な問題しか当てないから淡が答えられない問題はあたらないからね」 モブ「それを踏まえたうえでテンパったの?」 淡「う、うぅ」ナミダメ モブ「あ!あと、あれもあったね」 ーーーー ーー モブ「え?モブ子、モブ男のこと好きなの!?」 モブ子「ちょ!声が大きいよ」アセアセ モブ「ごめんごめん。で?どうなの?脈あり?」 モブ子「それが……」ズーン 淡「……地雷ぽかったね」 モブ「いやいや!降られるまで分からないよ?」 モブ子「そうかな?」 淡「……」チラッ 淡(きょーたろだ。あ、こっちみた……) モブ「そうだよ!だいたいね、私たちなんてまだ好きな人も出来てないんだよ?それだけでも凄いことだよ」 モブ子「そ、そうかな?」テレテレ 淡(ウインクしちゃお♪)パチ 淡(あ、慌ててる♪そんなに必死なんなくてもいいのに。かわいいなぁ) モブ「ね?淡もそう思うよね?」 淡「え?なに?」 モブ「あんた、今どこ見てた?」チラッ モブ子「あれは……須賀くん?」 淡「あ、あはは……」 モブ子「え?もしかして、淡ちゃん、須賀くんのこと好きなの?」キラキラ 淡「ち、違うよ。そんなんじゃないって」アセアセ モブ子「焦っちゃって淡ちゃんかわいいー」 淡「だからー」アセアセ モブ「………」 ーーーー ーー 淡「そ、そういえばそんな事もありましたね……」 モブ「でしょ?……しかも決まって須賀くん見てるし」 淡「っ!そ、そんなことないって」アセアセ モブ「ほんとかな?本当は付き合ってるとかじゃないの?」ニヤニヤ 淡「だからー、きょーたろとはそんな関係じゃないって」アセアセ モブ「……きょーたろね」 淡「あ……」 モブ「いいの、淡だって女の子だもんね。彼氏の1人や2人……」 淡「ちょ!そんなことないよ!」 モブ「え?」 淡「彼氏はきょーたろだけだもん!2人もいないよ!」 モブ「」 淡「あ、あれ?」 モブ「自然体でノロケるじゃねぇよばかぁあああああ!」ガタッ 淡「あ、モブ!?どこいくの!?」 モブ「2人とも幸せになっちゃえぇええええ」 終わり。 『ノートにきょーたろって沢山書いてあった』 淡宅 京太郎「な、なんだこれ……」 きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ きょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろきょーたろ 京太郎「これ、淡のノートだよな?」アセダラダラ 京太郎「な、なんで?」 ガチャッ! 京太郎「っ!」ビクッ 淡「きょーたろ……」 京太郎「あ、淡……」 淡「もう……勝手に人のノート見たりしたら駄目だよ?」ニッコリ 淡「きょーたろだから許してあげるけど」 京太郎「淡、これ……」 淡「あぁ。きょーたろのこと考えてたら書きたくなっちゃって……。書いてたらね?手が止まらないの♪」 淡「そのノート、まだ二冊目なんだぁ」ニッコリ 京太郎「」ゾクッ 淡「でもすぐ手が痛くなっちゃうの。愛が足りないね」 京太郎「淡……」 淡「もっと……もっときょーたろを愛さなきゃ」っノート 京太郎「あ、淡?」 淡「なーに?きょーたろ」 京太郎「な、なぁ。冗談だよな?」アセアセ 淡「……なにが?」 京太郎「なにがって……淡はそんな感じじゃなかっただろ?もっと明るくてさ!もっと元気で!」 淡「……嫌い?」 京太郎「……え?」 淡「こんな私嫌い?」 京太郎「あ、いや……嫌いじゃないけど」 淡「よかった。私ね、もっと頑張るから」 京太郎「……なにを?」 淡「もっと頑張ってきょーたろの理想の女の子になるからーー」 淡「私だけを愛して?」ニッコリ 淡「ね?きょーたろ。私だけ見て」 京太郎「……淡」 淡「なーに?」 京太郎「ごめん!」 淡「なにが?」 京太郎「これ、俺に対する意地悪か何かだろ?俺が知らない間に淡を怒らせて、それに気づかないからだろ?」 淡「何いってるの?私がきょーたろに腹を立てることなんてないよ?へんなきょーたろ」クスクス 京太郎「……淡、頼むからさ!元の淡にもどってくれ!」 淡「……なんで?きょーたろ好きなんでしょ?こういうの」 京太郎「好きじゃない!嫌いじゃないとは言ったが好きじゃない!」 淡「え……えぇええ!?」 京太郎「!?」 淡「き、きょーたろ!ヤンデレ好きなんじゃないの!?」アセアセ 京太郎「え?え?」アセアセ 淡「テルーから聞いたんだよ?きょーたろはヤンデレが好きって!」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「ヤンデレ?」 照「うん」 京太郎「ヤンデレがどうかしたんですか?」 照「京ちゃん好きなのかなって」 京太郎「うーん……どうでしょう?でも愛ゆえの病気ですからね。悪い気はしないですね」 照「そう」 京太郎「でも、突然どうしてそんなことを?」 照「今、女の子の中で話題になってるの」 京太郎「ヤンデレがですか?」 照「……少し違う」 京太郎「といいますと?」 照「ヤンデレの需要について」 京太郎「嫌な話題ですね……」 照「だから私も調べてみようって思って」 京太郎「それで俺ですか」 照「そう」 京太郎「……俺はヤンデレ嫌いじゃないですよ?もっとも病まないこしたことないですけど」 照「そう」 ーーーー ーー 部室。 淡「それで、きょ……須賀はなんて?」オドオド 照「京ちゃんはヤンデレ好きみたいだよ」 淡「そ、そっか……。ヤンデレっていうのが好きなのかぁ」 照「でも、珍しい。淡がそんなこと聞いてくるなんて」 淡「そ、そう!?わ、私だって男子の好みとか聞いておきたいし」 照「そう」 淡「うん。あ、テルーこれあげる。お礼だよ」っアメダマ 照「……」キョロキョロ 淡「……どうかしたの?」 照「部室でお菓子食べると菫が怒る」シュン 淡「……あ、アメダマくらい大丈夫だよ。たぶん……」アセアセ 照「そうかな?」 淡「そうだって!もし怒られたら一緒に怒られてあげるから♪」 照「……うん」アメダマモラウ 淡「じゃあ、私行ってくる!」 照「いってらっしゃい」 ーーーー ーー 淡宅。 淡「明日は久々にきょーたろが家にくるし準備しておかなきゃ」 淡「ヤンデレって何すればいいんだろう?」 淡「インターネットで調べれば出てくるかな?」カチカチ 淡「あ、あった。……え?こ、ここれ!?」 淡「えっと……きょーたろ……こういうのが好きなの?」 淡「……そういえば、夜もたまに変なことさせようとしてくるし……////やっぱりこういう変わったのが好きなのかな?」アセアセ 淡「…………………」 淡「よし、きょーたろのためにも頑張ろう!」 淡「まずは……これかな?」っノート 淡「とりあえず一冊は書かないとね 」カキカキ ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「…………」 淡「だ、だから……そのきょーたろのために……」 京太郎「え、えっと……淡さん?」 淡「……なに?」 京太郎「それだと俺はただの変態です」 淡「だ、だって!夜の時とか変なこと言うじゃん!足が良いとか脇が良いとか////」 京太郎「あ、いや、それは別というか……」 淡「わ、私は少しでもきょーたろの理想になりたいの!だから、その……」 京太郎「淡」ギュッ 淡「ひゃっ」ビクッ 京太郎「誤解させるようなこと言ってごめん」 淡「きょーたろ……」 京太郎「俺はいつもの淡が好きだ。怒ってる淡も笑ってる淡も悔しがってる淡も」 淡「……////」カァァ 京太郎「だからいつもどうりでいてくれ」ギュッ 淡「う、うん////」 京太郎「……」 淡「……♪」 京太郎「ところでさ……」 淡「うん?」 京太郎「あのノートは本当淡が書いたのか?」 淡「え?あ、うん。きょーたろが好きなのかなって思って徹夜で作ったんだぁ♪」ニッコリ 京太郎「」 京太郎(そっち系の才能ありそうだな……) おわり! 『淡が京太郎に耳かきしてあげてた』 放課後の部室。 淡「暇だねー」 京太郎「だなー」 淡「……いつ帰ってくるのかな?」 京太郎「……宮永先輩が見つかるまで帰ってこないんじゃないか?」 淡「だよね……」 京太郎「……ああ」 淡「…………きょーたろ」 京太郎「学校では須賀だろ?」 淡「2人っきりの時はきょーたろだもん」 京太郎「そうだったな」 淡「ねぇ、きょーたろ。隣座ってもいい?」 京太郎「……どうぞ」 淡「……」ポスン 京太郎「……」 淡「……ねぇ、膝枕してあげよっか?」 京太郎「……別にしなくていいぞ?」 淡「……むぅ」 淡「こほん!膝枕してあげよっか?」 京太郎「……別にいいって」ニッコリ 淡「…………」プクー 京太郎「俺は正直な子が好きだからな」ニヤニヤ 淡「……膝枕させてください」 京太郎「いいぞ?」 淡「してくれるなら最初からやってよ……せっかくのムードが台無しだよ」ペシ 京太郎「すまんすまん。なんかすんなりやったらつまらないって思ったからさ」 淡「きょーたろのバカ、意地悪」プクー 京太郎「ほら、膝枕させてあげるから許せって」ポスン 淡「……なんか釈然としないんだけど」 京太郎「気のせいだって」 淡「むぅ……」 京太郎「……それにしても淡の股は柔らかいな」 淡「……きょーたろ目つきがやらしい……」 京太郎「男の子だからな」 淡「そんなに偉そうに言わなくても……って」 京太郎「うん?」 淡「きょーたろ、耳掃除してる?」 京太郎「え?あー、そういえば最近してないな。もしかして汚いか?」 淡「汚いって言ったら汚い」 京太郎「まじか……」 淡「耳かきしてあげよっか?」 京太郎「耳かきあんの?」 淡「耳かきは女の子の必需品だよ?」 京太郎「……へー」 淡「あ、信じてないでしょ」 京太郎「そんなことないぞー」 淡「ほんとかなー?」ジー 京太郎「それより、耳、やってくれるんだろ?」 淡「え?あ、うん」 京太郎「たのむー」 淡「じゃあ、失礼します」コリコリ 京太郎「んっ」 淡「あ、痛かった?」アセアセ 京太郎「あ、いや、大丈夫」 淡「そう?痛かったら言ってね?」 京太郎「おう」 淡「……」コリコリ 京太郎「……」 淡「……なんかこうしてると落ち着くね」コリコリ 京太郎「耳かきをか?」 淡「ううん、そうじゃなくてさ、2人っきりでゆっくりっていうの?こうやってだらだらしてると」 京太郎「……だな」 淡「私ね、付き合ったら毎日キスしたり手つないだりしたいって思ってたんだぁ」 京太郎「なんか意外だな」 淡「女の子だもん」 京太郎「そか」 淡「うん。でもね?こうして2人で麻雀部入ってさ、レギュラーになって、2人の時間が少なくなって思ったんだ」 京太郎「……」 淡「2人でいられる時間を大切にしようって。いちゃいちゃするだけじゃなくて、こうやって話すのもいいなぁって」 京太郎「珍しいなぁ。今時のカップルなんて2人きりになったら場所とか関係なくキスだのなんだだぞ?」 淡「自分でもそう思う」コリコリ 淡「でも、今は学校の代表だから」 京太郎「あぁ。下手の行動はアウトだよな」 淡「うん。でもね?私だって人並みにはいちゃいちゃしたいんだよ?」 京太郎「俺もだから安心してくれ」 淡「うん」コリコリ 京太郎「インハイが終わればいっぱいいちゃつけるぞ?」 淡「それはそれで何か違う気が……」 京太郎「だな」ケラケラ 淡「きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「毎日いちゃつけなくていいからさ、可能な限り近くにいて?」 京太郎「……あぁ」 淡「それだけで今はいいから。それだけで頑張れるから」 京太郎「分かってる。可能な限り近くにいるよ」 淡「うん」 京太郎「インハイが終わったら沢山遊ぼう」 淡「うん♪きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「好きだよ」 京太郎「俺もだよ、淡」 おわり! 【番外編】『京太郎が淡に耳かきしてあげてた』 学校。 淡「きょーたろ♪」ダキッ 京太郎「おっと……淡かぁ。どうした?」 淡「なんとなくー」スリスリ 京太郎「可愛いなぁ」ナデナデ 淡「♪」 京太郎「あんまり可愛いとキスするぞ?」 淡「え!?だ、駄目だよ」アセアセ 淡「ここ学校なんだから。そそそそういうのは家とかで」アセアセ 京太郎「抱きついたりナデナデしたりいいのにか?」 淡「これは……スキンシップだもん」プイッ 京太郎「淡の境界線がよくわからんな……」 淡「……へ、変かな?」チラッ 京太郎「え?」 淡「だ、だから、バグとかは抵抗無いのにき、ききキスには過剰反応するところ……////」 京太郎「いや?考え方なんて人それぞれだろ?」ナデナデ 淡「んっ……えへへ」ニパー 京太郎「ところで……」 淡「ここに呼んだ理由ってなんだ?淡が呼び出すんだから何かあるんだろ?」 淡「え?あぁ!そうだった!」 京太郎「?」 淡「えっとね、耳かきしてあげよって思って!」 京太郎「……耳かき?」 淡「……うん♪」 京太郎「……今度はなんの影響だ?」 淡「っな、何のこと?」 京太郎「淡が普段やらないようなことをやるときは漫画かテレビかの影響以外ありえない」 淡「……そんなことないもん」 京太郎「ほんとか?」 淡「……」 京太郎「……」ニヤニヤ 淡「…………漫画です」 京太郎「やっぱり」 淡「べ、別にいいでしょ?」アセアセ 京太郎「まぁな。でも少し残念なお知らせがある」 淡「え?」 京太郎「昨日の夜に耳かきしたんだ。自分で」 淡「……」ショボーン 京太郎「だからここで一つ提案がある」 淡「?」 京太郎「俺が淡に耳かきしてやる」 淡「……」 淡「え、えぇええ!?」 淡「い、い、いいい、いいよ!恥ずかしいもん!」アワアワ 京太郎「……そんな恥ずかしいことを俺にさせようとしてたのか……」 淡「あ、いや、その……」 京太郎「……」ジー 淡「……わ、わかったよ////」プシュー ーーーー ーー 膝枕中。 京太郎「どうだ?」コリコリ 淡「んっ、なんか、これいいね。癖になりそう」 京太郎「痛かったら言ってくれよ?」 淡「わかった♪」 京太郎(こうして改めて見ると……) 京太郎(淡って肌綺麗だし、柔らかいな) 淡「♪」 京太郎「…………」 京太郎(少しくらいなら悪戯しても平気だよな?) 京太郎「よし、終わったぞー」 淡「んっ、ありがとー♪」 京太郎「あ、ストップ」 淡「うん?」 京太郎「……」フー 淡「ひゃう!」ビクッ 淡「な、ななな!」カァァ 京太郎「……ずいぶんと可愛い反応するんだな」 淡「急になにすんのよ!」カオマッカ 京太郎「え?ゴミがついてて」 淡「嘘だよ!絶対にわざとでしょ?」プクー 京太郎「わざとじゃないって」 淡「……」ジー 京太郎「いいか?わざとっていうのはーー」スッ 淡「へ?」 京太郎「こういうこと」ハミ 淡「っ!」ビクッ 淡「ち、ちょ、きょーたろ!?」ジタバタ 京太郎「……」ハミハミ 淡「だ、駄目だって……んっ…やめ……」 京太郎(耳たぶってそんなに感じるもんなのか?) 淡「きょ、きょーたろ?」チラッ 京太郎「……」ペロッ (耳に舌をいれる) 淡「っ!?」ビクッ 淡「ちょ、んっ、やめ……」ジタバタ 京太郎「……」ガシッ 淡「き、きょーたろ!?」 京太郎「……」ペロペロ 淡「ふぁっ!き、きょーたろ……んっ…それ、やめ……////」ジタバタ 京太郎「……」ペロペロ 淡「そ、それ!な、なんか変だか……らぁ////」 淡「んんっ……ぞ、ぞくぞく…するからぁ……////」モゾモゾ 京太郎「……」ペロペロ 淡「き、きょ、きょーたろ……そろそろ、やめ……////」モゾモゾ 淡(ぞくぞくして……体すっごい熱い……) 京太郎「……」ペロペロ 淡「……あ、や!きょーたろぉ……ストップ////」モゾモゾ 京太郎「ほい」 淡「……へ?」 京太郎「耳掃除おわったぞ?」 淡「み、耳掃除って……はぁ……はぁ……////」 淡「……変なタイミングで止めないでよ////」ボソッ 京太郎「うん?」 淡「なんでもない!きょーたろの馬鹿!」タタタッ 京太郎「あ、おい!どこいくんだよ!」 淡「うるさい!馬鹿きょーたろ!」バタンッ 京太郎「……やりすぎた?」 数分後、パフェを奢って仲直りしました。 終わり。 『京太郎が他の女の子と話してるのを見て目のハイライト消えてた』 ザクッ 淡「きょーたろ……」ザクッ 淡「……なんで私以外の女の子と楽しそうに話してるの?」 淡「昨日までは私と一緒だったのに……」ザクッ 淡「……あぁ、そっか」 淡「あの女がいけないんだね?」 淡「そうだよね……。きょーたろは私を一番に考えてくれてるもんね」 淡「……まっててね?あの、きょーたろをたぶらかす泥棒猫、すぐに消してあげるからね?」ポイッ ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「なぁ、それでどう思う?」 モブ子「うーん……須賀くんがそういうならそれでもーー」 モブA「……あの2人、仲良いよね」 モブB「付き合ってたりして♪淡はどう思う?」 淡「…………」 モブA「……淡?」 淡「……え?あ、あぁーそれはないんじゃない?」 モブA「そうかな?」 淡「ないない♪」 淡「だって……きょーたろは私のだもん」ボソッ ーーーー ーー 京太郎「わりぃ!」 淡「もう、待ちくたびれたー」 京太郎「本当にごめん」 淡「きょーたろだから許してあげる♪」ダキッ 京太郎「お、おい」アセアセ 淡「うーん?なんでそんなにオタオタしてるの?」ニヤー 京太郎「いや、だって誰かに見られたら……」 淡「このくらいなら大丈夫だと思うけどなぁー」 京太郎「と、とりあえず学内ではやめようぜ?」 淡「むー、わかったよ……」 淡「でも、これだけは覚えておいて?その右腕は私のだから」 京太郎「俺のだよ!」 淡「私のでもあるのー♪きょーたろの体はぜーんぶ」 京太郎「……」 淡「どうかした?」キョトン 京太郎「あ、いや。なんか淡が可愛く見えて」 京太郎(それに加えて、なんかやけに積極的なような……) 淡「そ、それって普段は可愛く見えないってこと?」ジロッ 京太郎「え!?あ、いや!普段よりだよ」アセアセ 淡「ほんとにー?実は飽きたとかないー?」ジー 京太郎「そんなことあるわけないだろ?」ナデナデ 淡「わっ」 京太郎「俺が淡以外の女を好きになるなんてありえねーよ」 淡「知ってる♪きょーたろは私にぞっこんだもんね」 京太郎「それ、自分でいうことか?」 淡「きょーたろこまかーい」プンプン ーーーー ーー モブ子「あ、須賀くん」 京太郎「うん?」 モブ子「その……今日の放課後空いてる?」 京太郎「放課後?……まぁ、空いてるけど」 モブ子「そう?なら放課後、教室で待っててくれる?」 京太郎「なんな大事なようなのか?」 モブ子「うん。とっても大事な話」 京太郎「そっか。りょーかい」 モブ子「それじゃあ!」タタタッ 京太郎「おう」 淡「……きょーたろ」 京太郎「っ!」ビクッ 京太郎「あ、淡か」 淡「……今日の放課後、時間ある?」 京太郎「え?放課後?」 京太郎(今予定いれちゃった……) 京太郎「えっと急用?」 淡「ううん。ただ、新しくできた喫茶店行きたいなぁって」 京太郎「あ、そっか。でもごめんな?今日は先客がいるんだ」 京太郎(淡には悪いけど、あんな真面目な顔したモブ子みたことないしな。淡には今度ちゃんと埋め合わせすればーー) 京太郎「だからごめんな?」 淡「私より大事なようなの?」 京太郎「え?」 淡「私より大事なようなの?」ジリッ 京太郎「淡?」 淡「ねぇ。私より大事なようなの!?」 京太郎「どうしたんだよ。淡らしくないぞ?」 京太郎「あと、優先順位でいうなら淡より上なものなんてない」 京太郎「でもな?約束ってそんな個人的な都合で放棄していいもんじゃないんだ」 淡「……」 京太郎「だから、今日はごめんな?今度一緒に行こう」 淡「……うん」 ーーーー ーー 放課後。 京太郎「遅いなぁ」 京太郎「モブ子って時間には細かいやつなのに」 京太郎「なんかあったのか?」 ガラガラ モブ子「あ、須賀くん……」 京太郎「よお」 モブ子「遅くなってごめんね」 京太郎「いいって。それで?用っていうのは?」 モブ子「あ、うん……」 京太郎「どうかしたか?」 モブ子「え、えっとね?その……」 京太郎「?」 モブ子「その、私ーー」 ガラッ 京太郎「!?」 モブ子「!?」 京太郎「……気のせい?」 モブ子「でも、今……」 ーーーー ーー 数日後。 淡宅。 淡「今お茶いれてくるからまっててー♪」 京太郎「おう」 京太郎(そういえば淡の家にくるのも久々だな) 京太郎「……」キョロキョロ 京太郎「……なにやってんだ俺」orz 京太郎「……うん?なんだこれ」 京太郎「写真……っ!?」 京太郎「なんだこれ……」 京太郎「な、なんで……」 京太郎「モブ子のところだけ穴だらけなんだよ……」 ガチャ 京太郎「っ!」ビクッ 淡「あ、みちゃったかー」 京太郎「お、おい、淡……これ」 淡「うん?それがどうかした?」ニパー 京太郎「どうかって……なんでこんなことしてんだよ!?モブ子と仲いいんだろ?」 淡「モブ子?……あぁ、あの」 京太郎「」ゾクッ 淡「今はあんなやつの話やめない?せっかく2人っきりなんだから」ダキッ 京太郎「あ、淡!」バッ 淡「……もぉ、いきなり突き飛ばしたら危ないじゃん♪」 京太郎「淡!なんでだ!なんで!」 淡「……あの女はきょーたろにとって害悪だから」 京太郎「…………は?」 淡「この前さ、私の誘い断ってあの女と会ってたでしょ?」 京太郎「っ!」 淡「きょーたろは優しいからね、あんな女の為にも優しくしてあげられる。でもね、きょーたろは私のなの」 京太郎「…………」 淡「……それなのに、何を勘違いしたのか抱きついて告白しちゃうし」 京太郎「あ、あれは!」 淡「流石に腹立っちゃったよ」 京太郎「ご、ごめん」 淡「うん?なんできょーたろが謝るの?あれはぜーんぶあの女がいけないんだよ?」 京太郎「……」 淡「ぜーんぶあの女がいけないの。あ、私はきょーたろに怒ってるわけじゃないから安心してね?♪」 京太郎「……だから写真に穴を?」 淡「写真だけじゃないよ」 京太郎「…………え?」 淡「本人にもあけちゃった♪」 京太郎「……は、はぁ!?何をだよ!」 淡「だからぁ、あ な♪」 淡「ほら」ガチャ 京太郎「」 モブ子「」 淡「こいつ、最後まできょーたろの名前呼んでたんだよ?私のなのに」プンプン 淡「でも、これで安心だね♪」 淡「これからずっと2人っきりだよ?」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「淡!」バッ 京太郎「…………」 京太郎「…………夢?」 淡「う、うーん……きょーたろ?」メゴシゴシ 京太郎「あ、ごめん」 淡「大丈夫?スッゴい汗かいてる……」 京太郎「あ、あぁ。ちょっと悪夢を見てな」 淡「……」ナデナデ 京太郎「?」 淡「きょーたろが沈んでると私までしずんじゃうから。元気だして」ナデナデ 京太郎「あぁ。ちょっと汗かきすぎたからシャワー行ってくる」 淡「……私も入ろっかな」 京太郎「あ、じゃあ先に使うか?」 淡「むー。一緒にだよー」プクー 京太郎「……なるほど」 淡「昨日の続き、しよ?」 終わり。 『淡が通い妻してる』 朝。 ピンポーン 京太郎「はーい」ガチャ 淡「おはよ!きょーたろ♪」 京太郎「……今日は日曜日だぞ?」 淡「知ってるよ?休みの日はきょーたろ、だらだらしちゃうから世話しにきてあげました♪」 京太郎「……わるいな」 淡「きょーたろのためだから苦でもないよ!」ニパー 京太郎「……とりあえず、あがれよ」 室内。 淡「あちゃあーー、汚いね……」 京太郎「……これでも片づけたんだぞ?」 淡「それでも汚い……きょーたろ、朝ご飯はまだ我慢できる?」 京太郎「え?あ、まぁ」 淡「よし、なら片づけちゃうね」 京太郎「え、いいよ別に」 淡「綺麗な部屋で食べた方が美味しいものがさらにおいしくなるんだよ?私がやるし、きょーたろはゆっくりしてて」 京太郎「いやいや、手伝うって……」 京太郎(ベッドの下とか本棚を漁られたら死にたくなる……) 淡「そう?ならベッドの下と本棚片づけておいてくれる?」 京太郎「」 京太郎(ばれてる!?) ーーーー ーー 淡「♪」トントントン 京太郎「……俺の部屋ってこんなに広かったのか」 淡「片づけるだけでだいぶ違うよね」 京太郎「次から汚さないよう心がけるわ」 淡「うん♪あ、でもまた汚くなったら手伝ってあげるからね?」 京太郎「なるべくそうならないように心がけるよ……」 淡「そう?ふふふ♪」コトコト 京太郎「……………」ジー 淡「うーん……塩もう少しかな?」 京太郎(エプロン姿かぁ……) 京太郎(なんか、いいな) 淡「うん?どうかした?」キョトン 京太郎「あ、いや……なんか淡のエプロン姿っていいなーって思って」 淡「そ、そうかな?」テレテレ 京太郎「お、おう。なんていうか、嫁がきたみたいだ」 淡「よ、嫁って////」カァァ 京太郎「あ……」 淡「き、気が早いよぉ」カオマッカ 京太郎「ご、ごめん……」 淡「もぉ……きょーたろのバカ……////」プシュー 昼。 淡「おまたせー♪」 京太郎「きたきた」 淡「さぁめしあがれ♪」 京淡「いただきます」 京太郎「…………」モグモグ 淡「ど、どうかな?」 京太郎「おいしい!」 淡「そう?よかった」 京太郎「淡って料理とか出来るんだな。なんかそういうイメージなかった」 淡「むー!それどういう意味?」プクー 京太郎「怒るなよ。ただ付き合う前のイメージの話だ」 淡「……まぁ、実際に料理するようになったのは最近だしね」 京太郎「そうなのか?」 淡「うん」 淡「きょーたろに美味しいって言われたくてがんばったんだもん」ボソッ 京太郎「うん?なんかいったか?」 淡「何も♪あ、ご飯おかわりする?」 京太郎「あ、いただこうかな」 淡「ちょっとまっててねー」トトトッ 京太郎「淡と朝ご飯食べるのってなんかいいな」 淡「もう朝ご飯というよりお昼だけどね」 京太郎「まぁな。淡」 淡「うん?」 京太郎「ありがとうな」 淡「っ!いえいえ♪」 夜。 淡「じゃあ、そろそろ帰るね?」 京太郎「あ、もうこんな時間か……送るよ」 淡「え?いいって。すぐそこだし」 京太郎「……いつから近所に引っ越してきたんだ」チョップ 淡「えへへ♪」 京太郎「とりあえず、送るから」 淡「別にいいのに」 淡(優しいなぁ…) 京太郎「このご時世だからな。なにがあるかわからないし」 淡「……もしなにかあったら助けてくれる?」 京太郎「あたりまえだろ?」 淡「そっか……」 京太郎「……どうした、ニヤニヤして」 淡「してないもん」 京太郎「いやいや……」 淡「……ねぇ、きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「大好きだよ」 京太郎「……唐突だな」 淡「急に言いたくなったの」 京太郎「そっか」 淡「……で?」 京太郎「?」 淡「きょーたろは言ってくれないの?」プクー 京太郎「……好きだよ」 淡「むー!」 京太郎「……大好きだよ」ナデナデ 淡「えへへ♪」 おわり 『淡が京太郎を押し倒していた』 夜。 京太郎宅。 淡「…………」 京太郎「…………」 淡(付き合って半年なのに、まだキス止まり……) 淡(やっぱり、私の体が貧相だからかな……) 淡(でも、今日は2人っきりだし、何かあるよね?) 京太郎(半年かぁ……そろそろいいのか?)チラッ 淡「…………」ソワソワ 京太郎(……俺の家くるだけでこんな緊張してるし、まだ駄目だよな……) 淡(今日こそどうにかしなくちゃ!) 京太郎(今日は駄目かな) ーーーー ーー 昨日。 淡宅。 淡「……」ペラッ 『男が押し倒したくなる女のしぐさランキング』 『男の考える女のOKサイン』 『これでイチコロ!男を落とすテクニック10』 淡「うーん……どれがいいんだろ……」 淡「わかんないよぉ」ズーン コンコン 淡「え?あ、はい」 淡母「淡ちゃん、お風呂わいたけど入らない?」 淡「あ、もうこんな時間……。今勉強してるから先に入ってー」 淡母「そうなの?じゃあお言葉に甘えさせてもらうわね♪」タタタッ 淡「…………これも勉強だもん」 淡「よし、もうひと頑張り!」 ーーーー ーー 淡(今日は少し積極的に動こう) 淡(そして今日こそ!) 淡「ね、ねぇ、きょーたろ?」 京太郎「うん?どうした?」 淡「なんか暑くない?」ハタハタ 京太郎「っ!」 作戦1 胸元をハタハタさせて煽る。 淡(これを自然にやると良いって書いてあった) 淡(……でも、なんか恥ずかしい///)カァァ 淡(きょーたろ、どうかな?)チラッ 京太郎「……」サッ 京太郎(こういうのは見ないのが紳士のつとめ)キリッ 京太郎(淡が故意にやってるとは思えないし。まったく、無防備だなー) 淡(見てない!?男の子ってチラリズム?って好きなんじゃないの?)アセアセ 作戦1 失敗 淡(きょーたろ、強敵……) 淡(なら、これならどう?) 淡「うーん。やっぱり暑いし脱ぐね?」 京太郎「!?」 作戦2 上着を脱いで薄着になる 淡(薄着イコール裸に近い。これでドキドキしない男はいないらしい) 淡(これなら流石のきょーたろでも意識してくれるはず!) 京太郎「淡、まだ時期的にその恰好は風邪ひくぞ?薄手の上着貸してやるから」 淡「え?あ、うん。ありがとう……」 京太郎「どういたしまして」ナデナデ 淡「んっ」 淡(きょーたろにナデナデしてもらえたー♪) 淡(じゃなーい!目的が違うよ!) 淡(まさかこんな方法で回避されるなんて……あ、きょーたろの匂い) 作戦2 失敗 淡(まだ、まだ作戦あるもん!) 淡「ねぇ、きょーたろ」ピトッ 京太郎「うん?どうした?」 淡「きょーたろって結構筋肉凄いよね」サワサワ 作戦3 ボディタッチをしながら体の特徴を誉める! 淡(さらに!) 淡「それにきょーたろの腕暖かい」フニョン 作戦4 胸をさり気なく押し付ける 淡(これなら流石のきょーたろだって……)チラッ 京太郎「淡、暑かったんじゃないのか?」 淡「」ピシッ 京太郎(淡、胸当たっての気づいてんのかな?)アセアセ 作戦3 4 失敗 淡(これも駄目……てか、勇気だして胸まで押し付けたのに……) 淡(……サイズの問題?)モミモミ 淡「今更どうしろっていうのよ!」キー! 京太郎「!?ど、どうした?」アセアセ 淡「キッ!」 京太郎「っ!」ビクッ 淡(もう、いいもん) 淡「……」ジリジリ 京太郎「え、えっと淡さん?」アセダラダラ 淡「ぜーんぶきょーたろのせいなんだよ?」 (京太郎の膝の上に向かい合って座る) 京太郎「……」 淡「きょーたろのへたれ……」グッ ドサッ 淡「なんであんなに頑張ったのに押し倒してくれないの?」ウルウル 京太郎「え?あ、いや……」 淡「私、魅力ない?」 京太郎「そんなことない!」 淡「っ!」 京太郎「淡に魅力がないわけないだろ?ただ、不安だったんだ……」 淡「……不安?」 京太郎「淡が嫌がるんじゃないかって……」 淡「…………」 京太郎「…………」 淡「まったく……」 淡「ほんとにヘタレなんだから」チュッ 京太郎「!?」 淡「んっ」 京太郎「……」 淡「ぷはっ……」 京太郎「あ、淡……」 淡「ほら、きょーたろ汚名返上のちゃんすだよ?」ポスン (ベッドの上にのる) 淡「続き、しよ?」 終わり 『プリクラから二人で出てきた』 放課後。 淡「プリクラを撮ろうと思います!」 京太郎「…………は?」 淡「プリクラ知らない?写真とるやつ」 京太郎「いやいや、それは分かる」 淡「じゃあ何が分からないの?」 京太郎「……そんなことしてるの誰かに見られたらバレるぞ?」 淡「あー……」 京太郎「プリクラとるのが嫌ってわけじゃないけど、淡は俺達が付き合ってるの隠したいんだろ?」 京太郎(隠すために学校じゃツンケンしてるしなぁ……) 淡「まぁ……」 京太郎「それでも撮るか?」 淡「うーん……」 淡「バレるのは……滅茶苦茶恥ずかしいけど……。撮りたいなぁ」チラッ 京太郎「っ!」ドキッ 淡「だめ……かな?」ジッ ーーーー ーー ゲーセン。 京太郎「へー……プリクラって結構種類あるんだな」 淡「そうだよー。目がくっきりするやつとかありのままを撮るやつとか色々」 京太郎「それでおすすめってあるのか?俺、プリクラ撮ったことないからよく分からん」 淡「え?プリクラ初なの?」 京太郎「……変か?」 淡「え?いや、そういうことじゃなくて」 京太郎「?」 淡「初めてかぁ……初めて……♪」 京太郎「あのー淡さん?おーい?」ペシペシ 淡「へ?あ、あぁ、そうだね!機種選ばなきゃね!」アセアセ 京太郎「お、おう」 京太郎(今、何考えてたんだろ……) 淡「じゃあ……これとかどう?」 京太郎「これって言われてもどんな物か分からないんだが……」 淡「えっとね、ランダムに出てくるお題に合わせてプリ撮るんだよ」 京太郎「そんなのがあるのか。お題って例えば?」 淡「うーん……そうだね」 淡(あ、いいこと思いついた♪) 淡「結婚式とか?」 京太郎「え?」 淡「あと、き、キス……とか?////」カァァ 淡(自分で言って恥ずかしくなるとか……////) 淡(嘘なんだから照れることないよ!自分!) 京太郎「……お題に従わなくてもいいのか?」 淡「一応、出たお題には従わなきゃ駄目ってルールだよ?」 京太郎「そうなのか……」 淡(従わなくてもいいんだけどねー) 淡「どうする?」 京太郎「うーん……」 淡「別に他のでもいいよ?」 京太郎「あ、いや。せっかくだしこれにするよ」 京太郎(お題次第では淡との関係も進展するかもしれないしな) ーーーー ーー プリクラ内。 京太郎「中は結構狭いだな」 淡「そう?これ、結構大きい方だよ?」 京太郎「そうなのか?外から見た印象だともっと広いのかと」 淡「本当に初めてなんだね」 京太郎「こんなことで嘘つかねぇよ。それより早く撮らないか?」 淡「……少しワクワクしてるでしょ?」ニヤニヤ 京太郎「……ほっとけ」 淡「もぉ、きょーたろ可愛いなぁ♪」 京太郎「お金いれてっと……あ、動いた」 プリ「撮影人数を選んでください」 京太郎「人数なんて関係あるのか?」 淡「お題に関係するんじゃない?」 京太郎「なるほど。2人っと」 プリ「2人の関係を選択してください」 ・恋人 ・友達 ・他人 京太郎「三つ目なんだよ!」 淡「……他人とプリクラって怖いね……」 京太郎「流行ってやつなのか?恋人っと」 淡「え?」 京太郎「うん?どうかしたか?」 淡「ううん。ただ躊躇わずに押したから」 京太郎「?だって俺達付き合ってるだろ?」 淡「そうだけど……。あー、いいや、何でもない」 京太郎「?」 ーーーー ーー 「仲良さげに」 京太郎「あ、なんか普通のだ」 淡「だね」 京太郎「どうする?」 淡「仲良さげなら……こうかな?」ギュッ 淡「彼女が彼氏の腕に抱きついてるとかいかにもじゃない?」 京太郎「たしかにな」 プリ「とるよー?さん、にー、いち!」カシャッ 淡「ぷっ……きょーたろ真顔……」ジタバタ 京太郎「うっせ」 淡「きょーたろ、ほんと面白い♪」 京太郎「……楽しんでいただけて何よりだ」 プリ「次のお題いくよー?お題はこれ!」 「アスナロ抱き」 京太郎「?」 淡「?」 プリ「…………後ろからハグだよ」チッ 2人「!?」 京太郎「なぁあ……今……」ポカーン 淡「うん。今……舌打ちしたよね?」ポカーン プリ「と、撮るよー?」 京太郎「焦ってる……。最近のプリクラすげー」 淡「だね……」 京太郎「とりあえず、やるか。えっとこれでいいのか?」ギュッ 淡「ひゃう!」ビクッ 京太郎「え?どうかしたか?」 淡「え!?あ、いや、なんでもない!」アセアセ 淡(急にされたからびっくりしちゃっ……) 京太郎「そんなに緊張するなよ。さっき俺に抱きついてきただろ?」 淡「う、うん」 淡(するのとされるのは違うんだもん……////) プリ「じゃあ撮るよ?さん、にー、いち!」カシャッ 京太郎「次で最後か?」 淡「ふぅー……////」 淡(スッゴい緊張した……アスナロ抱きだっけ?あれ、いいかも////) 京太郎「淡?」 淡「ふえ!?な、なに?」アセアセ 京太郎「……大丈夫か?」 淡「う、うん!だいじょうぶ!」 プリ「次、最後のお題だよー」 「キス」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎「ほんとに出るんだな……」ガッツポーズ 淡「な、ななな……」 淡(なんで本当にでるのよー!) 淡(あれはきょーたろをからかうつもりで言った冗談なのに!)アセアセ 淡(どうしよう!するの?ここで?) 淡(嬉しいけど……なんか違う!出来るのは嬉しいけど!) プリ「じゃあさっそく撮るよー」 淡「えぇ!?まだ心の準備が!」アワアワ 京太郎(淡が焦りすぎてるせいか、思ったより慌てないですんでるなぁ) プリ「さん、にー」 淡「えとえと!」アセアセオロオロ 京太郎「……淡」 (両肩を掴む) 淡「へ?」 プリ「いち!」 チュッ………カシャッ 京太郎「………」 淡「……」 京太郎「……ギリギリだったな」 京太郎「なんか強引にしちゃって悪かった」 京太郎「でも良い機会だったし……って、淡?」 淡「うにゅー」プシュー 京太郎「え?あ、淡?あわいー!?」 プリ「次は落書きコーナーに移動してね」 終わり 『制服デートしてた』 放課後。 淡「きょーたろ、これから暇?」 京太郎「うん?あぁ、まぁ暇だな」 淡「そっか……。じゃあさ、これから遊びに行かない?」 京太郎「え?」 淡「だから遊びに行かない?」 京太郎「それはデートってことか?」 淡「うん」 京太郎「……制服で?」 淡「……うん」 京太郎「珍しいな。いつもなら『バレるから嫌だ』っていうのに」 淡「心境の変化ってやつだよ」サッ 京太郎「目を逸らして言うなよ……」 淡「…………」 京太郎「本当の理由は?」 淡「…………昨日、ドラマで制服デートっていうの見てて////」 京太郎「影響されちゃったか」 淡「別にいいでしょ!したくなったんだもん」プンスカ 淡「制服デートしたくなったんだもん!」プンスカ 京太郎「分かった分かった。お供させてもらいますよ」 淡「いいの!?」パー 京太郎「あぁ」 淡「やったー♪きょーたろ愛してるー」ダキッ 京太郎「分かったから学校ではやめろ」アセアセ ーーーー ーー 京太郎「それで、どこ行く?」 淡「川!」 京太郎「川?」 淡「うん♪川辺でデートしたい!」 京太郎「……」 京太郎(この辺で川なんて……) 京太郎(たぶん、淡のしたいデートってドラマみたいなやつだよな?) 京太郎「……うーん」 京太郎(無くはないけど、あそこは……) 淡「……」ワクワク 京太郎(これは……) 淡「?どうしたの?」 京太郎(しゃーないか……) 京太郎「……少し歩くけどいいか?」 淡「うん!」 京太郎「OK。なら」スッ 淡「?」 京太郎「……はぐれるといけないから」 淡「……な、なるほど////」カァァ 京太郎「早く握ってくれないか?」 淡「う、うん……」ギュッ 京太郎(相変わらず純粋っていうか……免疫力がないっていうか……) 京太郎「……」 淡「♪」 淡(きょーたろと手つないでデート♪) 京太郎(あぁもお!可愛いなちくしょう!) ーーーー ーー 京太郎「ついたぞー」 淡「ここ……」 京太郎「この時間は人通りが少なくてな。綺麗だし川の流れる音とか鳥の声とか……とりあえず、俺のオススメ」 京太郎(本当は淡の誕生日に連れてこようと思ってたんだけどな) 淡「…………」 京太郎「どうだ?」 淡「……いい」ボソッ 京太郎「うん?」 淡「スッゴくいい!」 淡「私の求めてたやつだよ♪」 京太郎「……それはよかった」 京太郎(気に入ってもらえて良かった) 淡「きょーたろ!この川、入っても大丈夫かな?」 京太郎「大丈夫だけど……制服だぞ?」 淡「タオルあるから大丈夫だよー」 京太郎「あ、いや、そういうこじゃ……」 淡「きょーたろーはいろーよー。冷たくて気持ちいいよ♪」パシャパシャ 京太郎「……もう入ってるし」 淡「きょーたろー。はーやーくー」 京太郎「はぁ……わかったよ」パシャパシャ 淡「かかった!必殺水かけ攻撃!」 京太郎「読んでた」っ傘 淡「あ!傘なんてずるいー」 京太郎「勝負は勝たなきゃ駄目なんだ。さて、仕返しだ!」 淡「きゃっ。もう♪ 私だって!」 ーーーー ーー モブ「……」 モブ子「楽しそうだね……」 モブ「だね」 おわり。 『菫先輩と一緒にお城みたいなホテルから出てきた京太郎に浮気者!って詰め寄って菫先輩と修羅場になってた』 部室。 アリガトウゴザイマシター 淡「うーん!やっとおわったー!」 京太郎「レギュラーなんだからもう少ししゃんとしろよ……」 淡「えぇーだって私十分強いよ?」 京太郎「宮永先輩に勝てるようになってからにしろって」 淡「うぐっ!」 菫「…………」 京太郎「あ、弘世先輩、お疲れ様でした」 菫「あ、あぁ!お疲れ」 菫「……須賀」 京太郎「え?あ、はい」 菫「…………このあと少し時間あるか?二人で話がしたい」 京太郎「この後ですか?えぇ、まぁ大丈夫です」 ーーーー ーー 京太郎「それで話とは?やっぱり大星の事ですか?」 菫「……いや、今回は違う。完全に私用だ」 京太郎「私用ですか?」 菫「あぁ」 京太郎「では一体なんの話ですか?」 菫「完全に私用で本当に申し訳ないんだが……後日しっかりお礼もする!だからなるべく内密にしてほしいというか……」 京太郎「…………」 京太郎(なんか珍しく取り乱してる……) 京太郎(そんなに言いづらいことなのか?) 京太郎「とりあえず、詳しく教えて頂けませんか?」 菫「………////」 菫「そ、そのだな?笑うなよ?」 京太郎「笑いませんよ」 菫「その……私はこう見えてぬいぐるみとか可愛いものが好きなんだ」 京太郎「?知ってますよ?」 菫「!?」 菫「な、なぜ知っている!」カァァ 京太郎「なぜって……」 京太郎(合宿の時にぬいぐるみ持ってきてたって宮永先輩が……) 京太郎(なんて言えない)アセダラダラ 京太郎「小耳にはさみました」 菫「……照だな?」 京太郎「っ……さぁ?」 菫「………」 京太郎「そ、それでぬいぐるみが好きって言うのがどうかしたんですか?」 菫「あ、あぁ、そうだったな。実はこの前駅前にオープンしたホテルを知っているか?」 京太郎「駅前?あぁ!知ってますよ。あの若者向けのホテルですよね」 菫「あぁ。で、そのホテルでだな……中にあるレストランで食事をするとぬいぐるみが貰えるらしいんだ」 京太郎「……なるほど」 菫「し、しかしだな?条件がカップルで食事というもので……私はあまり親しい男子がいなくて……だな……その……」 京太郎「食事だけですか?」 菫「え?あ、あぁ、もちろん!」 京太郎「ならいいですよ。俺なんかでよければ」 菫「ほ、ほんとか!ありがとう!」 菫「お礼は後日ちゃんとする!」 京太郎「いいですってお礼なんて。俺も行って見たかったですし」 京太郎(淡誘うのに下見したかったし) 菫「では早速で悪いが明日は空いてるかな?」 京太郎「えーと……はい、空いてます」 菫「そうか!なら明日の12時に駅前でいいか?」 京太郎「あ、はい」 ーーーー ーー 淡「ねぇねぇ、きょーたろー」 京太郎「うん?」 淡「明日って空いてる?」 京太郎「明日は用事があるから空いてないなぁ」 淡「えー!せっかく遊ぼうと思ったのに……」ブーブー 京太郎「悪いな。でも明後日なら」ナデナデ 淡「んっ……じゃあ明後日ね」 京太郎「どこか行きたいとこあるのか?」 淡「うん?ないよー。ただ遊びたいだけ♪」 京太郎「なら……久々に俺んちくるか?」 淡「え?いいの!?」 京太郎「この前、淡の家お邪魔になったしな」 淡「やったー!」 京太郎「じゃあ細かいことは明日の夜に連絡するな?」 淡「うん♪あぁーでもそしたら明日はどうしよ?」 京太郎「宿題でもやったらどうだ?」 淡「ええ!?休みの日に宿題とかやだよ」 京太郎(じゃあ、いつ宿題やるんだ……) 淡「宿題やるのやだから……モブ子と遊ぼうかな?」 京太郎(宿題の代わりかよ……) ーーーーーー ーーーー ーー 翌日 菫「すまない、遅くなった」 京太郎「いえ、俺もさっきついたところですから。それより、その服似合ってますね」 菫「そ、そうか?」 京太郎「はい。普段制服ですし、新鮮ですね!」 菫「あ、ありがとう」 京太郎「では早速行きましょうか」 ーーーー ーー モブ子「でも、珍しいね。淡が休みの日に私を遊びに誘うなんて」 淡「そう?今日はたまたま予定なかったし」 モブ子「いつも予定ぎっしりなのにね」 淡(きょーたろとの予定がぎっしりだからね♪) モブ子「おーい……独りで黙ってニヤニヤするなよー」ペシペシ 淡「っ……してないもん」 モブ子「……」ジー 淡「……」 モブ子「……」ジー 淡「……」ニヘラ モブ子(だめだこりゃ) モブ子「それでどうする?カラオケも行ったしてきとうにぶらつく?」 淡「このまま帰ると宿題の時間できちゃうもんねー。それじゃ何のために誘ったかわからないし」 モブ子「おい!」ペシ 淡「もぉ、そうやって叩かないでよー」ブーブー モブ子「なら叩かせないでよ」ブーブー 淡「はーい」 モブ子「あ、反省してないなー?」 淡「モブ子、愛してる」キリッ モブ子「それを男に言われたい……」ズーン 淡「ふーん?そういうもん?」 モブ子「……」ピクッ モブ子「淡……あなた、もしかして彼氏できた?」 淡「!?」 淡「なによ急に」アセアセ モブ子「いつもの淡なら『私もー』っていう場面だったのに『ふーん?』って言った!」 モブ子「これは『言われても大して嬉しくないよ?』ってニュアンスがある!」 淡「なんかもはや被害妄想はいってるよ!」 モブ子「じゃあ、いないの?」 淡「……………いません」 モブ子「なぜ即答しない……」 淡「あは☆」 モブ子「」 モブ子「……あれ?」 淡「うん?どうかした?」 モブ子「あのホテルから出てきたのって弘世先輩と須賀くんじゃない?」 淡「え?」 ーーーー ーー 菫「須賀、今日はありがとう。おかげで目当てのものも手に入った」 京太郎「いえいえ。こちらこそご馳走してもらえましたから」 菫「当たり前だ。私が頼んでおいてお金を出させるわけがないだろ」 京太郎「そんなーーうん?」 菫「うん?」 京太郎「いや、あっちから物凄いスピードで走ってるくるのあわ……大星じゃないかなと」 菫「淡?たしかしに言われてみれば……」 京太郎「……あれ?」 京太郎(これやばいんじゃ?) 淡「きょーたろ!!!」 京太郎「っ!」ビクッ 淡「これはどういうこと!?」 京太郎「おちつけ!これには深いわけが!」 淡「落ち着けるわけないでしょ!?なんでスミレとホテルにいたの!」 京太郎「は?いや、ホテルには言ってないぞ?」 淡「うそ!この目でちゃんと見たもん!」 京太郎「あ、いや、ホテルから出てきたけど!レストランに行っただけだ!」アセアセ 菫「そ、そうだぞ?」 淡「スミレは黙ってて!」 菫「っ」ビクッ 淡「昨日予定あるって言ったよね?このこと?」 京太郎「は、はい……」 淡「スミレを優先したんだ?私より!」 京太郎「あ、あのな?少し話を聞いてーー」 菫「……ちょっとまて」 淡「なに?」 菫「もしかして2人は付き合ってるのか?」 淡「そうだよ!それなのに他の女とホテルって……」ワナワナ 菫「須賀……私は言わなかったか?」 京太郎「え、えっと何をでしょうか?」 菫「麻雀部は部内恋愛禁止だと」 京太郎「」 菫「私は淡の教育係をやれと言った。しかし、恋人になれと言った覚えはないぞ!」 京太郎「ひっ!」ビクッ 淡「そんなこと言いながら私のきょーたろ奪ったくせに!この泥棒猫!」 菫「泥棒猫……だと?」ピキッ 京太郎「ま、まて淡!これには訳が……」 淡「うるさい!」 京太郎「先輩、付き合ってたことは謝りますが、これには訳が……」 菫「黙れ」 京太郎「」 モブ子「はぁ、はぁやっと追いついたって……え?……何これ」 京太郎「……助けて」 モブ子「いやいや」 ーーーーーー ーーーー ーー 京淡「すみませんでした」ドゲザ 菫「……須賀、お前は教育係だろ?しっかりと教育しろ」 京太郎「はい……」 菫「淡、お前も少しは改善する努力をしろ」 淡「は、はい……」 菫「……しかし、今回の件は私にも原因がある。須賀、淡、すまなかった」ペコ 菫「さて、これでこの話は終わりだ」 京太郎「はい……」 菫「次の話に移ろうか」 京淡「っ」ビクッ 菫「2人が付き合っているという話だが……」 京太郎「……」アセダラダラ 淡「……」アセアセ 菫「……ルールはルールだ。何かしらの処罰が必要だろう」 京太郎「……」 菫「と言いたいんだが……」 淡「え?」 菫「困ったことに須賀は男子の、淡は女子のレギュラーだ」 菫「ルールに乗っ取ればどちらかが退部にするべきだが、そうすると部に与えるダメージが大きすぎる」 菫「どうせ、どちらか止めさせたら2人でやめるんだろ?」 京淡「まぁ……」 菫「だと思ったよ。まったく……」 京太郎「すみません」 菫「いや、気づけなかった私も悪いからな。いや、そもそも男女が一緒に行動すれば恋心の1つや2つあるものだ」 菫「顧問には黙っててやるから全力で隠せよ」 京淡「あ、はい!」 菫「須賀、これでチャラだからな……」 京太郎「はい!」 淡「きょーたろ!」ダキッ 菫「だから隠せ!」 ーーーー ーー モブ子「そういえばなんで恋愛禁止なんですかね?」ズズズ 顧問「私が独身だからだ」ズズズ モブ子「え?」 顧問「私が独身だからだ」 後日、このルールはなくなりました。 終わり 『お揃いの物が増えてきたじゃん』 モブ「2人って付き合ってるんでしょ?」 京太郎「なんでそんな話に!?」 淡「そうだよ!」 モブ「だって最近お揃いのもの増えてきたじゃん」 京太郎「そ、そうか?」 淡「例えばなに?」 モブ「そうだねー、例えばそのストラップとか?」 ーーーーーー ーーーー ーー 某夢の国。 淡「きょーたろー、何買うー?」 京太郎「俺ここくんの初めてだったから定番のお土産とか分からないんだが……」 淡「あーそうだったね。んとね、基本的にはお菓子かな?クッキーとかクランチとか」 京太郎「お菓子かぁ、お、ボールペンとかもあるのか」 淡「ここ、お店も沢山あるからね。お土産決めるだけでひと苦労だよー」 京太郎「そういうわりには楽しそうだな」 淡「夢の国だからね♪お土産選ぶのも楽しいよ」 京太郎「まぁ、分からなくもないけどな……うん?」 淡「どうかした?」 京太郎「あ、いや、なんでもない」 京太郎(これってペアストラップ……だよな?) 淡「きょーたろ、ここに無さそうだったら次のお店いこー」 京太郎「あ、ちょっと待っててくれ」 ーーーー ーー 淡「たのしかったねー」 京太郎「だな」 淡「沢山写真も撮ったし、沢山きょーたろと遊べたし、大満足♪」ギュッ 京太郎「急に抱きついたら危ないだろ?」ギュッ 淡「先生、台詞と行動が違うと思いまーす」 京太郎「淡みたいなかわいい子に抱きつかれたら性別構わず抱きしめると思うぞ?」 淡「そ、そう?」カァァ 京太郎「あぁ。可愛いよ、淡」ナデナデ 淡「んゆ……きょーたろもかっこいいよ」 京太郎「だうと」ナデナデ 淡「ほんとだってばぁ。私にとっては最高の彼氏さんだよ?」ジッ 京太郎「っ……そっか」 淡「あ、京太郎赤くなってるー」 京太郎「な、なってない」 淡「可愛いなぁ」 京太郎「淡に言われるとは」 淡「また行こうね」 京太郎「また休みの日にな」 淡「あ……もう着いちゃった。なんで楽しい時間ってこんなに短いんだろ?」 京太郎「なんでだろうな」 淡「名残惜しいけど、きょーたろ、送ってくれてありがと♪楽しかったよ」 京太郎「俺もだよ」 淡「うん♪じゃあまた明日ね」 京太郎「……あ」 淡「うん?」 京太郎「危うく渡しそびれるところだった。はい、これ」っ袋 淡「?なんだろ」ゴソゴソ 淡「あ……これ、ペアストラップ……だよね?」 京太郎「あぁ。なんか気に入ったから買っちまった」 淡「…………」 京太郎「……もしかしてこういうの好きじゃなかったか?」 淡「へ?いやいや!好きだよ!?スッゴい嬉しい!ただ……その、私は何も用意してなかったから…」ショボーン 京太郎「いいよ、別に。淡が喜んでくれたなら」 淡「私もきょーたろに喜んでもらいたいー」 京太郎「そんなわがまま言うなよ」ナデナデ 淡「むぅ……あ、そうだ」 京太郎「うん?」 淡「御礼にキスしてあげる♪」 京太郎「……は?」 淡「だからお礼にキスしてあげるんだって」 京太郎「……ここでか?」 淡「うん。お礼だからね」 京太郎「いや、でもな?ここだと…←って、だから目閉じるな、爪先立ちするな、唇突き出すな!」アセアセ (片目だけ開けて) 淡「ここまで女の子にさせてしないの?」ニヤッ 京太郎「上等だ」チュッ 淡「んっ……」ギュッ 京太郎「…………」 淡「………」 京太郎「………」 淡「……ん」プルプル 京太郎「………」 淡「んー!」ジタバタ 京太郎「ぷはっ」 淡「はぁ、はぁ……きょーたろ……」 京太郎「なんた?」ニヤッ 淡「窒息死するとこだったじゃん!長いよ!」プンスカプンスカ 京太郎「それで死んでたら明日の朝刊にでるかもな。死因はキスによる窒息死」 淡「そんなの朝刊に出たら恥ずかしく死んじゃう……////」 京太郎(いや、もう死んでる……っていうツッコミは野暮か) 京太郎「とりあえず、淡からのプレゼントはしっかりもらったからな」 淡「あ、うん♪喜んでもらえて良かった」 京太郎「淡が一番嬉しそうだったけどな」 淡「……そんなことないもん……なんてね♪あ、せっかくだからこのストラップ、携帯のつけよっと」 京太郎「初めてのペアグッズだな」 淡「うん♪」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「……」 淡「……」 モブ「あと他にも左手薬指につけてるペアリングとか」 モブ「ここまでやって付き合ってないっていう?」ニヤニヤ 淡「……あ、そういえば、私ミーティングがー」ダッ 京太郎「俺もだ!」ダッ モブ「!?」 モブ「ちょ、ちょっとー!?待ちなさいよー!」 終わり 『キスしてた』 放課後。 淡「ね、ねぇ須賀」アセアセ 京太郎「な、なんだ?」 淡「そ、そのさ……相談があるんだけど……」 京太郎「……相談?」 淡「うん……駄目、かな?」ジッ 京太郎「っ……べ、別にいいぞ?どうした?」 淡「え、えっとね……」 淡(頑張れ私!) 淡「そ、その……好きな人ができた…の」 京太郎「…………え?」ピシッ 淡「……だ、だから////好きな人!できたの!」 京太郎「…………お、おう」 淡「……それだけ?」 京太郎「え?……あー、おめでとう?」 淡「それも何か違うと思う……」 京太郎「す、すまん……」 淡「あ、いや、いいんだけどね……」 京太郎「…………」 淡「…………」 京太郎「……そ、それで?俺になんの相談だ?」 淡「え?あ、あー……うん。告白するのにいい方法とかない、かな?」 京太郎「……」 淡「……須賀?」 京太郎「……とりあえず、デートにでも誘ってみたらどうだ?」 淡「で、デート?」アセアセ 京太郎「やっぱり遊んでみないと相性とかわからないからな」 淡「……だね」 京太郎「相手が気になるけど、まぁ今回はいいや。大星、応援してるぞ」 淡「あ、ありがと……」 淡(……鈍感) 京太郎(……何言ってんだ俺……) 淡「……須賀」 京太郎「うん?」 淡「わ、私、男の子と2人で出かけたことないからさ、どういうことが好きか分からないの」 京太郎「うん」 淡「……だ、だから……明日さ、デートの予行練習してくれない?////」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「…………」ソワソワ 淡「遅れてごめん」アセアセ 京太郎「あ、いや、俺も今ついたところだから」 淡「そ、そっか」 京太郎「お、おう。今日はよろしくな」 淡「う、うん。よろしくね『きょーたろ』」 京太郎「……うん?」 淡「あ……」カァァ 淡「そ、その雰囲気出すためにさ!その、名前で呼び合う方が良いかな?とか思って」アセアセ 淡「ごめんね、今のやっぱりなしで!」 京太郎「……あ、いや、別にいいぞ?予行練習とはいえ、デートだしな」アセアセ 淡「え?」 京太郎「だから、気にすんな『淡』」 淡「っ!」ドキッ 京太郎「……とりあえず、どっか行こうぜ?」 淡「う、うん!」 京太郎「それでさ……何する?」 淡「……とりあえずこうする……」ギュッ 京太郎「!?」 淡「で、デートだと女の子はせ、せせせ積極的に動いた方がいいみたいだし?」アセアセ 淡「ふ、雰囲気のためにね!」 淡(何言ってるのよ!////) 淡(手を繋ぐとかもはや告白じゃん!) 淡(……それにしても、きょーたろの手暖かい……////) 京太郎「よ、予行練習だしな!」アセアセ 京太郎(淡の手、柔らけぇ……) ーーーー ーー 淡「きょーたろ、次どこいく?」 京太郎「そうだなー、もうだいぶ遊んだしなぁ……」 淡「だね」 京太郎「……夕日でも見に行くか」 淡「夕日?」キョトン 京太郎「あぁ。近くに凄く綺麗に見える丘があるんだ」 淡「そ、そうなんだ……」 京太郎「あ、も、もちろん!練習だぞ?」アセアセ 淡「わ、分かってるよ」アセアセ 京太郎(俺の馬鹿やろう!!!) 淡(私の馬鹿ー!!!) ーーーー ーー 淡「……凄い」 京太郎「だろ?俺も初めて来たときは驚いた」 淡「この辺にずっと住んでるけどこんな所あるなんて知らなかったよ」 京太郎「地元の人もあまり知らない穴場だからな」 淡「……きょーたろはどうして知ってるの?」 京太郎「うん?隣に住んでるおばちゃんが教えてくれた」 淡「?……あ、きょーたろ下宿してるんだっけ?」 京太郎「実家は長野だからな」 淡「寂しくないの?」 京太郎「……寂しい?」 淡「1人で」 京太郎「うーん……最初は少しな。でも慣れちまった」 淡「慣れちゃったんだ……」 淡(ってことは寂しいってことだよね?)ギュッ 京太郎「……淡?」 淡「……綺麗だね」 京太郎「そ、そうだな」 淡「きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「今日はたのしかったよ」ニコッ 京太郎「っ!」ドキッ 淡「ありがとね?」 京太郎「どういたしまして?」 淡「……ぷっ」 京太郎「わ、笑うなよ……」 淡「だ、だって……」プルプル 淡(相変わらず口下手だなー) 淡(でも、それがきょーたろの良いところでもあるし) 淡(……やばい、私本当にきょーたろのこと……)ドキドキ 淡「……」チラッ 京太郎「?」 淡「……きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「……顔にゴミついてるよ?とってあげるからしゃがんで」 京太郎「お、おう」 淡「……目も閉じてよ」 京太郎「これでいいか?」 淡「うん。きょーたろ」 京太郎「どうした?」 淡「大好きだよ」ボソッ チュッ 京太郎「!?」 淡「はい、予行練習おわりー!」 京太郎「え?え?淡?今……」 淡「きょーたろ!」 京太郎「え?あ、はい!」 淡「また、予行練習してね?」 京太郎「お、おう……」 淡「じゃあ、またね!」タタタッ 京太郎「…………」 京太郎「あれ?」 ーーーー ーー 淡宅。 淡(私の馬鹿ー!!!)ゴロゴロ 淡(なんであんな、あんなことをー!!) 淡「明日、どんな顔して会えばいいのよ……////」カオマッカ (唇なぞりながら) 淡「……キス、しちゃった」 淡「………えへへ♪」 おわり 『公園のベンチで二人でお月見してた』 淡「きょーたろ」 京太郎「どうした?」 淡「その、明日のことなんだけどさぁ……」 京太郎「明日?」 淡「うん。あのね、予定ある?」 京太郎「…いや、まだないけど?」 京太郎(淡と遊ぶために土日はいつも予定空けてるしな) 淡「ほ、ほんと!?」 京太郎「あ、あぁ」 淡「じゃ、じゃあさ、遊ばない?」 京太郎「いいぞ。どこか行きたいところあるか?」 淡「え、えっと……○○公園かな……」 京太郎「ヘぇ……意外だな」 淡「そ、そう?」 京太郎「淡なら遊園地とか言うのかと思ってた。でも、何で急に?何かあるのか?」 淡「私の家近いから……」 京太郎「それだけ?」 淡「…………」 京太郎「淡?」 淡「……」キョロキョロ 淡「そ、その……明日の夜からね……翌日の夜まで……両親いないの」 京太郎「」 京太郎(ふぁっ!?) 淡「だから、その……////」 京太郎(え?え?なにこの展開……。俺、いつフラグ立てた!?※) 京太郎「え、えっと……それはつまり?」アセアセ 淡「だ、だから……その……」 淡「…………夜の公園で月見とかしない?////」 京太郎「わ、わかった!……うん?」 淡「……」 京太郎「……淡さん、今なんと?」 淡「へ?だ、だから!両親いないから久々に夜遊びできるの!」 京太郎「え?え?どゆこと?」 淡「だから……普段は夜出歩けないじゃん?」 京太郎「……だな」 淡「だけど、両親がいないから明日の夜は夜遊びができるの!」 京太郎「…………そこまでは分かった。じゃあなんで淡の家の近くなんだ?」 淡「え?だって、夜出歩いたら補導されちゃうから……////」カオマッカ 京太郎「…………なぜ顔を赤くする?」 淡「だって恥ずかしいじゃん……高校生なのに夜遊びくらいで浮かれてるの……」 京太郎(……数秒前の俺、散れ!) 京太郎「……」ナデナデ 淡「わっ!急になに?」アセアセ 京太郎「いや……淡は心が綺麗だなーって思ってさ」 京太郎(俺と違って) 淡「そ、そうかな?」 京太郎「あぁ。じゃあ、とりあえず明日は月見でいいのか?」 淡「う、うん!いいかな?」 京太郎「俺も淡と月見したいからな。やろうぜ」 淡「やった♪」ガッツポーズ 京太郎(可愛い) ーーーーーー ーーーー ーー 夜。 京太郎「晴れてよかったな」 淡「だねー。おかげで月が綺麗だよ」 京太郎「だなー」 淡「あ、きょーたろ、お団子持ってきたよ♪」 京太郎「サンキュー。お月見の定番だな」モグモグ 淡「きょーたろは何持ってきたの?」 京太郎「うん?これか?お茶と紙コップ」 淡「お茶ってホット?」 京太郎「いや?冷たいやつ」 淡「じゃあもらうー」 京太郎「はいよ」 淡「ありがとー」ゴクゴク 京太郎「あ、団子ごちそうさま」 淡「いえいえー」 京太郎「……」 京太郎(そういえば、この後どうするんだ?) 京太郎(つか、月見って2人でやるものだっけ?) 淡「……?」 京太郎「……静かだな」 淡「え?うん……だね」 京太郎「……」 淡「?どうしたの?」 京太郎「あ、いや……」 京太郎「淡」 淡「うん?」 京太郎「……隣、いっていいか?」 淡「え?……あぁーうん、いいよ」 京太郎「…………」 淡「…………」チラッ 京太郎「……」チラッ 淡「…っ!」サッ 京太郎「……」 (淡の手の上に手を置く) 淡「っ……////」カァァ 淡「……」ギュッ 京太郎「……綺麗だな」 淡「だ、だねー」 京太郎「……」チラッ 淡「……え?」 京太郎「……淡のことだぞ?」 淡「……ふぇ?」 淡「な、何言ってんの急に!」アセアセ ゴンッ 淡「イッター!?」 京太郎「……大丈夫か?」 淡「大丈夫じゃないよ!もぉ……////」プシュー 淡「そ、そういう不意打ちは駄目だよ……」 京太郎「いや、なんとなく言いたくなってさ」 淡「なんとなくで私の心を乱さないでよ……////」 京太郎「……心以外は乱してもいいのか?」 淡「え?それ以外に乱すものあるの?」キョトン 京太郎「…………」 淡「?」 京太郎「……」ナデナデ 淡「……なんで急に撫でるの?」 京太郎「いや、純粋だなーって思ってさ」 淡「それ、馬鹿にしてる?」ジトッ 京太郎「誉めてんだよ」ナデナデ 淡「ならいいけど」 京太郎「ほら、こんなに綺麗なんだ、月みようぜ」 淡「うん♪」 終わり 『淡の部屋に男物の下着や私物があった』 淡宅。 淡「ちょっと散らかってるけど、ゆっくりしていって」 モブ「……あ、うん」 モブ(散らかってる?どこが?) モブ(私の部屋の方が何倍も汚いのに……) 淡「どうしたの?立ってないで座ったら?」 モブ「う、うん」 淡「?どうかした?」 モブ「あ、いや……。淡、なんか急に女の子らしくなったね」 淡「どういう意味?」ジトッ モブ「ほら、前まではがさつって言うか……嘘嘘!嘘だからそんな怖い顔しないで!」 淡「まったくもぉ!」プンスカ モブ「でも、なんていうか前より女の子らしくなったよね」 淡「そ、そうかな?」テレテレ モブ「うん。まるで彼氏でもできたみたい」 淡「っ!」ギクッ モブ「ん?」 モブ(今、少しだけ……) モブ「淡、もしかしてほんとに?」 淡「う、ううん!全く!全然!これっぽっちも彼氏なんかいないよ!?」アセアセ モブ(いるのね……) モブ「……モブ男?」 淡「な、なにが?」 モブ「彼氏」 淡「だからー!いないって」アセアセ モブ「……じゃあ須賀くん?」 淡「だだだだだから、違うって!」 モブ「……」 モブ(須賀くんぽいな……。よし、もう少し……) モブ「そういえばさ、話変わるんだけど、モブ子が好きな人できたらしいよ」 淡「あ、そうなの?」ホッ モブ「誰だと思う?」 淡「モブ男かな?」 モブ「実はね、須賀くんなの」 淡「」 モブ「……」 モブ(プッ……淡固まってる) モブ「一緒に応援してあげようね!」 淡「え、えっと……きょ…須賀はやめた方がいいんじゃない?」アセアセ モブ「なんで?」 淡「だ、だって須賀は……き、金髪だし!」 モブ「淡もじゃん……」 淡「そ、そうだけど……。あ、須賀ってスッゴい鈍感だよ?」 モブ「あぁ、かもね。鈍感ぽいよね。でも、須賀みたいな人って付き合ったら彼女のこと大切にしてくれそうだよね」 淡「そうなんだよ♪……あ」 モブ「……淡」 淡「ち、違うもん!きょーたろじゃないもん!」 モブ(何もいってないのに……) モブ「……」キョロキョロ 淡「な、なに?」アセアセ モブ「じゃあさ、あの帽子はなに?」 淡「え!?」 淡(あれは……きょーたろの……) 淡「わ、私のだよ?」 モブ「男ものだよ?」 淡「私のだもん!」 モブ「かぶってみて」カポッ 淡「……」ブカブカ モブ「淡?」 淡「……私のだもん」 モブ「そう。じゃあ、あの腕時計は?あれも男ものだよね?」 淡「あ、あれも……私の」 モブ「サイズ合ってないね」 淡「買ったばかりだから……」 モブ「……ふーん。じゃあ、あの枕元にある男ものの下着は?」 淡「!?」 モブ「あれ、下着だよね?」 淡「……私の」 モブ(無理あるでしょー) モブ「ふーん。でもウエスト的にはけないよね?かぶるの?」 淡「そ、そんなところ……////」 モブ「かぶってみて」 淡「っ!?」 モブ「できない?」 淡「…………」 モブ(本当にかぶるのか……) 淡「か、かぶった……////」プルプル モブ(今にも泣きそな淡……可愛い////) モブ「そう。じゃあ、本当に須賀くんとはなんにもないんだ?」 淡「うん……////」カオマッカ モブ(必死過ぎる淡かわいい!) モブ「でも、淡にこんな趣味があったとは……」 淡「そ、その……皆には内緒に……」ウルウル モブ「」ズキューン モブ「分かってる!絶対に内緒にする!」 モブ(どうせ須賀くんのだしね…) 淡「ありがと……」ニコッ モブ(いちいち可愛いなぁちきしょー!) 淡(上手くごまかせて良かった……)ホッ コンコン 淡母「淡ちゃん、ちょっといい?」 淡「ママ?どうしたの」ガチャ 淡母「これ、昨日きょーたろ君が忘れていったハンカチ。洗っておいたから明日にでも渡してあげて」 モブ「ぶほぉっ!」 淡「」 終わり
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 02 35 08.59 ID pMZkOtLJo [2/3] \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ | 必 お ま | 、 "" i ノ \\ |. 然 っ. : | \ r‐ ― ァ U 八i' // | な か : |..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i / | ん け ま |" \ /  ̄ ! i < や .は あ .|i /‐'iハ | .;' | け |ハ__,/》《∧_}\. |/ | ど |,/ /|| |ト、! \ | な |_/ .|| || i } \________/ /ハ! ,/ i { / .! i/ |\ } \ / / 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(54) <雀力> F(14) <歌唱力> F(13) <演技力> D(30) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllll歌唱力|lllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 98 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 34 43.30 ID 6hvUCspUo [2/4] いかん、スレが殺伐としてきた…… ここは、ぽんこつで清めるしかない……!! ということで 【第一回 ぽんこつ会議】 照「ということで、みんなに集まってもらった」キリッ 咲「ふぇ?」 和「あの、これはどういうことなんでしょうか?」 菫「……」 照「さっきも説明した通り、私達は不名誉にもぽんこつの烙印を押されている」 咲「ぽんこつ?」 和「そんなオカルトありえません!!」バンッ 菫「そうだ! 私のどこがポンコツなんだ!?」クワッ 照「……」 咲「え、それは……」 和「……」メソラシ ---、...--<¨\-...、 / -- --\ \ \ // \ \ \ /´ \ .. / | | \ _| . l\__ | | 、l _ _ Ⅵ | . l_/ _l イ|\ | \ 〉| | . 八 ´ l八|  ̄ =苧芹| | え? |`¨Τ=苧芹 V_ノ | | | | . V_ノ l /| | | ∧ ' イ | |. 八/i .、 rっ /| | | | 个 .... /| | | | | | Τ ∨| | | | l | /У り l―┴ 、 | | 斗{/-、 , -/| | /-、 ┌‐  ̄ |´ ̄ ̄/ | |--// ∧ \ | / . /// | { `ト \ l / . -=/ /´ / { ノ |二ニ=- { -=ニ二/ { / \ / /\二二ニ、∠二ニ= i | | } / / >‐〈ニニ/ニニ\ | ∧ | \__/ /. ∨ { /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨| l「 ̄ ̄ ̄ `く ∨--/二ニ/ } `¨¨¨¨¨ /{ニニニニニニニ | } 厶=イ 〉 / |_ ┬―‐┬v' /__} { / `¨| |¨′ 照「(どうしよう、気づいてない)」ヒソヒソ 和「(それとなく教えてあげるというのはどうでしょう?)」ヒソヒソ 咲「(で、でも……!)」ヒソヒソ 菫「おーい」 107 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 43 58.38 ID 6hvUCspUo [3/4] 照「ということで、脱ぽんこつを目指して頑張ろうと思う」 咲「う、うん!」 和「何を持ってぽんこつなのかはわかりませんけど」 菫「いや、だから私はぽんこつじゃ……」 照「それじゃあ、進行役を呼ぼう」パンパン 菫「頼む、聞いてくれ……」 はやり「はぁーい! 呼ばれて飛び出て、はやりだよっ☆」キャピキャピッ 咲「(こっち側じゃないんだ)」 照「(こっち側だと思ってた)」 和「(どう見てもこっち側ですよね)」 菫「なぜ、瑞原プロが……?」 はやり「まぁまぁ、細かいことは気にしない♪ 早く始めちゃおうよ!」 照「そうだった。私達はぽんこつを脱却しないといけない」キリッ 咲「頑張らなきゃ!」 和「(もっとまともな人はいなかったんでしょうか)」ウーン 菫「私はしっかりしている。しっかり者なんだ……」ブツブツブツ はやり「はいはい! それじゃあ、最初のお題はこれだよ!」 安価↓3 1 京ちゃんのいいところ 2 好きなモノ 3 苦手なこと 4 自由安価 ※内容によっては安価↓ 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 23 59 06.52 ID 6hvUCspUo [4/4] はやり「はい、これっ!」デケデンッ! 【ファン度自慢】 はやり「ファン度自慢だって☆」 咲「ファン度自慢?」カキカキ 和「一体なんのファン度でしょう?」カキカキ はやり「そこらへんも踏まえて考えてみてね」フフフ 照「……」カキカキカキカキカキカキ 菫「う、うーん」カキカキ ピンポンパンポーン はやり「はい、時間だよっ! 一斉にカードをオープン!」 咲「えっと」 <雑誌を三冊ずつ買った> 和「こんなものでしょうか?」 <実は声を録音して目覚ましにしている> 照「このくらい当然」 <おはようからおやすみまで見守っている> 菫「まぁ、こんなものか」 <出ているCD全てを揃えている> はやり「……えぇ?」ドンビキ 咲「ちょっとお姉ちゃん!? それどういうこと!?」 照「当然でしょ」ドヤッ 咲「それに和ちゃんも!」 和「特注です」フフフッ カチッ 時計「オハヨウノドカ! キョウモカワイイナ!」キョウタロウボイス 和「ふふふっ」ニッコリ 咲「私も欲しいよっ!!!」 照「是非作り方を……」 菫「みんな、須賀君の事を書いているのか……」 はやり「この空気の読めなさ具合が、ぽんこつの所以だね!」 菫「」 はやり「今回のお題、優勝者はこの方ですっ!!」キャピン! 安価↓1~3 で一番コンマが大きい人 1 咲 2 照 3 和 4 菫 131 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 11 16.47 ID h7KEr7qZo [1/2] はやり「弘世菫ちゃんでーす!」 菫「や、やった!!」 はやり「おめでとうございまーす」パチパチ 菫「どうだ!? 私はぽんこつじゃないんだ!」 はやり「ということで、優勝者の弘世さんは一抜けですね☆」 菫「え?」 はやり「ここはぽんこつだけの会議ですから」 菫「そ、そうだな。うん、もうここに用は無いか……」 咲「イヤー、ザンネンダナァー」 照「ユウショウデキルトオモッタノニー」 和「ツギガアリマスヨ、ツギガー」 菫「……」 菫「ハメられた!?」ガビーン ※ 祝 菫さんポンコーズ卒業です はやり「これから新ぽんこつが出現する度に、増えてくるからね!」 照「最後まで残ったものが……ぽんこつおぶぽんこつくいーん」 咲「ほのぼのスレにおいて、最も優遇されるPOPQ!」 和「ある意味、シリアスのヒロインを取れない人にとっては……こちらが本命!!」キラーン はやり「それじゃあ、次回のぽんこつ会議もお楽しみねっ☆」 菫「な、なぜだ……なぜ私がこんな目に」ガクッ さて、次回はどんな新メンバーが現れるのか? そして最後にPOPQに輝くのは一体……!? .i. . . {. . !. . . .} .}! . .i} . . }i . . .', .ハ.!.; . . {. . i i . . .}! }i . .}i リ .}i . . . ,ハ{. . . .{.,i;;;;!};;;;;;;;}!;;} !;;_}ェz-チ} . . . i ハ.i.}. ',. ヽ乍示勿 ゞ=゙'チ. . . . .i}从 (ん? ということはシリアスヒロインの座は私が……).ヾ!',.',. ヾー ´ i . i . i;;;i゙ }.i. ;ヾ; .ゝヽ 丶 ハ;;i尤リ! i .}.ヾ,,ヽヾ、 ‐ - イ . ! .ii}i. i } . l . . . }> .. _. . '. {. . . i .i} ! ! i . !i'´`ヾー 、 . , '. ./、 . . . i.! !. { .i . { .. i≡ヾ .iノメ.ヾ、 i.i i,メi i ! i. .ゝ i./ . ヽ,冫i i//i .!/ヽ、 !ヾ、 ゝ、. }ゝ .i ノリ从ゝ、//i !///ヽ、! ヾ、 〈 .iノ. }. i }/////i//ヽ 竜華「ん? 何か言った?」 煌「すばらっ!」 淡「……」 菫「……急に敵のハードルが上がった気がする」 菫さんの戦いはこれからだっ!! カンッ! 143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 38 31.64 ID h7KEr7qZo [2/2] 【おまけ】 【白糸台 正門前】 京太郎「ふわぁぁ」 菫「こら!」 京太郎「ほへっ!?」ビクッ 菫「こんな場所で大口を開けてあくびとは、関心しないな」フフッ 京太郎「す、菫さん?」 菫「君はもうアイドルなんだ。少しは周りの目を気にした方がいい」ツンッ 京太郎「うっ」ドキッ 菫「私はこっちだ。ちゃんと遅れないように教室に行くんだぞ?」 京太郎「は、はい……」ポーッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ ー /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「また放課後に……な」ニコッ 京太郎「~~~っ!?」ドキドキ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「一体なんなんだ……今日の菫さん」 なんだかいつもより大人っぽくて…… 京太郎「綺麗だったな……」ポーッ ぽんこつレイプ! クール美女と化した菫!! カンッ! 170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 28 43.54 ID TrGzLH8zo [1/15] 遅くなってすいません まぁ、雑談に関してはスレに関係ある内容なら何も言わんお 変な内容があってもスルーでオナシャス! マホちゃんがなんでもしますから! 【今日の内容】 アイドル活動 祝 soulcatcher(s) 1巻発売! サイン会していいんかい?(サイン会だけに) 祝 soulcatcher(s) 一巻買えた 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!! ~~~~~ 和「京太郎君、大丈夫ですか……?」 京太郎「優希は味方だ! 絶対に!! 味方にしなきゃいけねェ奴だ!」 咲「!!」 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる!!」ガチガチガチガチッ 煌「須賀君……明日はサイン会ですよ」 京太郎「!!」キッ / , / / / / | | . . . / / / ' | | | | i| | . イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ , <//////{/{{`∧ 、 / }}//////> 、´//////////// l| ,∧ _ ∧ ||///////////>/////////////从 { 、 _ ィ -vノ ' } /'//////////////////////////{/∧ l\ ー=≦__ , ´ /' / イ∧//////////////////////////|//∧ . \ / / /'////}///////////// 京太郎「悪ぃな、明日のサイン会……荒れるぜ!!」 はっじまるよー! 178 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 35 15.02 ID TrGzLH8zo [2/15] 【某日 朝 京太郎のアパート】 京太郎「う~ん……」ムニャムニャ ピピピッ (こ)ロ个ロ(こ) ⌒~´`'7,... _ /7´ ̄ ̄ ヾヽ , -‐ ゝ-‐_ ニ-‐-'| || |_ .| | <テルサンオハヨウ! キョウモカワイイデス! l ̄ ̄ ̄ ! ,!. || | | |ニニニニニ|_ -‐ ' " ヾ、____,〃  ̄ ̄ ̄ ’ ’ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. . ----- . ._ ドゥフフ __ ryーv‐ー.,. ´ ` .、 . 、_r-r-vー┐....ryーv‐ . /´ ̄ \ ¨¨¨ 、..゙、_r-r-vー┐.....f , -‐.,. ´ \ -- 、 〈 . f , , -- | 、 、 \ -- 、 〈. } i|... / ヽ 、. |!; }'..} ゙/イ , | |、 \ \ \ \.... |!; }'...゙{ l|... ' , '. \...|l {、 l| . / / { ∧ \ \ ヽ |゙'" |l {、 f l|......| | | ヽl )f...../ / / 从 { 、\_ \ | ト、 、 . |l ). 〉 i| - | | | 、 .、 / イ / , { \ ∧ ´ \ | } /l } |`\..゙ ....{ l|......| { | },、 l  ̄ `..゙〉.. l|....Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ ,.... |l 〉 ン~,ウ~ン…….゙〈 ;l! | | | | / { .| | .|. |! {..〈 ;l / イ/ ∧ ィ= ` /' , / /.... |! {...._ l!.....| l .| | |_ノ 从 j. |! ´.._ l! ,./ イ从{ 、 u | ハ}. |! ´...゙i ;i|.....| , , | | | | | ' l! 〉..i ;i|. 叭 _ .._ ., 从{.... l! 〉.....}/ . | | | | | | | . --\{......}/ー-====..゙\´ ./ |\. --\{_└ー^...| , / , |ィ} ,..=ー^ー┘ . ー^ー--'''~`ー-ー..` r ´ ! 、.ー^ー┘. | { / / | .| , / / .. / | ∨、. | /| , { / // イ_ _ _ .} , | .〉 \. |' , / | | ̄ / イ ヽ / .\/ 〉 / \_. \ {/、 .从 / , < ∧ ./ ,イ ☆ > 、. / }/{ \{. ,. -──────- 、_...★.... ,. -───- 、_.. ★ } ____ __ ,. - - ‐ ''''' " ̄ ̄ >--" ̄ ゙ '''ー  ̄ ̄` 丶 、 ̄ ̄ ー‐ ''' " ̄ \__ 京太郎「はっ!?」 チュンチュン ピヨピヨー ミキリツ……ムヒョー! シゴテシクダサイ 京太郎「夢、か……?」 ガラガラ 煌「おはようございます、京太郎君。朝ごはんできてますよ?」ニッコリ 京太郎「……はいっ!!」パァッ 184 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 47 04.47 ID TrGzLH8zo [3/15] 【白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 教師K「はい、それじゃあ授業は終わり。各自寄り道せずに帰りなさい」テクテク ザワザワ ガヤガヤ モブ子I「ねぇ須賀君、放課後暇? 一緒に遊びに行こうよ!」キャハ 嫁助「(無駄だぞモブ子I)」 京太郎「ごめん、今日はレッスンあるからさ。事務所行かないと」アハハ 嫁助「(須賀の心完全に閉じてっから)」 淡「タロー……」バキッ 嫁助「(それ見て大星が傷ついてるし)」グッ 京太郎「お前さっきから何言ってるんだ?」 嫁助「言ってねェス、言ってねェス」 京太郎「??」 淡「今日は麻雀部来ないの?」 京太郎「ん? ああ、もうすぐサイン会があるからそれの準備だな」 淡「……そうだったね」 京太郎「やるのは日曜日だから、お前も来いよ」 淡「もうサイン持ってるし」 京太郎「別に二枚あってもいいだろ? それに、あのサイン字汚いから書き直したいんだけど」 淡「ダメ!!!」クワッ 京太郎「え?」 淡「……いいの。私はあれがいい」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ?」キョトン 安価↓3 1 今日は事務所に行く 2 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 57 40.73 ID TrGzLH8zo [4/15] 【芸能事務所 アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございます!」 竜華「おはよう京太郎君」 京太郎「あれ、竜華さん早いですね」 竜華「サイン会が近いんや、ボヤボヤしてる暇はないで!」 京太郎「そうですね! 頑張りましょう!」 社長「頼むよ須賀君。ファンに直接会う第一印象というのは、かなり大事だからね」 京太郎「はいっ!!」 メラメラメラメラ 煌「燃えていますね、すばらっ!」 久「あー、忙しい忙しい」カタカタカタカタ 煌「でも、事務仕事かなり早いんですね」 久「これでも会長だったからねー当然よ」フフッ 京太郎「(凄い、なんだか本当に……みんなに支えられてアイドルに導かれているみたいだ!)」 竜華「さぁ、今日のスケジュールはこれや!」 京太郎「!!」 安価↓3 A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) グラビアの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 210 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 06 51.37 ID TrGzLH8zo [5/15] 竜華「ビシバシ、レッスンや!」 京太郎「はい! 頑張ります!」 竜華「サイン会前やからって緊張はせんでもええよ。普段通りや」 京太郎「そ、そうですね!」 煌「今日の京太郎君は、なんだか硬くなっているようですね」 久「硬くなってる……//」カァッ 煌「?」 社長「事務員はスケベなことしか考えないのか?(偏見)」 竜華「そんでな、今日のメニューはこれなんやけど」 京太郎「あ、はい!」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 5 はやりんスペシャル☆ 220 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 15 15.46 ID TrGzLH8zo [6/15] 竜華「今日はトレーナーの先生がおるんや!」 京太郎「トレーナー? ということは……」 ガチャッ はやり「お待たせ! はやりんだよっ☆」 京太郎「瑞原プロ!」 はやり「もう、はやり先生って呼んでよ!」 京太郎「すいません、はやり先生」ペコリ はやり「うん! いい子いい子♪」ナデナデ 京太郎「こ、子供扱いしないでくださいよ!」テレテレ はやり「ふふっ、可愛いねー」ニコッ 竜華「……うちはプロデューサー、うちはプロデューサー……」ブツブツブツ 煌「?」 久「こういうのを気にしないあたり、貴女も相当な聖人ね」 煌「ほへ?」 はやり「ということではやりんスペシャルいっちゃおうか?」 京太郎「はやりんスペシャル!?」 はやり「うふふ、じゃあ行っくよ~☆」 京太郎「!?!?」 シュババババッ!! 竜華「こ、これは!?」 煌「!!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 弾道が114514上昇 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 234 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 22 18.54 ID TrGzLH8zo [7/15] はやり「はい、完成っ!!」 京太郎「す、すげぇ!!」デデーン / イ/ / / /! / j .7 ', i、 /.∠/ 7 77 7| / i 7 ', .i ', // / , i .ヽi.7'i! / ! .7 ∨ .i ', 〃 / ン' ,.! .7! i心! 7 | .i ∨ ..| ', j / ン´7 y'/i i`'弋z| .7 _! .i====='', .|--ヘ イ / 7 /〃.i ! , '.i .i . i i,七士ニ__,', .7 ヘ /イ 7 / ,イi', i / ヤ i ヤ.彳 ヒ艾心 i ..7フT ヽ 彳´ 7 / イ≠ / ヤi', ヘ| `゙''ゝー--Ⅶ.7 7 、 j / 彳 ヽ ヾ i 7 7/∧ ※ 京ちゃんです |.7 ',ヽ 、 . 7,' //// ヘ レ ', _ . 7,' /// ハ ヾ、_ . 〃 〃´ ヘ \ . 彳 , ハ ヽ .. ;イ ', ... , < ', ... _ , -‐ ' ´ ` ─── ¨¨ヘ ヘ 竜華「い、今何が起こったんや!?」ビクビク 煌「超スピード!?」ガタガタ 久「私が遅い? 私がスロゥリィ?」ガタガタ 社長「私が説明しよう」ズイッ 竜華「見えたんかおじさん!?」 社長「今瑞原プロは一瞬にして須賀君の喉、丹田を入念(意味深)にほぐし、乱れているメイクを整えたんだ」 竜華「そ、そないなことできるわけ……!」 はやり「ふふっ、アイドルたるもの、一瞬で身だしなみを直せなきゃね☆」 京太郎「す、すげぇ!!」 はやり「じゃあ、続けて細かいところの修正もしようか?」 京太郎「お願いします!!」ペコリ はやり「はやり~んスペシャル!!」カッ 一同「「「!?!?!」」」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 何も無し 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 250 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 30 09.35 ID TrGzLH8zo [8/15] はやり「ふぅ~」アセアセ 京太郎「す、凄い!」ツヤツヤ 竜華「京太郎君の顔がまるでゆでたまごみたいみたいや!」 煌「ツルッツルですよ! すばらっ!!」 京太郎「お、おぉぉぉお!!」 _, ...... / . イ .ヘ >'" >'" . イ / i ヘ ヘ >'" __ _ ,..... >'" -‐' ./ ./ // .j i 7', ヘ , イ__, -- フ , ... -‐ 7 _i / / / / .// ≠7 i i',',\\ / ィ'´ i ', ン , y / //=、// ≠' / 7 ! i | `ヽ、 '´ i /// // .ン〃弋Zフ¬ ハ / .7', .! .i.! フイ7 //≠ 〃.//  ̄ ///ij ヘ/7 7 ハ.i リ >-イ ;; ; 7 .// i ! イ 〃 イ ヘ 7 .ヾ >'"´‐ / ; イ≠ /i | 〃 レ' , , イ7 ; イ´ ./イ´≧---'-、ヾ ヽ _, -‐ jイ i,'イ´ 彳 ,、/ >-、>、 i > . / / >、\ ヾ / > _/ ./ \\ ./ヘ_ . イ \\ヽ .',>.、 , -‐'" \\ ヘ > 、/ \\ヘ > 、 \\ \ ヘ ヘ ヘ 久「やっぱり似合うわねぇ、こういう格好」ウンウン 京太郎「か、かつらが重いですけど……」 煌「歌舞伎役者みたいでカッコイイかな!」 はやり「うん、やっぱり男前だね!」 京太郎「はっ!? もしかすると……んあー!」キュピーン 社長「声の張りもよくなっている!!?」 久「凄い!!」 竜華「じゃ、じゃあ歌唱力も!!」 京太郎「妖↓精↑たち↑が↓夏↑を↓刺↓激↑する! ナマ足↓魅惑の↑マーメイド↑↑!!」キィィィン 一同「「「「」」」」ブクブクブクブク 京太郎「あっ……(察し)」 雀力以外が少しだけ上昇した!! 260 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 43 19.76 ID TrGzLH8zo [9/15] 256 ナイナイナイナイ! ナイナイナイナイナイ!! あれ、キャップが沸かない……? キャプ出現は見送りだし! 華菜ちゃんの出番を増やすしかないし!! 【京太郎のアパート】 煌「いよいよサイン会ですね」 京太郎「そうですね……ふんっ」フンフン 煌「自分のファン達に、初めて会うなんて……すばらっ!」キラキラ 京太郎「ファンが居てくれればの話ですけど」グググッ 煌「きっとたくさん来ますよ。ふふっ、たーくさんっ!」 京太郎「……(優希も、くるのか)」 ~~和「ゆーきを、救えるのは須賀君だけなんです」~~ 京太郎「いや……あいつがオレがアイドルだなんて知ってるわけないんだ」 煌「京太郎君?」 京太郎「いえ、なんでもないです」 大丈夫、明日は何も起きない きっと……大丈夫 【長野 優希の部屋】 優希「……京太郎、明日。お前を連れ戻して見せるじょ」 お前は私の……大切な人なんだじぇ 優希「勝手に、ヒグッ傍を離れたら…うぇぇ…許さない、ん……グスッ」ポロポロ こうして、それぞれの思惑を胸に夜はふけていくのであった 268 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 54 28.83 ID TrGzLH8zo [10/15] 【サイン会当日 舞台裏】 京太郎「うわぁぁぁぁ緊張してきたぁぁぁ!!」 竜華「落ち着いて深呼吸や!」 煌「ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」 竜華「何を産む気や!?」 久「花田さんも緊張することあるのねー」 煌「きき、緊張なんてしししててて」ガタガタガタ 京太郎「お、落ち着いてください!」アセアセ 煌「で、ででででももも!?」 京太郎「俺は大丈夫ですから、ね?」ナデナデ 煌「は、はい」ホッ 竜華「(なるほど、京太郎君を落ち着かせる為にわざとやな)」メイスイリ 久「(コンディション管理はマネの仕事だけど、花田さんレベルマネが業界にどれだけいることか)」 京太郎「よし、頑張ろう」 煌「ふぃー、なんとかなりそうかな?」クスッ 京太郎「え?」 煌「いいえ、なんでもないですよ」ニコッ 竜華「そろそろ時間やで!」 京太郎「本当に並んでるんですか?」ジトッ 竜華「当たりまえやん! ほら、見てみぃ!」 京太郎「……」コソッ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「す、すごいっ!」 久「あれが全員須賀君のファンなのよ?」クスクス 京太郎「俺のファン……」ドクンッ 久「胸を張りなさい須賀君。貴方はもう、私に使われていただけの男じゃないわ」 京太郎「部長……」 久「さぁ、開演よ!!」ニッ 京太郎「はいっ!!!」 279 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 02 27.62 ID TrGzLH8zo [11/15] 煌「皆さんお待たせしました! これからアクセル1の期待の新人、須賀京太郎君のサイン会を始めます!」 ワイワノワイノ ヤッタゼ アァ~イイッスネ アクシロヨ イキマスヨ、イクイク! 煌「それでは、須賀京太郎君の登場です!」サッ パチパチパチパチパチパチ 京太郎「ど、どうも」オズオズ ファン一同「……」ピタッ 京太郎「須賀、京太郎です」ニコッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V ファン一同「!!!」 キャァァァァ!!! カッコイィィィ!! ダイテェェェ! フゥゥゥ!! 京太郎「え?」 竜華「掴みはオッケーやな!」 久「よしっ!」 煌「それではまず、京太郎君に挨拶をもらいたいと思います」 京太郎「あ、挨拶!?」 ガンバッテー! 京太郎「はい、頑張ります」ニコッ ファッ!? クゥーン…… バタンッ ファンガタオレタゾ! ナンテハカイリョクダ!! 京太郎「???」 293 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 13 06.59 ID TrGzLH8zo [12/15] 京太郎「あーえっと、皆さん。今日は俺なんかの為に集まってくださってありがとうございます」ペコリ ダイジョウブダヨー ナガノカラキタヨー 京太郎「え? 長野ですか? 俺も長野出身なんですよっ!」パァッ アゥッ…… キャー! 京太郎「それで元々は冴えない日陰者で、目立たないような男だったんですけど……」 ソンナコトナイヨー チョーカッコイイヨー! 京太郎「あ、ありがとうございます!!」ペコリ ウゥッ!? トヨネシッカリー! 京太郎「えっと、それで俺は元々……大したことない奴だったんです」 竜華「(京太郎君……)」 京太郎「だけど、そんなオレがこうしてファンの方にサイン会を開けるのは……ある人のおかげなんです」 ザワザワ エー? ダレー? 京太郎「その人は頑張り屋で、時々怒るけど……根は誰よりも優しくて」 竜華「っ!!」 京太郎「今この場を借りて、その人にお礼を言わせてください」スッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「俺をここまで導いてくれて、ありがとうございます」 ガヤガヤ ザワザワ 京太郎「これからも俺がトップアイドルになるまで、よろしくお願いします!!」 ガヤガヤ ガンバッテー! ナレルヨキットー! ソンナスガヲオウエンシテル ケッキョクタダノファンッテワケヨ オ ウ エ ン カクテイネ!! チョウガンバッテホシイデス 竜華「な、何を言うとるんや……ヒック、あの、バカ……グスッ」ウルウル 久「自分を誇っていいのよ。貴女は須賀君の……恩人なんだから」 309 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 30 31.43 ID TrGzLH8zo [13/15] 【なんやかんやでサイン 握手会スタート】 京太郎「応援ありがとうございます」カキカキ 鯖缶好きな女の子「中々見所ある男なわけよ」ニギニギ 京太郎「中学生かな? ありがとう」ニコッ 計算されてミニスカの女の子「超応援してます! B級映画に出たら絶対見ますから!」キラキラ 京太郎「……具合悪いんですか?」 ぼーっとしてる女の子「ううん、大丈夫。ちょっと記憶してるだけだから」ミョンミョン 京太郎「こ、個性的な右手ですね(声が和に似てる……)」ヒクヒク むちむちボディの鮭弁好きの女の子「関係ねぇよ!! カァンケイねェェんだよォォォオ!!」ニギニギニギ 京太郎「し、白い!」 白もやし男「あァ? てめェ、喧嘩売ってんのかァ? あ、あっくんへってください」ニギニギ 京太郎「これからもよろしくお願いします」パキィィィン! 幸薄そうなウニ頭「おぉぉ! ついに俺の右手にも運が向いてきたぁぁ!!」ヤッタゼ! 白いシスター「いいからご飯食べに行くんだよ! お腹空いたんだよっ!!」ガブリッ 竜華「京太郎くんのファンは個性的やなぁ」コソコソ 久「個性的ってレベルじゃない気もするけど」コソコソ 煌「でも、中には見知った顔もいるようですよ?」ヒソヒソ 咲「京ちゃん!!」 京太郎「咲、来てたのか!?」 咲「うん、サイン欲しくて」エヘヘ 京太郎「バカだな、言えばすぐにやるのに」カキカキ 咲「えへへ、じゃあ握手!」ギュッ 京太郎「おう、これからもよろしくな!」 咲「うん!」パァッ 照「お待たせ」デデドン 京太郎「うん、分かってましたよ」カキカキ 照「テルテル愛してる(照だけに)って書いて欲しい」テレテレ 京太郎「あ、はい」 サイン「テルテル愛してる(照だけに)」ババーン 照「家宝化不可避」パァァァッ 329 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 45 01.92 ID TrGzLH8zo [14/15] 京太郎「お、大きいんですね……」ビックリ 豊音「うぅっ、恥ずかしいよー」テレッ -‐=====‐- /二二二二二二二\ __ /二二二二二二二二二\ / } /二二二二二二二二二二二∨ {_ /二二二二>''"´ ̄ ____,,.斗<二ニ=‐┐ /二>'''"´ ,.. -=ニ二二二二二二二二二>''"´ |/ ,,... -=ニ二>''" {\\ ∨二>'". 斗<二二| l |_,ノ ' \ . _\∨ |´ <二二| | |从 _ \ \ \刈|∨ | ∠二二二二| |l l |_/γ心` \ i\ \| l∨ ト. --――━━┥ 八从^ 乂ツ ,\ \ \ | . | | l∧ ,,, Χ \ | . | | |⌒ .、 ~ー'^~ .. i \ } | . | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ \ / / / /| | \ \ / / / -- 、 ┴- 、___ \ \ / /´/  ̄\) /二、 ∨\∨ ∧. / /ニニ{ /二二) (__ \ |ニニ| | . / |ニニニ{ ´ ィ^'´ |{ヽ ∧ニ| | .. / |ニニ/∧ 」 |{ /ニ}ニ| | | / / lニニiニニニ二|_________|ニニニニ{ニ| | l |. / / lニニl二二二二二\二ニ∨ニ二二二二二二〉ニ | l | 京太郎「その服似合ってますよ。これからも応援よろしくお願いします」 豊音「ちょー応援するよー!」 胡桃「お、おぉおぉぉ」ブルブル 京太郎「大丈夫ですか?」ギュッツ 胡桃「は、はひっ!」ニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね」ニッコリ 胡桃「」ビリビリビリビリビリッ!! 京太郎「!?」 豊音「充電しすぎだよー!」アセアセ 短髪の女の子「(誰よあのビリビリ……見ない顔ね)」 モブ子A「お、お姉様ぁぁぁ!? なんでこんな冴えないアイドルのサイン会に!?」 煌「はて、何やら親近感の沸く人が……」ウーン 智美「ワハハー。清澄の須賀君、久しぶりだなー」 京太郎「あ、蒲原さん! 来てくれたんですね」 智美「今じゃすっかり須賀君のファンだぞー」ワhワh 京太郎「な、なんだか照れますね」ギュッ 智美「わ、ワハハ……//」マッカッカッカ 京太郎「以前は買い出しを手伝ってくれてありがとうございました」フフッ 智美「どうってことない……さ」フラフラ 340 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 53 42.75 ID TrGzLH8zo [15/15] まこ「盛況のようじゃな」ニッ 京太郎「染谷先輩!!」 まこ「なんじゃ、わしが来らいかんのか?」クスクス 京太郎「そんなわけないですよ」アハハ ギュッ 京太郎「これからも、応援よろしくお願いします」ペコリ まこ「当たり前じゃ、バカタレ」 セーラ「君が須賀京太郎君やな?」 京太郎「そういう貴方は江口セーラさん」 セーラ「あれ、なんで分かったん?」パチクリ 京太郎「あはは、プロデューサーから噂は聞いてますから」ニッコリ セーラ「うっ……竜華の奴余計なこと言うとらんやろな?」 京太郎「さぁ、それはどうですかね?」クスクス < _ / ヽ フ / / ヽ / ;/ / / / / \ / / /\_ハ l ハ \ \ ∠―フ l /fァミミ l ト LLレ ! ト ヽ  ̄ / レ i 辷ソ ∨‐ァミハ / { ` / /j "" 、 (z/ソ 〉 /V j ヽ レ { _ ""´ /;イ ./ /\ ゝ \ ヽつ u -イ ∧ / rァァ―ミ..┬ T´ < レ' /// /'┘ / z彡ミ\ /〈〈 /⌒フ´ ///⌒Y ハ / \ ' / // / } i / / iヽレ イ i / ! ヘ / i _ 小< ∨ V ヘ く\/ . ノY\ .ヽ /___ノ! ヘ \!⌒´ ´ ヽ _. 〈____ノー―' l/ / / / / / セーラ「かなわんわ、ほんま……//」ドキッ 京太郎「???」 竜華「(スカート嫌いなくせに、わざわざ着てるんやな)」ニマニマ 煌「……」パシャッ!パシャッ! 久「何やってるの?」 煌「いえ、誰かに撮って欲しいと言われたような気が……」 【千里山】 | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ ごちそうさんですー \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 350 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 03 37.80 ID u/yJ2W55o [1/13] 怜「……」ツカツカ 竜華「ん、あれは……怜!?」ガビーン | ./__// } } ./ | |___} | | ./ // ` //| /´ l ./ |/| .. | | ./ /イ 〃 , ィ ../ 〃 ,ノ .| | .. .ト、/___j!__,/__/ / ../ /_,j!______ | | | .. i!〃つ。ノ.V/l|\-‐ ´ '´つ。ノ.V/l}㍉ | ハ , fヘヽ弋l(......)ツ 弋(......)lツ / , イ .. ′ | i ¨¨¨¨¨ ¨¨¨¨¨ / | い i.| .| , ゚. . . . . . . . . . . . . .゚ , | .. ..| |i |ハ | ′ . . . . . . . ' . . . . . . . ′ノ | || || | .\__j j_/ .. | || || l .∧ / , l| リ 乂 个 .. ´  ̄ ` .. 个 ゚ リ \} .ト、 >... イ ./ \ い乂 .. .| > __ <│ j ./} /} /j/ `ー―ヘ ヽ}ィニ| |ニヽ ノ}ノ/_,イノ ィ __ -=ニニニニニノ ∨ニニ=- __ 怜「……」ジーッ 京太郎「あ、あの?」 怜「……」ジジーッ 京太郎「あの、後ろが混んでいるので……」 怜「……」ジジジーッ 京太郎「(聞こえてないのかな?) じゃあ、握手しますね」ギュッ 怜「」ピシィィィィィン!! その時、怜に電流走る(トキだけに) 怜「は、はぁぁぁぁぁ!?」 駆け巡る怜の脳内物質!! βエンドルフィン! チロシン! エンケファリン! バリン! リジン! ロイシン! イソロイシン!! 京太郎「!?」 怜「……」 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 怜「……もっかい」ボソッ 京太郎「え?」 怜「もっかいや」 , -──- (⌒ i / \ ( ) / | ! \ もっかい、もっかいや!! / l / /{ | _人_ l l ヽ : __ ./. | /ハ X.u| i `Y´ | | ヽ : /整 握 / \ : / l. |レ_」上__\ l / . | | il /理 手/ /、 : / .| l.〃厂_人气ヽゞ /斗七チ} i||/券 /. / / : /. | | ゞ乂`Y´ノ .芹人气ルr j |リ/ ) _// / i | | | |. { `Y´ }ノイメイ u / \/ l | | | | /\ ー - ' ./ l / : | | | | | u ヽ / { |/l : レ∨ル ヘ| lヽ __ u _ノ |ヽ} (⌒ ヽ /!∨‐ !トL. ! ¬丁  ̄ ̄ノ イ ハ j/ ( ノ / j‐‐ 、 \ !⌒/ /⌒ レノ リ \ { i⌒ i 、ノ \__∨ __/ / : \! '⌒ヽ{⌒怜⌒} / : ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ー ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「」 竜華「」 363 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 11 45.23 ID u/yJ2W55o [2/13] 怜「お願いや! もっかい!」 京太郎「でも……」 怜「お、お願いや……じゃないと、ウチ……」ブルブル この時、長らく膝枕パワーを得ていなかった怜の体には反動が来ていた。 突然のパワーの補給により、体がついてきていないのである。 そして……その時は訪れた(怜だけに) 怜「がはっ!?」ブシャァァァ 京太郎「ぎゃぁぁぁぁ吐血したぁぁ!?」 竜華「あかん!! 限界や!!」 煌「こんな事もあろうかとスタッフさんを用意しています」パンパン BJ「また仕事か」 幼女「ちぇんちぇー!! 早くするのよさ!」 三 三三 /; "ゝ 三三 f; 二iュ 三三三 三 _ゞ .ニ! ,..'´ ̄`ヽノン /.; . }^( ; i . } } 三三 〈 .´ . ;.へに)二/. i ,.イ ト ヽ__ ,へ; ヾ-、ll__/. 、 f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←怜 . 〈 ミ/;;;iー゙ii====| .` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド' };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄| .ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll BJ「あんた、今日は運がいいぜ。依頼料は前払いでもらってるからな」 幼女「須賀君のサイン貰ったのよさ!!」ワーイ __/ / / \ /. / / / \ / / / / /}/ / \ / / / / / / / / . / / / / / / // / /| | . / / / / 7´~~//-/ // / ! ! l . ∨ l /l/ /´___/ /、,/ / ! ! l | / /|l /xァ≠=-ミ l / /__彡 へ | | | | / i 八/{ /三三 ハ| //  ̄ ̄、 \ 从 l | | |. . --./ l ′rうく三/ }/´ ____ // l | | | / / l ′ `う ⌒7三≧x // / 从 / ; / / l ′/// /三三三ハ/ / )イ ; ウチ、勝てへんかった…… / . / / ′ / てうぅ三ジ 厶イ / 勝てへんかったよ竜華…… . / . / / / { し `う゚ ´ / / { / . / / / / .| /// /イ l l .. / | / / / .| / .、 乂_) / l l . / l/ l / |l ∧ .、 U / l l l l .. / l/ 八{ ∧ | \ / l l l |\{\{.. /----=ニ二. \从 l≧=--------‐┬=≦>-/ l l l | ニ=- 二/ /二二二二二ニ===ニ二ニ==\/ / / l l |)ノ \/ニ/ /二二二二二二二ニ二二二二′ / / l l / / ̄| lニ/ /二二二二二二ニニニ二/ / / / l l / / . | 京太郎「一体なんだったんだ……?」 竜華「あのバカ……」マッカッカッカ 久「中止にならなくてよかったわ」 376 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 30 49.60 ID u/yJ2W55o [3/13] 洋榎「お、おぉぉぉ!? ホンマもんの須賀京太郎や!!」バーン 京太郎「ど、どうも……(姫松の人だっけ?)」 洋榎「やっぱホンマもんはちゃうな。これからも応援したるで!」ニギニギ 京太郎「ありがとうございます。今サインを……」スッ \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ あ、それなんやけど……一つええか? 、 "" i ノ \\ \ r‐ ― ァ U 八i' //..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i /" \ /  ̄ ! ii /‐'iハ | .;'ハ__,/》《∧_}\. |/,/ /|| |ト、! \ 京太郎「あ、名前ですか? 漢字は……?」 洋榎「絹ごしの絹に、恵むって書いて絹恵や」 京太郎「(あれ、絹恵さんって妹さんの方じゃ……)」キョトン 洋榎「? なにか問題あるん?」 京太郎「いえ、なんでもないですよ」ニコニコ カキカキカキ スッ 洋榎「あんがとさんさん、さんころり~♪」ニコッ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね、洋榎さん」 洋榎「当然や! 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!」バーン テクテクテク 京太郎「あははっ!」 洋榎「……んん?」アレ? 【一時間後】 絹恵「お、お願いします!」 京太郎「はい。応援ありがとうございます」ニギニギ 絹恵「はぁぁ、ええなぁ」ホンワカー 京太郎「それじゃあ、サインを……」 絹恵「あっ、えと……」 京太郎「(もしかして……)」 絹恵「洋榎……洋楽の洋に榎の木で洋榎で書いて貰ってもええ?」 京太郎「……はいっ! もちろんです」ニッコリ 絹恵「ありがとな、須賀君。これからも応援しとるわ」ヤッタ 京太郎「……いい姉妹ですね。これからもファンでいてください、絹恵さん」 絹恵「???? ようわからんけど、またの活躍楽しみにしとるで!」テクテクテク 絹恵「ん? あれ?」 381 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 41 40.37 ID u/yJ2W55o [4/13] 京太郎「次は……」 健夜「お、お願いします!」 京太郎「こ、小鍛治プロォ!?」ビクッ / . . . . . . ./ . . /. . . . . . . . .| . . . . . . . .| . . . . . . . . . . \ / . / . / . / . . | i | | . | . . | . . . | . . . . . . . . . . . . .ヽ. / . i. . ハ . ./}ノ\|八|\| . N\ . | | . | . . . . . . . . . . . . . . . . ′ . |/{ V ヽ{ Vレ'}ノ| . . . . . . | . . . . . . . i i . . . .| | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __,ノ´ 廴___ | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __ ___ l . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| ィfチ芋ミ ィfチテテ芋ミ . . . . . . . . | . . . . . . . | | . . .爪〈 し i} し i} 〉 . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| 弋辷ソ 乂辷ン | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . i . .| .| | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . l . .| .|/ / / / ' / / / / / | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . | | .} / . . . . . . . | . . . . . . . | | . | . . 人 r‐、 / . . | . . . . . | . . . . . . . | | . |i . . . . .\ ー' ′ | . . . . . | . . . . . | | | . |l . . . . . . . . ヽ ィリ | . . . | . . . . . | . . . . . | | | .八 . . . . i . . . . .个ー‐┬ ´ | . .| . . . | . . . . . | .| . . | | | . | \ . |\{ヽ从 . | . .| | .i | . . . | . i . . 八{ /八| | . | \| ヽー } | 八 . . .|/}/ ヾ ,. -‐ァ…'厂 ′ ノ \| `丶、 / / ./ / // /⌒トミ 健夜「あぅっ……// やっぱり知ってるよね」カァッ 京太郎「光栄ですよ、小鍛治プロに来ていただけるなんて!」 健夜「あ、ありがとう」ギュッ ニギニギニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援してくださいね!」 健夜「(やっぱり生はいいなぁ……)」ポヤー 京太郎「じゃあサインを」スッ 健夜「あ、その前に、す、須賀君!!」 京太郎「はい?」 健夜「……ごめんなさい」ペコリ 京太郎「へ???」 健夜「とにかくごめんなさい」 京太郎「(何を謝ってるんだろう?)」コンワク 健夜「こ、これからも応援してるからねっ!!」ダダダッ 京太郎「あ、ちょ、ちょっとー!?」 優希「……」テクテク 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 22 10.02 ID u/yJ2W55o [7/13] ザワザワ 竜華「ふーっ、大分数が減ったなぁ」 久「もうすぐ終わりね」 煌「色々ありましたけど、無事終わりそうでなんとか……」 京太郎「はい、どうぞ」ニッコリ なんか偉そうな金髪「このサイン、大事にして奉りたるけりね」 バーコード十四歳「いいから、早く帰りましょう」ゲンナリ 京太郎「次の人どうぞ!」 優希「……」テクテク 京太郎「え?」 優希「……」ピタッ 京太郎「優……希?」 優希「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 優希「キョウタロォォォ~~? アイタカッタジェェ~~~?」 30~89 優希「京太郎……久しぶりだじょ」 90~99 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 427 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 34 01.25 ID u/yJ2W55o [8/13] 京太郎「なんでここにいるんだ、優希……?」 優希「うっ……ぐすっ……」ウルウル _ _ _ _ _ _ _ , ‐  ̄  ̄ 、 / 丶、 _ .、/ , ヽ.,-.‐.、 ../ / , / / ヽ _)_ /〈 / / ./ .| , i /⌒ヽ' `ヽ ./ ヾ| | /| | | λ .i 丿 ヽ / .| i | | | .λ λ ハ |、 ., `ーi ' |.i ヽ .| | l λ ハ | | ヽ .|ヽ、 | ヽ | ! ノ | | | i | ゝ、ヘ | ヽ |. \ヽi ヽ、 | 丶/.丶 | !/| | |/ , i .| ハ ハ | 丶、 | イ.⌒ヽ 丶 /⌒ヽ, .| | '// / Y ヽ _| ゝ | ◯、_ノ ヽ、_.,◯ i | |/ , / / イ ! / / / / / / / / ∠ _ / / / ノ | ヽ、 /~~\ ∠ / / `' ' ヽ、 lヽ` 、 イ /ノ!ノ `'ヾ` ー ‐ - - - ‐ 一 ' ’ ''' ’’' 京太郎「優希?」 優希「う、うぇぇぇ!!」ポロポロッ 京太郎「!!」 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 京太郎「」 優希「会いたかったじょぉぉぉぉ!!」ダダダッ . . // . .! / \_/ 、二ニ==ー- . . . / . .〈!. . .| / . . . . . . . .. 、 . ..f' ヽ . . . . . . . .`ー-、_, . . . ! . . ゙i'´`y'´ . . . , . . . ./ . . . . . . . .、 .ヽ ゙、._.ノ 、 . . . . .`ー---='´ー'ノ . .. .. . . . . . . __ \__!‐'" . . . / i | . !. .. . . ヽ . ゙、... !、.、` . . . .、___ ,ノ'´ . . .. / `i . 、ー-‐/ i ;. .i -+-| | . .i . .゙、-ヽ-| . . i . . |iヽ丶、 . -=ニ二_ ,、 . . . . . . . . | | `ー'| ハ i、 、 i . | .;ハ .|ヽ、 、ー-\ V| . .i . . .| . . .ヾー- ̄二´----r-r' / . f´ \ . ! i . 、i ゙、! \i と=ミ `ー /⌒うイ . . . | . . . . .i-‐ '´ / /_/ . . ! \ . .i ! . / . . . . ..//// , __ ////ノ;. . . .ノ;,;,;ハ! / ... / ̄ 丶 \ ゙、 ! ,/ハ .i . . . .! r‐'´ ~ヽ 彡_;.ノ } | |! / _/-‐'´ . . \ \ ゙、 i . " ヽ!、i、_` ..、_ 丶、_ ノ _,.イ ハ! / / . . .. . . . . \ \_ノ 丶 _ ; -、-‐'´`ヽ `ー-<´kュ! /」 \/ ,..-.、 ( ̄ ` ー-、 _ `ヽ \-、 _,>――-、ー-、ー-、 \ | // ヽ¬-| ノ__ . . . \  ̄`´ `ー ' ノー-、゙、 `=ニ==fコー-、__l -― '´ / . `ー- 、 ___ _,..-‐'´ ,...-‐\ ハ!ー-<____/ヽ . . . . Τ ,. イ´ / .. \ 〈_ーヾー--‐ ' ´,..イ┘ // . ._,..ノ _,..ノ/ / _,../ . . r 、 ‐'Yヽァー--イ 人、_// ,..-―‐ '´ __ // //-'― ' ´ . .. ( .,、・ノ 〈__,ノ / /7`| (_ _,...-‐'´ `ー---‐' `ー ' ´ . . . . .`フiヾ、___,ノ / ! . .  ̄ ̄ . . . . . . . . iハ! ヽ_!__ェ.-^‐' |/ . . .. . . . .、‐|^~~~~~~~~K ̄.. . . . . . ..、!"" "" " /´ . 京太郎「ば、バカっ!! こんな場所で!?」 432 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 37 23.71 ID u/yJ2W55o [9/13] 竜華「なんやしらんけど、このままじゃイベントが台無しや!」 煌「な、なんとかしないと……」オロオロ 久「まさか優希がこのタイミングだなんて……!!」 ?「私がなんとかしよう!」シュバッ 竜華「あ、あんたは!?」 煌「そんな、ぽんこつの筈じゃ……!」 久「無理よ!!」 ?「ぽんこつではない……」 /_ ̄` ヽ_ ゚ マ /////ヌ ム / ̄ ´ ̄ヽ ゚ヽ`ヽ マ ム ム / ア \ ゚ \ 、 マ //r v≦オ{ // ヽ ハ . _ゝュ/八_j≠‐' ア i ハ ....i l i ィf 」ム__jムハ / ! ! '; ゚ i! | i . Y 三三. ム ' ...i iハ ヽ ゚ィz i i i ⌒ヾ 「 マ ム i.. l };> ´ 7マ tji | ! {_リ ハ ム L 」 ; ィハテj ゞ'´! ; j j | マ Vハ ム _ ―rォ | ハ ゞ' j L;!/ / ! ! マ Vハ_ム __ ―=  ̄ ̄ | ハ ` ィ{ l | r≠キ /////ハ―=  ̄ ̄ | ム ゚ ` イ { i |__ ―=  ̄ ヾ=<///`ー― j> ´ ̄ ̄ `ヽ,_, _ ―=7  ̄ ̄_\_ >-、 マ///[ ヽ -ー  ̄ ̄ ヾ{` 〉≦ ̄ ̄ / /ィ ̄ ア7⌒7 ̄ 7{ ヽ マ// イ / _z、__ ヽ_)/ / / / イ/ / 仁ニニ{! ; > __)イ / ヽ { ,ィ T ハ` ´ /=≠ / /| リ / 「≦'==ヘ! |八_ ィ { `ヾ _ イ | ! { | / / ィ/ ム| { ! !r―ニ二{. i/(_ イ ノ ` ヽj j! ! i八 ! /゚ /{ /ニi| ム 、 マニニニ人 |!_( _ ィ {  ̄ ̄ 、 个ミ丶{ / /゚j/ニニム ム≧ュ_ゝ=キ ´ ̄ L≧ュ__ イ / `ヽ j }`ヾj/ ムニ゚ニニ八 了/ i j了 ///| / 7 ゝア ムニニ.゚ニニヽ ! | h! /////{ / / /イ⌒ ムニニニニ゚ニニュ、 人 i 人丶///ハ 菫「菫だ」シャキンッ 竜華「何をする気やねんっ!!」 煌「」 久「あーもう滅茶苦茶よ」 440 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 45 07.26 ID u/yJ2W55o [10/13] 京太郎「お、落ち着けって!!」 優希「京太郎ぉぉぉ!!」ダダダッ 久「ゆうきぃぃぃぃい!! やめてぇぇぇぇぇ↑↑!!」 竜華「あかん! もう間に合わん!!」 菫「はぁっ!!」バシュッ ギュィィィィイン!! 矢「」ドスッ 垂れ幕「須賀京太郎サイン会!!」ファッサァァァ パサッ 優希「じぇ?」フミッ ズルッ ドシャッ!! 優希「」ゴッチィィイィン 京太郎「ゆうきぃぃぃぃぃい!?」 優希「うぐぐぐっ……こんなのって無いじょ」ウルウル / ̄ ̄ ̄ミヽ⌒'x___ / ,.ィ(⌒)" ` 、 | / `¨ \ { / ヽ \|ヽ/ /|/| |‐"/ ゙, ,' / (◯)´Χ /゙ . | i≦ミ(⌒)_.レ| |\| U  ̄ フ / . ト、. /⌒xヘ/⌒{ <___Χ . . | .) { //__|_/沁、 \ `ー_.\ . リ"ヽ ,.ィ" ̄ ∪)、{i込. } (◯)/` / . . } {||───⊂) ̄/\ ∪ / , ,ィ | `ー───‐゙ー" `゙''ー---‐'ー─‐'゙ム彡" ソ 竜華「」 煌「」 久「」 菫「ふっ、こんなものか」ニヤリ 453 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 56 54.02 ID u/yJ2W55o [11/13] 煌「ちょ、ちょっと垂れ幕が落ちるハプニングがありましたので、少し休憩にしますね!!」アセアセ エーソンナァァ! イイジャン、マッテルアイダニパンツミセテアゲナヨ-! ヒャァァァ!! ナニスルンデスカ!? サイン、ホシイ 京太郎「皆さんすみません!! すぐに再開するので!」 ソウデアリマスカ サインホシイジャン? ハヤクシテホシイノデスヨー ボカァイケメンケイアイドルカラジョソウケイアイドルモイケルンヤデ? ウッセェンダヨドシロウトガ!!! キョウタロウクンハスガオガイチバンナンデス! 京太郎「本当にすいません! すいません!!」 優希「うぅっ……」グスグス 京太郎「回収班!!」 竜華「今や!!」 久「もう、心配かけて!」ガシッ 優希「じょ?」 煌「ほら、こっちです!!」ガシッ _,.......-―--...、_ ,..=ニ二二ヽ,. ‐-.、,.... . ' ´ `ヽ、 _ ,..- .ニニ 丶 ,..-‐ ' ´( / \ Y∠.-‐-.、 `ヽ / ; ' i | | i ∨、 \ / / // i ! | ハi |i |i | i ヽ \ 、ヽ 、 ヽ / / ィ/ i / .i | !i | | i! |.! . .| i | .! i } ヽiヽ i i { / / / !| l.i! ! ! ! |―|、Τ`ト、 i`!  ̄!`!ー!- } ! | i ! ヽ ! } !ハ i / リ 人j、 ! i N ィ==ミ、 \{ ヽ;ィ=キ;ィ'| ノ!/ ;ィノ | ! ヽ! !. ハ从! ./ / ヾーヽ!メ. r' ; } _,} i゙ヽiイ ノ ヽ ゙、 リ | / ヽ! .i / i| ハ (.__)--u uー-(_.)/|' i、 i }ノ 仆 | i ト、_! . " " " ' " " " i .,! i i |i } __ リ、 i、 ! | .丶 /' | ハ ! }リ _ヲー-ユ、_ \{ `ー!、|、 `;..、⊂ニニニニ⊃.ノ , . .リjイ;ノ;ノ rニ巳⊂二ヽ  ̄-―{ __`二ニー----‐πフj;丿'"__ '" (_,.--‐ \ -イ ,,ィ' i !i |~~^^^~~| i.! /)i、 ヒ_ー \ ,.イ´ r' |! i ゛、 匸_)(二) ;;" / .iハ )ー---、_/、 ̄ \ /′ i! i\\ Vハ} / ;; " ;/i / 丶 / / \. ゙、 \ rイ \ \!、 \ ー=\/=='_; イ! レ / \. / / \ 丶. \/\\ \ ゙| 丶、 二ヽ◇フ'二∠_|! / / 〉 / / 優希「じぇぇぇ!?」ズルズルズル 京太郎「(なんとか回収できたか……)」ホッ 457 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 02 08 29.28 ID u/yJ2W55o [12/13] 【そうこうして、サイン会も終わり】 シーン 京太郎「お、終わった……」ガックリ 菫「お疲れ様。よく頑張っていた」ポン 京太郎「ありがとうございます、菫さん」 菫「ほら、アク●リアスを飲むといい」フッ 京太郎「助かります」ゴキュゴキュ 菫「100人はいたと思う……好評じゃないか」 京太郎「自分でもビックリです」 竜華「お疲れ様やな、京太郎君」テクテウ 京太郎「竜華さん……」 竜華「せやけど、もう一仕事残っとるで」 京太郎「……はい」 煌「お願いします……」 京太郎「もちろんですよ」ニッ 久「……ごめんなさい。須賀君だけに押し付けて」 京太郎「いいんですよ。それに、これは俺の問題ですから」 だから、俺が解決しないといけないんだ 京太郎「なぁそうだろ、優希」 ガチャッ 優希「あっ」ビクッ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ 518 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 23 43 03.23 ID AngjAgDLo 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart1【新人!】 99 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU イケナカッタ…… 100 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 是非とも行きたかったのですが、主人が熱を出してしまいまして 101 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃぁぁぁぁぁ!! コーチの奴許さないんだし!! 行く遅れのくせに偉そうなんだし!! 102 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA ↑池田ァァァァァ!!!! 103 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ひぃぃぃ!? 池田じゃないんだし!? 可愛い華菜ちゃんじゃないんだし!? 104 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe がっしゅくとかさなってざんねんです 105 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー! すっごくよかったぞー! 106 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 凄い盛り上がりだったっす!! 107 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルなんて何がいいのか分からないのです 108 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ところどころハプニングあったみたいやけど、結構いい感じやったで 109 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 サイン貰い損ねてしまった……死にたい 110 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー興奮したんだよー!! 111 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電完了 112 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO あのインハイチャンプ宮永照選手と妹の宮永咲選手! さらにはあのアラフォー小鍛治プロまでいたとの噂は本当!? 113 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ アラサーだよぉぉぉぉぉぉ!!!! 114 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 行きたかったのに、お母さんがダメだって…… 115 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa あいたい 116 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur やっぱ須賀京太郎は期待の星やなぁー ほんまええ男やでー 117 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister サイン会とかくだらないって、それ一番言われてるから 118 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress しかし、まだアイドルとして日は浅いのに……その才能の片鱗が見えていたな 119 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ↑ どういうことじゃ? 120 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru ファンの一人一人をしっかり見て、それぞれにちゃんと言葉を用意していた 表情も笑顔一つではなく、その人に対して色んな顔をくるくる見せる 流れ作業ではなくファン一人一人と向き合って、楽しもうとする気持ちがひしひしと伝わってきた 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi え? そんなに凄いの? 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 仕事がなければ見に行きたかったなー 532 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 00 52.81 ID 5wvlSv5Oo [1/8] 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 妹の為にとサインを貰ったんやけど……妹もウチと同じことしてた 泣けるでほんま……最高の妹や! 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ アンタも最高の姉や うちが保証したる 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘二人が泣きながら抱き合ってるんやけど…… なんか寂しい 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 確かに須賀君、すっごく優しかったんだよー! それに……か、可愛いって言われたよー……// 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi やっぱり格好よかったなぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当然じゃない、これからトップアイドルになる男なんだから 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE サイン会には可愛いシスターや、ミニスカロリっ子がいたというのは本当ですか? 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sikorinn0 ↑ 哀れだなァお前……本気で言ってんなら、抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE しかもウチ、妹の名前でサインしてもらたんやけど…… 最後ホンマの名前の方で呼ばれたわ なんで知ってたのかは分からんけど…… 一生この人のおっかけでいたいって、本気で思えたんや 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ウチもそうや! 須賀君のこと、ホンマ応援しとる! 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur せや! 関西人総須賀京太郎ファン化計画や! 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU え、それは…… アリやな!!! 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba アンビリーバボー 少しはマシになったようですね 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 マシどころか、これから大活躍だよっ☆ 537 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 21 07.27 ID 5wvlSv5Oo [2/8] 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 正直、まだどこがいいのか分からへん 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 何がいいって、あんなん卑怯やろ!! 破壊兵器や!! 核や!! 麻薬や!! 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ 意味わっかんねー 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar お会いして、確かめたかったです 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI もしこの人が姫様の探す人なら…… 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister ファンが増えて来た……最悪 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress ? 喜ぶべきことじゃないか? 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんがこんなにも人気になって嬉しい 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やだもん 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 友達がすごくハマってるから……私も、応援しようかな? 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN あ 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 これからも頑張って欲しいのぅ 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん、きっとトップアイドルになってくれるよ 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO これからに期待っすねー 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルにハマるわけがないのですよwwwwwww 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse この人、あったかそう…… ~~~●ヶ月後 松実館にて~~~ 544 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 27 51.87 ID 5wvlSv5Oo [3/8] ( ) i ニlニ○ _L/、 / (⌒ ⌒) { cト ´ | ノ ⌒ ーノ{__ノ て人_) . ―― .. / .. . . . . . . . . . . . . . ` ..、 ' . . . . . . . . . . . . \ / / . . . . . . . . . . . } . } .. / } ハ / . ′. . } 斗/L/! . . . / 、i . . .}...... .  ̄ / . | ... . /| . / j/ | . . /} /リ|\| . .}.‘ ― { /.! |. . .. | / -- _} /ノ' /十/,「 ..ハ .i おねーちゃーん! rぅ' ,| .| . .| ;{z≦三 三ミメ.| /| .ト{ \ 京太郎君のテレビ始まるよー!! / { V | .| . .|´i `| | .| | .|/ . , . . . l |/// 、__ /// | .i! .! {i { ハ . 込{. __ (__ ノ .ィ} リ| 乂 / . ∧ . .V/⌒ヽ.--r >ォ抓/ ./ |′ / /. . . . /\ ハ´  ̄`V ´  ̄`∨ /| ( )イ. / . . . . / /\ { { 小{ (⌒ ⌒) // . . . . . . { fノ |! 人.} .{ て人_)./ . . . . . . 人 ,八 ノト{' . . . . ./ . . . ト、 / 乂 / . | _ __  ̄ ̄ ̄ . ヽ _ / '" ` 、 ` / \ ^ヽ / \ / / / ヽ / / . ヽ . . . } {i / ′ ,′. ト、 | | .、 ', ,′ l .! . ! . . .| ! .| | . . .| . 〈 l . | . . | . . 斗匕 ̄ メ | . .ハ-┼- 、. . .| . 〉 | . . i! | / / / l/ | / .l ∧ . ハ ヽ! | | . . .i| . . | /x = x. |. . ハ/ j/ l | | . . || | ,〃 ヾ j/ 〃 ̄`ヾ ハ .′! く、くくくく玄ちゃん!? | . . . .|| |/ {{ }} {{ jイ ! /. /| || | ヾ _ '′ ヾ _ ノ . // / / | || | 、 、 、 、 、 、 `¨¨¨´ ムイ´ { │ i ! . .| ` ` ` ` ` ` ` | | | たたたた大変だよぉ!! ヽ. | . .| ! ト、 _, ~~ ┐ ! ! ! i! .| | | . 、 丶 __ ノ _ ィ ,′ ′\ i! | ! . / __> _ .. - ´ / ./ . ヽ i| . . .| \ 、 \ .. - ‐ ムイ i! !. / | .|. . ./ \\ \__  ̄ ̄ ヽ ハ ′| . . | / /`¨\ >'´ -‐∨. / !/. / . | . . .レ′ _{__ .〕、__ イ / V / . | | /| / !\ . イ /. レヘ | . . l / \/i/| ー '_| / | \ |. . . . | ./ | / 、 ,′ \ | . ′ . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ./ . . . . . . . ./ . . . イ . . . . . . . . . . . /! . . . . . . . . . . | . . . . . . ‘, . . . . . . . ./ . . . ./ } . . . ._ . . . ./ i . . . . . . . _∧ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 斗 . . ̄ . / . ./ . . . . . . . イ . . i 丁 .丶 . . . . . . . . . . | . . . . .| . . ./// / . . . . . ./ . ./ |/! . . . . . . . . . . . . . | . . . . .|/ /_ . . -‐'′}/ ! . . . . . . . . . . . /| . . . . .|γ⌒ヽ γ⌒ヽレ . . . . . . . . . ./ . | . . . . .|弋 丿 弋 丿 | . . . . .| . ./ . . .| . . . . .| ¨ ¨ | . . . . ほへ? .◯ . ./^! . . . . .| 、、 、、 . . . . / . .{ .‘,| . . . . .| r‐----r V . . . . . i . . .`| . . . . .| { } /. . . . Ⅳ . . . . | . . . . .|≧ ..._ ゝ _.ノ _. イ . . ./ . .V . . . . . . ‘, . . .|斗-‐ ≧=‐----‐=≦ 、 . . .| . ./ . ./ . . . . . . . . . ∧ . . ‘, { { } } ヽ .| / . ./ . . 549 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 30 41.95 ID 5wvlSv5Oo [4/8] 宥「きょ、今日のお客さんが!!」ガタガタガタ 玄「お客さん?」チラッ ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム \ ,ノ / \ | ∧ i| ∧,イ 今日、予約していた須賀ですけど―― Ⅵム. ,__`_'_, .イ // ヽl \ ー‐ .//イ .イl| \ / lハヽ _/ ノ ヽ 、 ̄ V ヽ \_ _ .ィ´ ′ ヽ . / i \ ‐ 、_ _.. -‐ ‘ / ! ム ム { ヽ 、 `゙"''‐-..,,__ ,. -‐'"`゙´ 〈 l / l__ __」 ∧ |_ 〉 \ ``丶 / ___> | ハ \ / ハ | `<__、 | ¦ . ' | | |/\\ V // \ ! |ヽ ! | l | l 「 、\\j// ヽ{ | | ! | | | ¦ \ l ̄ ̄! 'l | ! | ゙i . l l | ヽ . . / | l ! ヽ l .l i | j丁{ | | _, -‐v ' ) . } i l ! ! .|! | i'⌒゙_.-‐'/ く . ∧ l ! , . l! { 厂 / ヽ ! '、 . l { / l| | 厂 ,' ..... (_ 〉 . ; . ! ' / l| / l , ; ... /. } } . 、 | ∨ !| / | / {、__ ⌒i ! . '、 ! / ! !´ /! ∧ | . ............ 〈 j 、 ! /. l .! ! ' { ....ー- .\_ { 、 l ! . . l .| l / | .... .....L._ 」 、 ¦ | . . |/ { ,' 「\ .......'、 〉 ' ! ! . . . . l } ! | \ -―… \ } リ | . . . . ! '、{ {, 丶 / ' ノ ;i { ! . . . . | ∧! 八 ∨/ ̄ ̄ | 玄「……」 宥「」ガタガタガタガタ / / ... / ′ / . . ..... ./. / ! . . .i ..! . ..... { . . . . . ハ /. /.〃/ ...../ ′'. | i . . . . | i _{__| .| . . .i | . .../  ̄`ヽ/ ふ ' // ′ /斗 十 | . . . . . . }}ハ ハ { ≧ト| / な な な ぅ {// { /|i 八 {=从 { i N孑弐{ミト∨ | ′ る. る .る (. i 从 {イァ う{ミト爪ト . ! ん) ハヽト、 { | ほ ほ ほ ). |. | \《 { } ヽ\{ { リ | ヽ! ど ど ど む. | ! |ハト.乂__ノ ー ' | < | 八 | | i /i, , , /i/ , } }i 人 __ ノ\ (__) l . i. / 厂「{ { ` ー― ´ / { | V 入 { ̄`ソ }/} }/ l.| | { |人 ∨ >... ` . ィ升| / 八 { 551 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 33 37.22 ID 5wvlSv5Oo [5/8] 宥「」ガタガタガタ 京太郎「震えてますけど、大丈夫ですか?」テヲギュッ 宥「あっ……」 / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | あったかい…… \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 京太郎「え?」 | /〃 斗-- 、 ヾメ、ヽ / /. / / / /} | | / / {~⌒ヽ_ V》. { / / / / // / / /} ヽ/ぃ 十 ヽ | { / r'⌒ヽ } ` レ / ' / / / / / // (__ j⌒) | | ん 〃⌒) v‐ ' } / / ⌒// ./ / / / ー l Ⅳ __{ {{ し' 〃 / / / 斗=≡メ // / / ⌒) .フ|'⌒) | ( ゝ⌒) `- ´ ./ / / , -‐-ミx / /} / / レ| α | 〉- <\\\\ .// ./ { )ヾメ/ / / | | | { ノ \\\\\ ′' >-=' 〉ヘ / / 廴ノ .| |l. } /´ { { { し 〃 }}/ / ├ ナ 八 { { 乂` `ー=' _/ /' /}/ / _ト、 '⌒) ヽ} } ′ \\\/ `ヽ}/ / / | ー や \ 斗-―- \\>- r' \/ | | ⌒) / \ ヽ { ⌒~`ヽ __ } j \,′ ハ | / /⌒し ヽ \ `ヽ // j / } | : 京太郎「なんで泣いてるんですか?!」ガビーン 玄「うぇーん!!」 果たして松実姉妹の運命やいかに!? 続く
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永水女子高校- 小蒔「……」ドキドキ 初美「あ、姫様 それロンですー」 小蒔「ええ!?」 初美「8000いただきますよー」 小蒔「は、はい…お疲れ様でした…」 霞・初美・春「お疲れ様でした」 巴「今日も姫様がが最下位ですね」 小蒔「か、霞ちゃん…」 霞「小蒔ちゃん、気の毒だけど、ルールはルールだから…」 小蒔「うぅ…」 霞「今日も小蒔ちゃんはおやつ抜きね」 小蒔「」ガーン 巴「今日で一週間、続けておやつ抜きですか」 霞(県予選までの間に 神様を降ろさない素の小蒔ちゃんを強化したくて始めた罰ゲームだけど…なかなか上達しないわねえ) 小蒔「春ちゃぁん…」ウルウル 春「…ポリポリ」チラッ 霞「小蒔ちゃん、もちろん黒糖もダメよ?」ニコッ 春「と、いうわけなので」ポリポリ 小蒔「うぅ~」グスン 霞(心を鬼にしないと…) 夜、小蒔の部屋- 小蒔「…」グゥ~ 小蒔「お腹がすきました…」 小蒔「朝昼夕三食だけじゃ足りないよぉ」 小蒔「でも六女仙を従える巫女として買い食いなんてできませんし…」 小蒔「甘いものが食べたい…別腹が空っぽです」グスン 小蒔「霞ちゃん…どうしてこんなひどい罰ゲームなんて作ったんだろう…」 小蒔「わかってる…神様を降ろせない時でも最低限戦えるくらいに私を鍛えるため…だけど…」グゥゥ 小蒔「お腹すいたよぉ…」 小蒔「霞ちゃんなんて…霞ちゃんなんて…」グスッ 小蒔「きらい…」 ボンッ 鬼巫女「……」 鬼巫女「……」テテテテテ 朝- 霞「小蒔ちゃん、起きてるかしら?そろそろ学校に…」 霞「…小蒔…ちゃん…?」 その日、神代小蒔は鹿児島から姿を消した―――― ついでに神代家の冷蔵庫の中身も――― 長野- 和「ロンです、7700」 京太郎「なんですとーーー!?」 和「須賀君…それは明らかに危険牌じゃないですか、不用心すぎます」 優希「おい犬!最下位の罰だじょ!学食でタコス買ってこーい!」 京太郎「はいいいいいい!」 咲「京ちゃん…」 京太郎「ちっくしょー、あの三人相手じゃまるで勝てる気がしないぜ…」 京太郎「東場の時点で優希に絞られて、いけると思ったら咲に鳴かれて嶺上嶺上…」 京太郎「あいつらに勝てる自分が想像できない…はは、泣きそうだ…」 京太郎「こんなんで俺、個人戦で生き残れるのかな…体力ばかりついてくぞ…」 京太郎「あれ?学食が閉まってる?おかしいな まだ閉店時間じゃないはず…」 京太郎の友達らしきモブ「おう京太郎 学食なら今はやってねーぞ クックック」 京太郎「なんでだよ!?これじゃ町までタコス買いに行かなきゃならねーじゃねーか!」 京太郎の友達らしきモブ「俺もよく知らんけどさ、噂によると食材が何者かに盗まれたんだとさ、クックック」 京太郎「マジかよ・・・食材泥棒なんて今のご時世いるのか…?」 京太郎の友達らしきモブ「学食はあきらめろ、じゃーな 部のパシリ頑張れよ!クックック」 京太郎「ちくしょおおおおおおおおおおお誰だよお前ええええええええ」 街- 京太郎「た、タコス…4つ、いや6つください」 店員「ぁありゃしたー!!」 京太郎「ふう、なんとか入手できた…早く帰らないと優希にドヤされるぞ」 京太郎「それもこれも、なんもかんも泥棒が悪い!もし俺の前に出てきたらとっ捕まえて警察に突き出してやる!」ゴゴゴゴ キャードロボウヨーダレカー 京太郎「わお」 京太郎「言ったそばからこれか!この怒りを泥棒にむごたらしくぶつけてやる!」 京太郎「待ちゃあがれぃ!おめえの悪行!お天道さんが許してもこの俺が!」 鬼巫女「っ!!」テテテテテテテ 京太郎「な、なんだありゃ!?人?いや動物か!?」 京太郎「と、とにかく捕まえる! ってはえええええ!!?」 京太郎「だがしかし!部活(パシリ)で鍛えた俺の脚力をなめるなよ!アイシールド21もびっくりだぜ!」 京太郎「だらっしゃあああああとったどーーー!」 鬼巫女「っ!!」ジダバタ 京太郎「こら、暴れんな!盗ったもんを返すんだ!」 ―― 京太郎「よかったな、許してもらえて」 鬼巫女「…」ショボン 京太郎「しかしお前、ほんとになにもんだ?子供…にしちゃ小さいし、角生えてるし、巫女服か?それ」 京太郎「どこから来たんだ?帰るところあるのか?家族とか…」 鬼巫女「っ……」ジワ 京太郎(ワケありか…) 鬼巫女「……」グウゥゥゥ 京太郎「んで、腹減ってんのか」 京太郎「とりあえずこれ食えよ うまいぞ」 鬼巫女「…?」ビクビク 京太郎「たくさんあるから一個くらいはくれてやるよ いらないんなら俺が食っちまうぞ?」 鬼巫女「…!」ムシャムシャムシャ 京太郎「はは、すげえ食いっぷり 腹減ってたんだなー」 鬼巫女「…!…!」ペコペコ 京太郎「いいっていいって気にすんな そんでさ お前、これからどうするんだ?行くあてでもあるのか?」 鬼巫女「……」ショボン 京太郎「ないのか… んー、だったらさ」 鬼巫女「?」 優希「遅いじょ犬!」 京太郎「悪い悪い 学食が閉まってて街まで買いに行ってたんだよ ほら、みんなの分もあるぞ」 咲「わあ、ありがとう京ちゃん」 京太郎「あー…それでさ みんなに相談したいことがあるんだよ」 和「相談?」 京太郎「皆の家でさ ペットっつーか…その、家族が一人増えても大丈夫ってとこはないか?」 咲「そんな家、あるほうが珍しいと思うけど…?」 優希「なんだ?犬でも拾ってきたのか?犬のくせに生意気だじょ!」 京太郎「犬っていうか、鬼っていうか巫女っていうか……」 和「??? 意味がわかりません」 京太郎「だよな…ま とりあえず見てくれよ おーい、入ってこいよ」 鬼巫女「……」ビクビク 和「きゃあああああああ!! なんですかこれはーー!?」 京太郎「実はかくかくしかじかで…」 咲「そっか…行くところがないんだね」ナデナデ 鬼巫女「……」ショボン 京太郎「なんかほっとくのもかわいそうになっちまってさ」 咲「京ちゃん…」 和「すみませんがうちは父が生き物…?は苦手で…連れて帰るのは難しいかと…」 優希「うちも無理だじぇー」 咲「私も…ちょっと難しいかな」 京太郎「そっか…」 咲「ごめんね、京ちゃん」 バンッ ??「話はきかせてもらったわ!!」 京太郎「うわ部長!いつから聞いてたんですか!?」 久「全部聞いてたわ、なかなかおもしろいのを拾ってきたわね~ 須賀くん?」 まこ「ほほ~確かに巫女で鬼じゃのう、服も…おぉう!ちゃんと脱げるんか!?」 鬼巫女「~~~っ!!」ジタバタ 京太郎「部長はどうですか?こいつ、連れて帰るわけには…」 久「悪いけどうちは無理ね~ それほど大食いだとちゃんと世話できる自信ないわ」 まこ「うちも雀荘じゃし…食べ物も扱うからペットは無理じゃのう」 京太郎「そうですか…」 久「あなたが拾ってきた子なのよ?須賀くんが責任もって連れて帰るのが筋だと思うけどねえ」 京太郎「うーん うちにはもうカピバラがいるんですよね…この部室でってわけには…」 咲「京ちゃん こんなところに置いておくのはかわいそうだよ…」 京太郎「だよな…」 鬼巫女「…」シュン 京太郎「そ、そんな顔すんな!わかったよ、部長の言うとおり ここまで連れてきた俺に責任がある!嫌じゃなければうちに来い!」 鬼巫女「…!」パアア ひしっ 優希「おおう、すっかり京太郎になついてるじぇ」 咲「ねえ京ちゃん、ところでこの子 名前はあるの?」 京太郎「名前…そう言えばなにも考えてなかったな」 和「あなた、お名前はあるんですか?」 鬼巫女「…!」テテテテ ピョンピョン まこ「ホワイトボードの前でジャンプし始めたぞ」 久「須賀くん、だっこしてあげなさいな」 京太郎「はい ほら、ペン持てるか?」 和「それより、字が書けるんですかその子…」 鬼巫女「~~♪」 「コマキ」 須賀家- 京太郎「ふう…なんとか家族も説得できてよかった、小遣いが減らされちまったのは痛いが」 ※説得シーンはワカメがキンクリしました コマキ「…」グウゥゥ 京太郎「もう腹減ったのか?夕飯までまだ時間あるし…ほら、ポッキーでも食っとけ」 コマキ「!!!」パアアアアアアア 京太郎「しかし本当によく食うな…食事代はマジで覚悟しておいたほうがいいかも…」 コマキ「♪」ペカー ポテ 京太郎「あれ?まだ残ってるぞコマキ?」 コマキ「♪」ブンブン 京太郎「満足したのか…?もしかしてコマキの主食って…お菓子?」 京太郎「た、助かった…かもしれん」 コマキ「♪」ゴロゴロ 京太郎「やれやれ、のんきな奴だな さて、俺は夕飯までネトマでもやってるか」 PC「ロン リーチタンヤオピンフドラ8000」 京太郎「うがああああああやっちまったああああああ…だって!俺も聴牌してたんだもんんんんん!」 京太郎「も、もう駄目だ…まくるには次のオーラスで倍満は出さないと…」 コマキ「…」テテテテ ピョン 京太郎「うぅ…コマキ…見ないでくれ、こんな俺の体たらくを…」グスン コマキ「……!」ペカーーーー PC「南四局」 京太郎「配牌は…え?な、なんか筒子がやけに多いな…」 PC「ツモ 清一色 三暗刻」 京太郎「な、何いいいいいいいいいいいいいいい!?」 永水- 巴「か、霞さん 元気を出してください 姫様もきっとすぐに見つかります…」 霞「えぇ……そうね」 霞(小蒔ちゃん…どこへ行ってしまったの…) 初美「霞さん……」 霞(あの子を強くしたい一心で…傷つけてしまっていたのね…また会えたら謝らないと…) 霞(昔から お菓子が大好きだったものね…) 春「……」スック 初美「はるる?どこに行くんですかー?」 春「…電話、人探しが得意な人に心当たりがある」 春「…霞、元気出して… きっとお姉ちゃんがみつけてくれる」 ~ひとまずカン~
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362756092/ 京太郎は関西の大学に進学しました 京太郎「へぇー、これが去年の学園祭のアルバム」ペラッ 京太郎「んんっ?」 京太郎「このタコ焼き焼いてる女の子ちょーカワイイ!江口先輩知ってます?」 セーラ「……あー。…その。それはなぁ」ポリポリ 竜華「あはははー、やっぱり須賀君も気づかへんか」 怜「やろうな。実はこれセーラやで」 京太郎「ははは、二人とも俺をからかうのは辞めて下さいよー。いくら俺でもこんな見え見えの冗談に」 セーラ「…うーむ」 竜華「いやいや、よーく見てみ?このベッピンさん。毎日会ってるはずや」 京太郎「むむむっ、こんな美人学内で会ったら忘れませんよ」 セーラ「…ふぅーむ」 怜「そんなにお気に召したんかいな?言っとくけどおもちはないで」 京太郎「それは写真でわかります」 セーラ「こらァ!」 セーラ「胸なんか飾りじゃ!俺はないチチで良かったわ」 怜「まぁ、セーラが竜華並のおもちならうちの立場がな」 竜華「大きくても肩凝るだけやで?」 京太郎「えぇ…清水谷先輩のおもちはとてもスバラです」ジロジロ 怜「先輩の胸ジロジロ見たらあかんで、岩山両斬波!」ビシッ 竜華「これやから男は」ジロッ セーラ「…」ムニムニ→一応、寄せてる 京太郎「ところでホントにこの美人が江口先輩なんですか?」 竜華「さっきからそう言うてるやん。セーラ、明日この服装で来て証拠見せたれ」 セーラ「絶対にやらん!もうあんな女らしいカッコは人前でせん!」 怜「女らしいって普通やん。竜華なんかもっとすごい服着てるで」パカッ 携帯のフォルダを開けようとする怜 京太郎「ほぅ…」 竜華「わあぁぁぁぁぁぁぁ!怜、それはあんたと二人っきりやから着ただけや!他の人に見せたらあかんって」 怜「はい、須賀君」パカッ 京太郎「ほほぅ…これは…。って泉の変顔じゃないですか!?」 怜「アホー、騙されよったー」 竜華(ほっ…助かった) 京太郎「この写真、加工でもしてるんですかー?」 セーラ「さっきから失礼なやっちゃ」 竜華「せやな。化粧って言うのは文字通り化けると書く。セーラは普段スッピンやからな」 怜「うちと竜華も本気出したら今より可愛くなるんやでー」 セーラ「ちなみに俺、化粧品なんか買った事無い」ケラケラ 竜華「セーラもちゃんとすればべっぴんさんやのに」ハァ 京太郎「これが江口先輩か…。よーーーく見たら面影もあるような」 怜「ウィッグつけてロングヘアーにして化粧しただけやで。よく見ろや」 京太郎「マジっすか~?女って怖いなぁ」 竜華「女はいくらでも化けれるで」 怜「泉や船Qかて須賀君がびっくりするくらい可愛くなるでー」 京太郎「そうですかねぇ?まぁ…、江口先輩の乙女モード見て見たいっすね」 セーラ「いーーーーーやーやー」 怜「この日は麻雀して負けたんやんな?」 セーラ「武士に二言はないからな。最下位やったから、嫌々女装したんや」 竜華「女装って…あんた」 怜「乙女セーラ効果でたこ焼きもあっと言う間に売れたんや」 京太郎「へぇー、俺もこんな美人にたこ焼き勧められたら買ってしまいますね」 セーラ「さっきから褒めすぎやから///そんな大したもんちゃうし」 京太郎「見せて下さいよー」 セーラ「俺に麻雀で勝ったらええで?」 竜華「ぶはっwwwそれはひどい勝負や」 京太郎「勝てるわけないでしょう…。代打ちありですか?」 セーラ「代打ち?誰や」 京太郎「俺の幼馴染です。麻雀は家族麻雀を抜けば高校生から始めたそうで」 セーラ「ふーん。ええで?俺、千里山の元エース江口セーラやで?負けるわけないやん」 京太郎「幼馴染とそいつの彼女が来月、奈良に遊びに来るそうなのでその時に」 セーラ「ええで。俺は逃げも隠れもせん。誰でも連れて来いや!」 京太郎「…はい」ニヤリ 京太郎「あっ、ところで今日は何して遊びます?」 セーラ「ボーリングや。ボーリング。今日こそ決着つけるで」 京太郎「負けた方が奢りっすね。その前にご飯も食べません?」 セーラ「金ないから定食屋でええか?竜華、怜はどうする?」 竜華「乙女は定食屋なんか行きません」 怜「憧ちゃんに美味しいパスタ屋教えて貰ったんや」 セーラ「ぱ、パスタ?あんなんお腹いっぱいにならへんで」 竜華「セーラと違ってうちらは腹八分目にしてるんや」 怜「せやせや。すぐ太るんや。穏乃ちゃんとセーラは体重なんか気にした事ないやろ?」 セーラ「ないなぁ。体重とか中学の時から変わってへんし」 竜華「きいぃぃぃぃぃぃぃ!うちは+5kgや!」 怜(竜華はおもち分やろ…) 京太郎「パスタ屋って高いんですか?」 竜華「なんぼ言うてた?」 怜「確かコースで3000円って言ってたで」 セーラ「京太郎。3000円って高過ぎへんか?」ヒソヒソ 京太郎「俺の一週間分の食費ですよ」ヒソヒソ セーラ「やなぁ。定食屋はおかわり自由やしな」 竜華「さてと。女子会行って来るか」ガタッ 怜「うんうん。じゃあ、そっちはデート楽しんでな」フリフリ セーラ「で、で、デートなわけあるか!」 京太郎「そうですよ。賭けボーリングしたり、ゲーセン行ったり、サッカーしたり野球したり。仲のいい先輩後輩っすよ」 竜華(セーラの乙女モード見たら多少は意識するんやろか?) 宮本む○し セーラ「この時間やったら居るんちゃうか?」 京太郎「えぇ。そう思って読み終えたジャンプ持って来ました」 穏乃「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!」ガツガツ セーラ「おおっ、居た居た。相変わらず気持ちのいい食べっぷりや」 穏乃「あっ、江口先輩!おはようございます」 京太郎「シズ、ジャンプ持って来てやったぞー」 穏乃「京太郎!いつもありがとなぁ」 穏乃「お礼に目玉焼きあげるよ」ヒョイ 京太郎(食いかけじゃねーか) 穏乃「ちょうどいい所に会いました。知り合いの中学生が野球してまして。それで今メンバー三人足りないって」 セーラ「おっ、ええなぁ。行こ行こ」 京太郎「ライトかレフトがいいな。動かなくていいから」 こうして三人は中学生に交じって仲良く野球をしました そして次の月 セーラ「やって来ました松実館」 穏乃「久しぶりに奈良に帰って来ました」 竜華「一応持って来たで。セーラの乙女服」 怜「うちは化粧品を」ゴチャ セーラ「ちなみに今月の俺は好調や!悪いけど代打ちさんがどんな素人でも手は抜かへんで?」 京太郎「いいっすいいっす。全力でぶつかってやって下さい。 なんか敵が強ければ強いほど燃える戦闘民族みたいな姉妹ですから」 竜華「姉妹?」 怜「代打ちさん、姉妹で来たんや」 セーラ「たのもー!」バン 照「ん?」ポリポリ 咲「京ちゃん、久しぶり」ペコリ 和「元気そうで安心しましたよ須賀君」 怜「」ブクブク 竜華「ぎょええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!あ、あ、あっ…。チャンピオンがおる!」 京太郎「あっ紹介します。俺の幼馴染の宮永咲と姉の宮永照さんです」 セーラ「幼馴染って…。学生最強麻雀打ちとかそんなん考慮しとらんよ」ガクッ 怜「死兆星が見える」 竜華「怜!あんたが打つんちゃうやろ!?」 京太郎「咲。この人がお前が打ちたがってた千里山の元エース江口セーラさんだ」 咲「うん、楽しみだよ」 照「咲。江口さんは普通に強いからね。本気出さないと負けるよ」 咲「負けないよ!」ゴッ セーラ「えぇい!俺も雀士や!元チャンピオンでも現チャンピオンでも誰でもかかって来いや!」 竜華「さて。どの衣装を着させようかな。ほら、怜起きて」ペチペチ かくして。 照、咲、和、セーラ 照、咲、竜華、セーラ 照、咲、怜、セーラ 照、咲、穏乃、セーラ で四局したものの、セーラは二位が一回、三位が二回、四位が一回に終わった セーラ「…」プスプス 咲「江口さん、ありがとうございました」ペッコリン 竜華「まぁまぁ、割と善戦した方ちゃうの?」ポンポン セーラ「負けは負けや。悔しいわ!」 怜「あかん、力使い過ぎた」フラフラ ポテッ 和「!?」 怜「ええ乳しとるとずっと思ってたけど膝もなかなかやね…」スリスリ セーラ「はぁ…、着ればいいんやろ?着れば」テクテク 京太郎「楽しみだなー」 咲「京ちゃん、あの人がよくメールで話題になる彼女さん?」 穏乃「あれー二人は付き合ってたの?」 京太郎「ただの先輩後輩だつーの!」 そして… 竜華「お待ちどーさーん」 怜「今からセーラの乙女変身ショーを行うでー」 照・咲・穏乃・和・京太郎「…」パチパチ 怜「まずは手始めのお姉系セーラ」 セーラ「…」ムスッ 竜華「憧ちゃんの私服を借りたんやでー」 京太郎「おおっ…!?髪の毛も巻き巻きだ!」キラキラ 照「はうぅぅぅぅぅぅ」 竜華「つづいてー定番中の定番。メイド服や」 セーラ「にゃーん」ギロッ 穏乃「睨み利かせてるメイドって怖いなぁ」 京太郎「うーむ、普段定食屋で大盛りをおかわりしてる江口先輩とは思えないくらい可憐だ」 怜「続いて、竜華のご実家にあった着物」 セーラ「セーラどすえ(適当)」 咲「すごく似合ってるよ!私も着物きた…ってこの前、穏乃ちゃんと着たっけ」 穏乃「そう言えばそんな事もありましたね」 和「いつですか!?」 ・ ・ ・ 竜華「そして、最後の最後に…」タメ中 怜「セーラだけにセーラ服なんちって」 竜華「言いたかったのに!」 京太郎(俺がリクエストしたんだけどな) セーラ「…別に京太郎のために着たわけやないんやからな」プイッ 照「可愛いよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、おもち帰りーーーーーーーー!」ドドド ガラッ! 玄「おもち!?」ビクッ 照と玄の暴走によってセーラの乙女変身はいつの間にか終わってたとさ 夜、松実館の外 セーラ「はー、恥ずかしかった」 ヌッ 京太郎「ここに居ましたか」 セーラ「おわっ!?…なんや京太郎か」 京太郎「みんな酔い潰れて寝てしまいました」 セーラ「…穏乃と宮永と原村に酒飲ましたんは誰や?」 京太郎「園城寺先輩と清水谷先輩と照さんです」 セーラ「俺以外全員やないか!」 セーラ「まぁええわ。今日の事は酒の勢いで忘れてくれると助かる」 京太郎「いやー、もう記録にも記憶にも残ってますし」パカッ 携帯を見せる京太郎 セーラ「待受画像、俺やないか!?」 京太郎「キレイに撮れてるでしょ?」 セーラ「消せ!」ババッ 京太郎「嫌です」ヒョイ グラッ セーラ「あっ…」 ガシッ 京太郎「危ないっす」 セーラを抱き止める京太郎 セーラ「…」ハッ セーラ「…///」カアァァァァ セーラ「…///」ボン セーラ「あ、アホ。女の体にいつまで触ってるんや!」 京太郎「す、すいません」バッ セーラ(ってなんで俺、京太郎相手にドキドキしてるんや)ドキドキ セーラ「お、俺の女装姿笑えたやろ?はははっ…、我ながらいい笑いのネタ提供したと思ったわ」 京太郎「笑いのネタ?」 セーラ「お、おぅ。笑いや笑い。男みたいな女が無理して女っぽいカッコしてるのが滑稽やろ? ほ、ほら。お笑い芸人とかでも居てるし」 京太郎「江口先輩は芸人じゃないですよね」 セーラ「いいねん!笑いさえ取れたら!みんな俺の女っぽい姿見て影で笑うんや!笑えばいいんや」 セーラ「あはははははははー」 京太郎「…」 セーラ「あはっ…、あはははは…」 京太郎「…」 セーラ「はぁ…」 セーラ「笑って貰った方が気が楽なんやけど?」 京太郎「笑わないです。とってもカワイイと思いました」 セーラ「ッッ!?俺がか、かわかわか、カワイイ!?眼科や、眼科行って来んかい!」 京太郎「視力は1.2ありますよ」 セーラ「…怜や竜華の方が可愛い」ボソッ 京太郎「あの二人が可愛いし美人なのは認めますが…。江口先輩も負けてないですよ」 ドキッ セーラ「うっ…、もう止めてくれ!褒めんでいい!褒めてくれるな!」アセアセ 京太郎「…」 セーラ「昔な、小学生の時や。俺はこの頃から男に混じってサッカーや野球みたいな遊びをしてた」 セーラ「当時学校の行事でお芝居をやる事になった」 京太郎「お芝居ですか?」 セーラ「騎士とお姫様が活躍する簡単なお芝居や。ヒロインはもちろんお姫様。 意外に人気が高くてな。クラスの女子はお姫様やりたいってみんな言ってた」 京太郎「江口先輩も?」 セーラ「クラスの男子達とサッカーとかしてたけど少女漫画読んでたりしてたからな…。少しだけ興味はあった」 京太郎「お姫様だって似合うと思いますよ」 セーラ「……。当時俺はクラスの女子から主人公の騎士をやってと頼まれた。ほとんど女子の総意や」 セーラ「でもくじ引きで役を決める時、俺は騎士じゃ無くてお姫様に自分の名前を書いてこっそり投票した」 セーラ「そして運悪く俺がお姫様の役に当たってしまった」 京太郎「良かったじゃないですか。麻雀強い人はここ一番のヒキも強いですね」 セーラ「……結果、お姫様は演じたものの女子からは大ブーイング」 セーラ「いつも男っぽいカッコして、男に混じって遊んでるのにお芝居でお姫様。全然似合ってない!と陰口を叩かれたんや」 京太郎「多分、女子達は嫉妬してたんじゃないかと思いますよ。子供の頃ですよね」 セーラ「今考えたらそうかもな。でも俺は怖いんや!女らしくする事、女の子っぽい服を着る事、誰かに笑われる事!」 セーラ「変ちゃうか?って。俺が女っぽい服着ても誰が得するんやって。 笑われるくらいなら最初からそんなカッコしなければいいって…」 京太郎「俺が損します」 セーラ「は?」 京太郎「たまには江口先輩の乙女モード見て見たいっすから///」 セーラ「おおおおおおおお、俺に普段から女装しろ言うんか!?」 京太郎「…たまにはね。スカートは嫌いですか?」 セーラ「ヒラヒラは性に合わんからな…。まぁ…、ボーイッシュなカッコなら///」 京太郎「着てくれますよね!?」 セーラ「か、考えとくわ!アホ、アホアーホ!」タッタッタ 竜華「ぐーごー」zzZZZ… 怜「竜華の髪の毛っていい匂いやねzzZZZ…」クンカクンカ 穏乃「あこー、髪ひっぱらないでよーzzZZZ…」ウーン 和「咲さん、咲さん、咲さん!zzZZZ…」ムギュムギュ 照「うーん…、雪見大福に押し潰されるうぅぅぅぅぅ、zzZZZ…」 咲「」パチッ セーラ「あれ?宮永起きたん?」 咲「ううぅぅぅん…、江口さん」パチパチ セーラ「あんた、京太郎の幼馴染やったな?」 咲「はい。中学からの付き合いですけど」 セーラ「…どんなヤツやったか俺に教えてくれへんか?」 咲「ふふっ、気になりますか?」 セーラ「ちゃう!ちゃうちゃうちゃう!ほんの少しだけ興味が出ただけや!勘違いするなや」 咲「わかりましたよ。京ちゃんはですねぇ…」 -------------------- ---------- ----- 京太郎「抱きしめた時、いい匂いした。やっぱりあの人も一応女なんだなぁ」ポワワーン 後日 セーラ「穏乃って極々たまに私服のスカート履いたりしてるよな?」 穏乃「はい、一応持ってますよ。憧がうるさいから」 セーラ「ど、どこで買ってるんや?別に興味はないんやで?ただ穏乃もジャージ以外持ってるんやなぁって思って」 穏乃「憧が着なくなった服を貰ったり…」 セーラ「憧ちゃんって服とか詳しいんか?」 穏乃「読者モデルとかよく声かけられるらしいです」 セーラ「ふ、ふーん」 憧「ってわけで私の所に来たわけね」 セーラ「か、勘違…」 憧「もうそれはいいから。竜華と怜には聞きにくいんでしょ?」 セーラ「お、おぅ」 憧「ふふーん。私がコーディネートしてあげる!江口セーラ改造大作戦」 セーラ「お手柔らかにな。後、予算は一万円で」 憧「一万円って一着買ったら終わりじゃない!?」 セーラ「一着でええ」 またまた後日 憧「でさー。そん時、穏乃がさー」 ?「また穏乃の話かいな。一緒にラーメン屋着いてったれや」 憧「ラーメン屋は匂いがつくからやだ。あんたに任せる」 泉「あれ?」キョトン 浩子「どうしたん?急に立ち止まって」 泉「憧と一緒に歩いてるのって…。江口先輩?」 浩子「まさかー、新子さんの友達やろ。読モ仲間ってヤツか?」 泉「ですよねぇ。あんなに可愛い子が江口先輩なわけないwww」 京太郎「珍しくジャージ着てないんだな」 穏乃「憧がうるさいんだよ。デートの時はジャージ以外でお願いってさ」 京太郎「ふーん」 憧「はーい、お待たせ」 ?「…///」カアァァァァ 京太郎「この人誰?憧の友達?」 セーラ「ぇ…ぐち、セーラや」ボソボソ 京太郎「ん?」 セーラ「お前の大先輩の江口セーラや言うてるんじゃ!このボケェ!!!!!!」キーン 京太郎「俺の先輩がこんなに可愛いわけない!」 終わり
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361979886/ 京太郎「ぎゃ、逆転だ!やったぁぁぁ!!!」 透華「ぃ、いま、のは」 智紀「は、早い、そんな大物を」 ハギヨシ「お見事です」 京太郎「いままでのツケなのかなー!?やっべちょーうれしー」にやにや 一「……いままでからは考えられないくらいすごい引きだったね」 純「あぁ、そう、だな」 衣「……京太郎」 京太郎「ん、なんですか?」 衣「新月の夜に、龍門渕に来てくれ」 京太郎「へ?」 衣「京太郎の力、衣が見定めよう」 京太郎「うぇ?え?えぇ?」 その夜 京太郎(なんなんだ、新月の夜にって一番近くても二十日も先じゃないか) 京太郎(その日は…土曜か。学校はやすみだけど、うーん) 衣(京太郎は、衣と真逆なのだ) 衣(麻雀を素直に楽しんでいるのに、牌に恐れられている京太郎) 衣(素直に楽しめていなかったのに、牌に愛された衣) 衣(わかったよ、京太郎。私たちが拮抗する訳が) 衣(衣が月に引かれ宙を舞うなら、お前は月に見放され闇を這う。) 衣(いままで対局した時、いずれも満月、十日夜の月。衣よりだ) 衣(闇に染まった夜、引く力がない夜。お前はどうなる?) 某日ー清澄高校 月齢ー満月 京太郎「うーん…」カチカチ 京太郎「ダメだな。てんでバラバラだ」 優希「どうだー犬ー……うっわ、こりゃーひどいぜ」 京太郎「おかしいよなー、何しても裏目になるし」 咲「カン!カン!カン!カン!」 まこ「その表情、見切った!!」ピキーン 和「SOA!」ドッギャアーーーーン 久「そんなんじゃ、だ・め♪」スパァァン! 京太郎「あっちはあっちで魔界と化してるし」 優希「今日は優希ちゃんも調子がいいじぇ。京太郎が悪いの吸い取ってるのかもなー!」ケラケラ 京太郎「んなことあってたまるかってーの」 衣「……」タンッ 純(何か、今日は不思議な気分だな) 透華(柔らかな光に包まれて、登っていくような) 一「……あ、あれ?ツモ」 透華「え?」 衣「……」スゥ チャラ 一「あ、うん。僕の親番だね」カチャカチャ 透華「衣?」 衣「……不思議な気分だ、いつもよりもどこか清々しい」 衣「自らの技で道を切り開くというのは」 そして 新月の夜 ハギヨシ「夜中にすいません」 京太郎「ハハハ、抜け出すの大変でした」 ハギヨシ「何かあったら責任はとりましょう。では、どうぞ」 京太郎「あれ?部屋の明かり、ついてないんじゃ……たしか部室って言ってたよな、でも……まぁいいか」 京太郎「失礼します」ギィィィ 衣「待っていたぞ京太郎」 京太郎「あ、衣さん。なんでそんなロウソクだけで?」 衣「雰囲気だ」キリッ 京太郎「雰囲気って……なんすかそれ」 透華「っ……」 一「暗くて見えにくいなぁ……明かりつけようよー」 衣「いいだろう偶には。さて、京太郎。対面に座って欲しい」 京太郎「はいはい、よっこらせっと」 一「じじくさ」 京太郎「や、やかましい!……コホンッで、なんのようで、こんな夜中に?」 衣「四人で雀卓についたのだ、やる事は一つだろう」 京太郎「……え、麻雀?」 衣「打ってみたいんだ。本物のお前と」 京太郎「で、でもおれ、毎回本気で打ってきましたけど」 衣「わかってる、それでも、だ。」 透華「……須賀君、早く、始めましょう」 京太郎「え?え?わ、わかりました」 一(なんかへーんな雰囲気。衣も事情説明してくれないしー) 東一局 親ー透華 京太郎「…お」 衣(やはり、配牌がいいか京太郎) 衣(今や深淵たる闇の世界ではお前が唯一の動くもの、王だ。牌はそれに従う。それに比べて……) 透華(手牌が、重い) 一(うわー、清一とかの大化けはあるけど、おっもいなぁ) 透華「で、では」タンッ 衣「っ」 衣(重い闇が牌に絡みついている。引くのも一苦労だ。どれ) 衣(くっ、どうにも、活かしにくい)タンッ 一「うっわー」タンッ 京太郎「ー♪」タンッ ー ーー ーーー 衣(この手牌、マンズで染めて大きくなりそうだがまだまだ先だ。それじゃだめだ) 京太郎「来た!ツモ!」 衣(このノロマな様では京太郎に追いつけない) 京太郎「ツモチャンタ中ドラ2、満貫」 透華(薄い待ちを当たり前のように……) 一「うわ、調子良さそうだね」 京太郎「あぁ、幸先いいなー俺」 衣(京太郎は気がついていない。自分の異常さに。そのままではやがて、まことの闇に呑まれる) 衣(力に酔うのは衣だけで十分だ!) 東4局 親番ー衣 衣(ここまでは、京太郎が軽いアガりを織り交ぜる他、一が混一をアガった。連荘なしのまま、衣の親番) 衣(一気に巻き返す!) 衣「ポン」 京太郎「あ、はい(白を鳴かれた、早上がりの連荘?)」 衣「チー」 京太郎(今度はソウズ…混一?) 衣「チー」 京太郎(三フーロー、今度はピンズ。鳴き三色?手が悪いのか) 透華(何をする気なのでしょう、衣。気を失う前に早くして欲しい、ものです、わ) 京太郎(234の三色…その辺りは絶対にきれないな、それはブラフで白のみもあり得る、警戒を)タンッ 衣「カン!」 京太郎「!!」 衣(さぁ、これで自分を見つめろ京太郎) 衣(自らの異質さには、自分で気がつくしかないのだ!) 衣「ツモ、嶺上開花三色白、新ドラは……白!親跳の責任払い18000!!」 京太郎「っ」 衣「逆転トップだ、京太郎」 京太郎「やっぱ、衣さん強いや」 衣「うむ、たくさん練習したからな。透華や一、純や智紀。全員一緒に強くなって、今の衣がいる」 京太郎「ハハハ……そういえば、満月に近いほど強いとか聞きました。本当ですか?」 衣「本当だ……だから今日なんかは、ダメなんだ、本当は」 衣「でも、普段より弱くても、麻雀は楽しい」 京太郎「俺は、勝てないのかな」 衣「む?」 京太郎「そりゃあ、まだまだ練習不足なのはわかる。龍門渕の皆さんや、清澄のみんなは、俺よりずっとずっと練習して、今がある」 京太郎「でも……衣さんは今日本気ではあっても全力じゃない。俺は調子がいい、なのに負ける」 京太郎「そんなの、かっこ悪いじゃないか」 衣「京太郎?」 京太郎「負けたくない……!負けたくない!」ゴッッ!!! 衣「っ!?」 衣(これは、悪運……) 透華(な、なんですの、これ。黒い渦が、周りに……) 一「お、落ち着きなよ……あれ?寒気して来た」ブルッ 衣「…そうか」 衣(京太郎は、月が満ちる時に地にいた。月に引き上げられて幸運が空に登るなら、悪運はどうなる?地に溜まる) 京太郎「衣さん、連荘ですね…サイ、お願いします」 衣(それを京太郎はひたすら溜め込んで来た。それを今吐き出したのだ。 悪運は打ち捨てられ、勝利への渇望という仮初めの意思を持ち、暴れまわる) 衣(その標的は…衣達だ) 衣「ぐっ(配牌がひどい、これでどう戦う!?)」 京太郎「……」ユラァ ダンッ 衣(京太郎はこんな牌を渡されて、振り込まず上がりを目指していたのか)タンッ 透華「うぅっ」タン 京太郎「ロン」 透華「ぁっ」 京太郎「断ヤオ三暗刻、3900の一本場は4200」 透華「ぐ、ぅ」チャリ 一「は、早いなぁ」 衣(次が、一の親番……だが) 京太郎「カン」 衣(暗カンでドラが丸乗り……!) 京太郎「……ツモ、断ヤオドラ4、満貫」 一「う、親かぶりかぁ……」チャリ 衣(まずい!京太郎の親番だ!) 京太郎「俺の、親……ですね」 京太郎「…勝つんだ、勝つんだ。勝てるはずだ」ブツブツ 衣(止める、絶対に止める!) 透華(……ヘタレてる場合じゃない!衣に協力して、なんとか須賀君を) 一「ブ、ブツブツ怖いよ」タンッ 京太郎「リーチ」 一「うわ、ダブリー!?」 透華(っ、振り込むわけには)タンッ 衣(く、スジも安牌もない)タンッ 京太郎「ロン」 衣「ぐっ」 京太郎「ダブリー一発断ヤオドラ2、親跳ね18000」 衣「ここまでできるか……!」 衣(まずい!この高火力では次で飛ばされるかもしれん!) 京太郎「一本場……」 衣(ダメだ、新月じゃ所詮衣はこんなものか?) 衣(……違う!京太郎は満月の最も力の出ない日、衣と渡り合っていた。なら逆もしかりだ!) 衣「さぁ、次いくぞ!!」 透華「ロン、発のみ1000。一本場は1300」 衣「うむ」チャラ 一「あ、ロン。タンピンドラ1、3900」 透華「はい」チャリ 衣(なんか普通に流れたぁぁぁ!!) 京太郎「ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない」 一(こわぁぁぁぁああ!!) 透華「あぁ、闇が一層濃くなって……」 衣(と、ともかく、衣の親でオーラスだ!なんとか、京太郎の目を覚まさせる一撃を……まて) 衣(考えてもいなかった。これで京太郎の闇を屠らばどうなる) 衣(衣を光とするなら京太郎は闇。 再現なく、闇が溜まれば溜まるほど強くなるが、その身を破滅に陥れてゆく。 なんせ悪運だ。貯めていいものであるわけない。しかし) 衣(これで力を失えば京太郎はどうなる。確かに、極端な悪運はなくなるかもしれん、しかし極端に強い事も、なくなる) 衣「…自分一人じゃ、決められないか」 衣「京太郎、一つ聞きたい事がある」 京太郎「なんですか」 衣「麻雀をして来た中で、一番嬉しかったことはなんだ」 京太郎「いちばん、うれしかったこと……」 京太郎『ロ、ロン、国士無双!』 京太郎「始めて、役満をアガった時、いや」 京太郎『こ、これでいいのかな?えと、ロン、た、断ヤオトイトイ』 京太郎「始めて、自分の力でアガったとき、かな」 衣「そうか」 衣「麻雀、楽しいか?」 京太郎「はい、楽しいです」 衣「そうか。京太郎」 京太郎「なんですか」 衣「今、麻雀楽しいか?」 京太郎「あまり」 衣「そうか、衣もだよ」 衣「明日日曜日だったな、今日は泊まっていけ。明日、たくさん麻雀打とう」 衣「すまない」 京太郎「」タンッ 衣「ロン。大三元」 しんえんあるきのきょうたろうにかった! やみのちからはきえさっ……た? 翌日 京太郎「!」 京太郎「ここは、何処だっけ」 京太郎「あ、そうか。たしか昨日は龍門渕によりに呼ばれて」 京太郎「思い出せない」 コンコンッ 京太郎「あ、はい」 ハギヨシ「失礼いたします。お目覚めになられましたか。衣様がお呼びです、準備ができたらおこしください」 京太郎「失礼しまーす」 衣「お、来たか京太郎」 一「おはよ、ふぁーあ……」 透華「一、はしたないですわ!」 京太郎「あの、昨日俺寝ちゃったみたいで、すいません」 衣「なに、気にするな……京太郎」 京太郎「はい」 衣「麻雀をしよう」 衣「京太郎の親だな」 京太郎「なんだろう、デジャヴを感じる。じゃあいきます…ね…」 衣「……?どうしたんだ?牌を握って固まって」 京太郎「俺は」 衣「?」 京太郎「俺は、負けたくないぃぃぃぃぃぃい!!!」 衣「えっ」
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晴絵「………ん、あれ……?」 晴絵「……何で私こんなところで寝てるの……?」ムクッ 晴絵(……ていうかここどこ?近所にこんなお花畑とかなかったはずだけど……)キョロキョロ 晴絵「……つか何でドレス?に、似合わねー……」ハハ… 晴絵(うーん……これって夢?二十歳過ぎてこんなメルヘンチックな夢見るとは思わなかったわぁ……我ながらドン引きね……) 「……こんなところにいたんですね」ガサッ 晴絵「……へ?」クルッ 京太郎「……晴絵先生」ニコッ 晴絵「す、須賀くん……?」ポカーン 晴絵(な、何で須賀くんが私の夢に……!?っていうか須賀くん何で白馬に跨がってるのよ!!?) 京太郎「探しましたよ、まさかこんなところでお眠りだなんて……風邪を引きますよ?」シュタッ 晴絵(な、なにこの状況……?私がドレスで須賀くんが白馬でお出迎えって……こ、これって……!!!??)クラクラ 京太郎「さぁ、そろそろ帰りましょうか、晴絵先生」グイッ 晴絵「あ……!」グイッ 晴絵「す、須賀くん!い、いい加減にしないとおこ…!」 京太郎「……あぁ、そうだ……ここは学校じゃないんでしたよね……」 京太郎「…………晴絵」ボソッ 晴絵「はひゃっ!!?」ビクッ 晴絵(ちちち近い!!近いわよ須賀くん!!!し、しかも今私の事名前で……!!!!)カァァァ 京太郎「恥ずかしがる晴絵も可愛いよ……とても歳上とは思えないですよ」ニッ 晴絵「すすす須賀くん!!こ、こういう事は悪ふざけでやるものじゃなくてていうか私と須賀くんはそもそも教師と生徒の関係でだだだからその……!!」アタフタ 京太郎「…………目、閉じてください」スッ 晴絵「は、はぅ……!?」ビクンッ/// 晴絵(や、だ……ダメ……す、すがくん………っ!!!)キュッ 晴絵「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」ガバッ 晴絵「………………あれ?」 晴絵「…………………………」 コウシテ、オウジトオヒメサマハサイカイノクチヅケヲカワシ、スエナガクシアワセニクラシマシタトサ メデタシメデタシー 晴絵「……あ、テレビつけっぱなしだった…………」ピッ 晴絵「………………………………………………」ポリポリ 晴絵「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!???!?!」ジタバタ 晴絵「な、なんでこんなこっ恥ずかしい夢見てんのよ私はぁぁぁぁ!!!」//// 晴絵「こここ、こんな夢みたら須賀くんの顔がみみ見れないじゃないぃぃぃ!!!」 晴絵「ひ、ひゃぁあぁぁぁ!!!??」ゴロゴロゴロゴロ カン! ※なお、この後晴絵てんてーは学校に遅刻した模様
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767 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 20 48 06.06 ID zgHp9NXLo 5月14日(火) 【早朝】 京太郎「一応知ってる人には声をかけたけど……」 京太郎「それにしてもキックベースなんて久しぶりだな」 京太郎「小学生以来じゃないか?」 772 1.咲を迎えに行く ※今日は放課後に予定が有る為選べません 2.弁当を作る(コンマ判定あり、成功すればステータス上昇。所持金を使い豪華にする事も可能) 3.早朝ランニングをする(【体力】+1、誰かと会うかはコンマ判定有り) 4.南浦さん家に行く 5.ちゃちゃねぇとランニング(【体力】+1 【知力】+1 好感度上昇小) 6.愛宕洋榎とランニング(【体力】+1 【精神力】+1 好感度上昇小) 7.ニュースを見る(【知力】+1 デジタル経験値極小) 8.その他(内容併記) 775 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 21 09 33.98 ID zgHp9NXLo 愛宕洋榎とランニング 洋榎「なぁ須賀っち、昨日絹とキックベースする約束したらしいな」 京太郎「ええ、しましたよ。前にメールでちょっと話に上がってて」 洋榎「絹が楽しそうにしゃべっとったわ」 洋榎「最近あんまりボールに触っとらんかったから、嬉しいかったんやろな」 京太郎「そうでしたか」 京太郎「でも流石お姉さん、妹さんの事よく見てますね」 洋榎「せやろーせやろー」ドヤッ 京太郎(……これさえなければ) 洋榎「うちと絹は大の仲良しやからなー。お互いの好物から、好きなもの、嫌いなもの……」 洋榎「スリーサイズに好みのタイプまで何でも知っとるで?」 洋榎「須賀っち、気になるやろー?」 京太郎「 780」 1.ま、まぁ多少は 2.なりません(キッパリ 3.もちろん(キッパリ 4.そうですね、洋榎さんのなら 5.その他(内容併記) 785 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 21 31 54.85 ID zgHp9NXLo 5 二人とも気になりますね 京太郎「二人とも気になりますね」 洋榎「へ?」 京太郎「だって二人とも美人ですから、男として気になるのは当然じゃないですか?」 洋榎「そ、そんなうちは美人とかちゃうし///」 京太郎「いやいやそんな謙遜しなくても、充分美人ですよ」ニコッ 洋榎「///」 京太郎「ただし――」 京太郎「喋らなければという条件付ですが」 洋榎「」ズコッ 洋榎「やっぱりそういうオチかい!」 京太郎「洋榎さんは喋りすぎです。多分魅力の8割から9割、それで損してますね」 洋榎「それってほとんどやないか!」 洋榎「…………折角須賀っちが美人言うてくれた思ったのに」ボソッ 京太郎「何か言いました?」 洋榎「何もあらへん」 洋榎「えーもんえーもん、うち喋らんと死ぬし」 京太郎「マグロですか……」 洋榎「そうやうちはマグロ。あの時もマグロやねん」 洋榎「ってなんでやねん!」ビシッ 京太郎「???」 洋榎「……ちょっと高度過ぎたか」 【愛宕洋榎の好感度が上がりました】 【体力と精神力が1上がりました】 790 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 21 42 50.54 ID zgHp9NXLo 【午前パート】 京太郎「でもある意味、洋榎さんが喋らなかったらそれはそれで心配と言うか、物足りないというか……」 京太郎「そのままの君が好き、じゃないけどあれで良いのかも」 795 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 799 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 21 46 02.63 ID zgHp9NXLo 数学 【学業のお守り】 授業パートを1度だけぞろ目大成功の効果 が使用できます。使う場合は使うと書いてください 804 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【知力】+1 【デジタル】経験値極小 71~98 成功中【知力】+1 【デジタル】経験値小 ぞろ目44以外 成功大【知力】+3 【デジタル】経験値小 ぞろ目44 破魔矢発動 812 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 21 55 53.69 ID zgHp9NXLo 成功中 京太郎「……」カリカリ 数学教師「……」チラチラ 京太郎「……」カリカリ 数学教師「……」チラチラ 京太郎(何故かさっきからこちらをチラチラ見てくるんだが……) 数学教師「須賀君分からない所は有りますか?」 京太郎「いえ、特に」 数学教師「そうですか……」ショボーン 京太郎(何なんだろう一体……) 【知力が1上がりました】 【デジタル経験値が小上がりました】 813 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 22 01 40.97 ID zgHp9NXLo 【昼休み】 京太郎「結局先生は何度か話しかけてきたが、断った」 京太郎「一体どうしたのだろうか……」 京太郎「そう言えば中間考査とかいつだっけ?」 京太郎「今の学力ならそこそこ出来そうだけど」 818 1.購買部に行って買う 2.食堂に行って食べる(誰かと出会うかはコンマ判定有り) 3.誰かを誘ってみる ※誘う場合は名前も併記(複数人可能) 4.食べない 5.その他(内容併記) 誘える人 宮永咲 ※今日は誘えません 原村和 片岡優希 南浦数絵 東横桃子 加治木ゆみ 佐々野いちご 蒲原智美 天江衣 荒川憩 三尋木咏 染谷まこ 対木もこ 津山睦月 霜崎絃 妹尾佳織 井上純 沢村智紀 国広一 龍門渕透華 百鬼藍子 藤原利仙 826 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 22 17 55.44 ID zgHp9NXLo 3 モモ 京太郎「東横さん」 桃子「あ、須賀君っすか。何か用っすか?」 京太郎「昼飯まだだろ?一緒に飯食いにいかないか?」 桃子「そうっすね……」 【恋愛成就のお守り】×2 一度だけ誘いを断られない が使えます 使う場合は使うと書いてください 831 桃子の承諾判定(コンマ逆転) 00~40 失敗 ちょっと先輩と先約が有るっす 41~98 成功 本当に良いんすか? ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 838 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 22 25 01.97 ID zgHp9NXLo そう言えば大仏忘れてた 【大仏のお守り】 妖怪イチタリナイ イチオオイ を チョウド にする (残り2回) が使えます 使いますか? 839-844 845 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 22 32 32.44 ID zgHp9NXLo 【恋愛成就のお守り】により自動成功 桃子「本当に良いんすか?」キラキラ 京太郎「そりゃ誘ったんだから当然だろ?」 桃子「今からやっぱり無理って言っても駄目っすからね!」 京太郎「言わねーって」 桃子「やったー!っす」 京太郎「いやそんな喜ぶ事じゃ……」 桃子「私にとってはそれぐらいの事っすよ!だって全然誘ってくれないし」 桃子「ほら、早く行くっすよ!」ギュッ 京太郎「あ、ちょっ!」 853 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 22 51 12.88 ID zgHp9NXLo 【食堂】 京太郎「今日も混んでるなぁ」 桃子「そうっすね。私はあまり来ないっすけど」 京太郎「それじゃあメニュー選ぶか」 桃子「結構色々有るっすねー」 桃子「須賀君のオススメは何っすか?」 京太郎「そうだな……。やっぱり俺のオススメはこれだな」 桃子「サティスファクション?何すかこれ?」 京太郎「満足するならこれに尽きるって一品だ。ボリューム、価格共に満足できるぞ?」 桃子「こ、これ流石に無理っすよ……」 京太郎「……残念」ショボーン 858 【所持金:¥21,500】 1.日替わり定食 2.レディースランチ(好感度7以上のヒロインが居る場合選択可能。午後からの判定に+2) ※選べません 3.ちょっと奮発、ゴージャスランチ(+500円。午後からの判定に+5) 4.ヒャッハーこれで満足するしかねぇ。サティスファクション定食(+1000。午後からの判定に+10) 859 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 23 07 31.93 ID zgHp9NXLo ヒャッハーこれで満足するしかねぇ。サティスファクション定食 京太郎「……」パクパク 桃子「……」モグモグ 京太郎「……」パクパク 桃子「……ねぇ」 京太郎「ん?」 桃子「無言は寂しいっすよ。何か話さないっすか?」 京太郎「そうだなぁ」 京太郎「 864」 869 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 23 20 36.08 ID zgHp9NXLo 今度二人で買い物でも行くか 京太郎「今度二人で買い物でも行くか」 桃子「え?」 京太郎「いやよく考えたら、一緒に遊びに行った事も無いしな」 京太郎「うん、そうだな。それが良い」 京太郎「どうだろう東横さん?」 桃子「え、えっと……」 【恋愛成就のお守り】 一度だけ誘いを断られない が使えます 使う場合は使うと書いてください 874 桃子の承諾判定(コンマ逆転) 00~35 失敗 い、いきなりはちょっと無理っすよ 36~98 成功 行く!行く!絶対行くっす! ぞろ目44以外 成功判定+好感度+1 ぞろ目44 失敗判定+好感度-1 876 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 23 22 40.29 ID zgHp9NXLo 【大仏のお守り】 妖怪イチタリナイ イチオオイ を チョウド にする (残り2回) が使えます 使いますか? 877-881 887 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 23 38 07.10 ID zgHp9NXLo 【恋愛成就のお守り】により自動成功 桃子「行く!行く!絶対行くっす!」ズイッ 京太郎「ちょっ、近いって!」 桃子「ご、ごめんなさいっす」 京太郎「いやそんなに喜んでくれるなら良いんだけどさ」 桃子「友達と買い物なんて夢みたいっすよ」ワクワク 京太郎「そ、そうか」 京太郎「あ、じゃあアドレス交換しないか?連絡取るにも必要だし」 桃子「アドレス交換まで!?ほ、本当に良いんすか!?」 京太郎「いやアドレス交換ぐらい普通だと思うけど……」 桃子「そんなことは無いっす!」 桃子「私なんて、最近ようやくアドレスに自分と家族以外の人が増えたんすから……」 京太郎(……既にこの1ヶ月で50人近く増やしたなんて言えない) 桃子「それでいつにするっすか?私なら今日でも明日でもOKっすよ!」ズイズイッ 京太郎「ちょ、ちょっと待ってくれ。今日明日は無理だから」 桃子「そうっすか……」ショボーン 桃子「じゃ、じゃあいつならOKっすか?」 京太郎「えーっと……」 891 火曜日【放課後】咲とデート 水曜日【放課後】絹恵達とキックベース 木曜日【放課後】なし 金曜日【放課後】なし 土曜日【午後】なし 【夕方】なし 日曜日【午前】なし 【午後】なし 【夕方】なし 899 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/17(日) 23 56 18.75 ID zgHp9NXLo 木曜日 京太郎「じゃあ木曜日で良いかな?」 桃子「木曜日っすね!大丈夫っすよ!」 京太郎「それじゃあ木曜日で」 桃子「了解っす!」ビシッ 京太郎「いやそんな敬礼しなくても……」 京太郎「とりあえず飯、食おうぜ」 桃子「そ、そうっすね」 桃子「……」 桃子「……うぅ」ウズウズ 京太郎「……東横さん?」 桃子「今から楽しみ過ぎて、ドキドキが止まらないっす」 京太郎「いやそんなにそわそわされると逆にプレッシャーが……」 京太郎「それにまだ後3日後の話なんだからさ」 桃子「そ、そうっすね。心を落ち着けるっす」 桃子「……」 桃子「…………うぅ」ウズウズ 京太郎(……まるで遠足前の小学生みたいだな) 【東横桃子の好感度が上がりました】 【¥1,000消費しました】 【木曜日に遊ぶ事になりました】 【金曜日の放課後に確実にバイトをする事になります】 903 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/18(月) 00 07 57.26 ID 1QvTgGufo 【午後パート】 京太郎「あそこまで嬉しそうにされるとはなぁ」 京太郎「うーん、これは当日までに下調べしてチェックしておくか」 908 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 910 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/18(月) 00 10 48.11 ID 1QvTgGufo 社会 【学業のお守り】 授業パートを1度だけぞろ目大成功の効果 が使用できます。使う場合は使うと書いてください 915 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【精神力】+2 71~98 成功中【精神力】+3 ぞろ目44以外 成功大【精神力】+5 ぞろ目44 破魔矢発動 918 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/02/18(月) 00 17 05.38 ID 1QvTgGufo 眠ってしまい失敗 桃子「……」ニヤニヤ 京太郎(帰ってからずっと東横さん、あんな感じだし) 京太郎(よっぽど嬉しかったのかな) 京太郎「……ふぁぁぁぁぁぁっ」 京太郎「……ねむ」 京太郎「…………ぐぅ」zzz 【何も上がりませんでした】 <<前に戻る|5月へ|次に進む>>